カードローンの金利相場は年14~18%!金利の計算方法を解説

カードローン会社金利相場

欲しいものを今すぐ買いたい。トラブルで急に大金が必要になった。などの事情でお金を借りたいあなたは、金利を低くしたいと考えていませんか?

自分が契約する際の金利が高いのか安いのかを知るために、まずは金利の相場を知る必要があります。

大手カードローン会社の金利を比較した場合、消費者金融カードローン系カードローンの金利相場は18%、銀行系カードローンは15%が金利相場だと判断できます。

ほとんどの人は低い金利で借りることを重視するかもしれませんが、低金利の背景にはデメリットが存在します。逆に、高い金利で借りることのメリットもあります。

この記事では、金利相場の確認や消費者金融カードローンと銀行カードローンの比較などを行い、あなたが自分に向いているカードローン会社を選べるように、アドバイスしていきます。

↓↓【ピックアップ】低金利でおすすめの銀行カードローンを比較↓↓
三菱UFJ銀行「バンクイック」 楽天銀行スーパーローン auじぶん銀行カードローン 三井住友銀行カードローン
バンクイック 楽天銀行ローン au自分銀行カードローン 三井住友銀行カードローン
金利(年率) 1.8%~14.6% 1.9%~14.5% 1.48%~17.5%※1 年1.5%~14.5%
借入限度額 最大500万円 最大800万円 最大800万円 10~800万円
審査時間 最短即日※3 最短当日 最短即日 最短当日※3
融資スピード 最短翌営業日※3 最短翌日 最短即日 最短当日※3
Web完結
パソコン、スマートフォン、アプリから申し込み完了※お申し込みまで

Web・アプリから申し込み完了

Web・アプリから申し込み完了

Web・アプリから申し込み完了
郵送物なし × × ※2
無利息期間 なし なし なし なし
在籍確認電話 あり あり あり あり
成約率 公表なし 公表なし 公表なし 公表なし
保証人・担保 必要なし 必要なし 必要なし 必要なし
最低返済額(月々) 1,000円~ 2,000円~ 1,000円~ 2,000円~※5
土日祝日の融資 × 審査通過後、土日祝でもローン契約機でカードを受取れば融資可能
公式サイト
※1通常:1.48%~17.5% カードローンau限定割 誰でもコース:1.38%~17.4%・借り換えコース:0.98%~12.5%
※2ローン契約機でローン専用カードを受け取る場合、もしくはカードレスを選択される場合は郵送物はありません。
※3申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合あり
※4申込から契約までの手続きがWEBで完結
※5毎月のご返済は、返済時点でのお借入残高によって約定返済金額が設定されます。
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もくじ

カードローンの金利相場は年18%

カードローン会社の金利は上限金利と、下限金利が設定されています。それぞれ文字通りの意味で上限金利はもっとも高い金利、下限金利はもっとも低い金利です。

金利は多くお金を借りるほど安くなるので、10万円よりも100万円を借りた方が、下限金利に近づきます。

逆に、借りるお金が少ないほど金利は高くなるため、100万円よりも10万円を借りた方が、上限金利に近づきます。

その上限金利に注目して大手カードローン会社を見ると以下の通り、上限金利を18%に設定している会社がほとんどです。

カードローン会社 上限金利(年)
SMBCモビット 18%
アコム 18%
アイフル 18%
レイク 18%
プロミス 17.8%

大手5社ではプロミスが唯一、上限金利を他より低い17.8%に設定しています。

しかしカードローン会社全体で見た場合、上限金利は18%がほとんどのため、金利の相場は18%と考えていいでしょう。

ちなみに、消費者金融カードローン系カードローン大手のアイフル公式サイトでも、金利の相場は18%と紹介されています。

参照:消費者金融カードローンの金利相場はどれくらい?利息を抑えて賢く利用するコツ|アイフル

そのため、上限金利を19%や20%に設定しているカードローン会社は、相場よりも高い上限金利を設定していると判断できます。

金利の相場はカードローン会社を選ぶ際、1つの基準になるので覚えておきましょう。

次は、先ほど紹介した大手5社の金利を比較します。

各カードローン会社の金利比較

大手カードローン会社5社を、下限金利を含めて比較すると以下のようになります。

カードローン会社 上限金利(年)
SMBCモビット 3.0%~18.0%
アコム 3.0%~18.0%
アイフル 3.0%~18.0%
レイク 4.5%~18.0%
プロミス 4.5%~17.8%

下限金利では3%が3社、4.5%が2社なので下限金利の相場は3%~4.5%と判断してもいいでしょう。

上限金利では5社の中で一番安いプロミスでしたが、下限金利で見ると4.5%なので、3%に設定しているアコムやアイフルよりも高い設定になります。

このように比較すると、カードローン会社の金利は上限と下限で大きな差があると、分かります。

10万円を借りた人と100万円を借りる人では、適用される金利も異なります。

金利はその人が借りる金額、返済までの期間で変動するので、金利が一番低いカードローン会社は決められません。

金利が一番低いカードローン会社は決められない

なぜならカードローン会社の金利は、どんなケースでも同じにならないからです。

例えば、あなたが100万円を18%の金利で借りても、他の人は優遇金利を利用して8%で借りている可能性もあります。

優遇金利とは?
優遇金利とは本来の金利よりも、低い金利が適用されることです。一般的に各カードローン会社や銀行が おこなっているキャンペーンやサービスを利用することで、優遇金利が適用されます。

ですからカードローン会社の金利だけを比較してA社が安い、B社の方が安いと考えるのは、あまり意味のない比較かもしれません

カードローン会社の金利の比較は、相場に近いかどうかの目安として、おこなうといいでしょう。

アイキャッチカードローン33社の金利比較|低金利のおすすめカードローンを紹介

消費者金融カードローンの金利相場は18%だが法的な金利上限は年20%まで

カードローン会社の金利相場は18%と紹介しましたが、法律上は20%まで上限金利を引き上げても問題ありません

なぜなら利息制限法という法律によって、金利の上限は年20%までと定められているからです。
※利息制限法についてはこちらで解説します。

しかし、金利の上限は借りる金額によって変動します。

例えば、借りる金額が10万円未満の場合は金利上限が20%ですが、10万円以上100万円未満になると18%が金利上限です。

借入元本額 年率金利上限
10万円未満 20%
10万円以上100万円未満 18%
100万円以上 15%

「金利の上限は最も高くて20%」という認識で大丈夫ですが、借りる金額が増えるほど金利の上限が下がっていくことも覚えておきましょう。

参照:上限金利について|日本賃金業協会

カードローン会社の金利は利息制限法で決められている

前述した通り、カードローン会社などの金利は利息制限法で定められています。

利息制限法はお金を借りている側の人を保護する法律で、1954年に施行されました。

戦後日本で貨幣価値が変動していたこと、当時の金融機関の金利が国民の経済状況に適していなかった背景があり、旧利息制限法を撤廃して新たに制定されました。

関連する出資法と共に改正を繰り返し、現在では上限金利が20%までと定められています。

利息制限法 出資法
上限金利(改正前) 20% 29.2%
上限金利(改正後) 20% 20%

出資法改正後にお金を借りる、あるいは借りていた際の金利が20%を超えているなら、それは過払い金の可能性があります。

利息制限法の第一条では、定められた金利以上の支払いは無効になっているため、支払う必要はありません。

第一条 金銭を目的とする消費貸借における利息の契約は、その利息が次の各号に掲げる場合に応じ当該各号に定める利率により計算した金額を超えるときは、その超過部分について、無効とする。 利息制限法|e-GOV法令検索

ここまで読んで金利の上限は高くても20%、相場は18%と分かったでしょう。

しかしカードローンには銀行やクレジットカードキャッシングもあります。次はそれらの金利を見ていきしょう。

銀行カードローンの上限金利相場は年14%~15%

銀行カードローンの上限金利相場は、およそ年14%~15%です。

銀行系カードローン 金利(年)
楽天銀行カードローン 1.9%~14.5%
三井住友銀行カードローン 1.5%~14.5%
三菱UFJ銀行バンクイック 1.8%~14.6%

消費者金融カードローン系カードローン会社の上限金利相場は18%ですから、銀行の方が安い金利設定です。

下限金利で見ても相場はおよそ2%のため、消費者金融カードローン系カードローン会社より、約1%低い金利設定になっています。

「消費者金融カードローン系カードローンより銀行から借りた方が低金利で良い」と、思ったかもしれませんが、金利が低いのには理由があります。人によってはデメリットになるので、注意してください。

銀行系カードローンの金利が低い理由は利便性が欠けているから

銀行系カードローンの金利が低い理由は、利便性が欠けているからです。
例えば、融資を受けられるまでの期間が、消費者金融カードローン系カードローン会社とは異なります。

消費者金融カードローン系カードローン会社 銀行カードローン会社
融資スピード 最短25分~即日 最短当日~翌営業日以降
審査時間 最短15秒~30分 最短当日~翌営業日以降

銀行系カードローンは手続き面で時間がかかりますし、土日祝日は窓口が営業していない可能性が高いです。

消費者金融カードローン系カードローン会社は一般的に24時間365日、土日祝日問わず手続き可能です。そのためお金を借りたいと思ってから、その日のうちに融資を受けられるでしょう。

このような便利さが銀行系カードローン会社にはありません。お金がすぐ必要な状況でも、即日の融資は受けられないと考えていいでしょう。

銀行系カードローンは利便性のデメリットを補うために、消費者金融カードローン系カードローンより低い金利に設定しているのです。

メリット デメリット
低金利(銀行系)で借りる
  • 返済金額が比較的少ない
  • 即日融資を受けられない
  • 審査スピードが遅い
高金利(消費者金融カードローン系)で借りる
  • 即日融資を受けやすい
  • 審査スピードが早い
  • 返済金額が比較的多い

加えて銀行系カードローンは審査において年収、家族構成、他社の借入残高、延滞の有無なども厳しく見る傾向があります。

そもそも審査に通らずお金を借りられなければ、低金利でも意味がありません。

しかし、銀行系カードローンも以前は利便性を備えていました。

2018年1月から銀行系カードローンの即日融資は停止

銀行系カードローンは以前まで即日融資をおこなっており、利便性がありました。

しかしその結果、多くの個人がローンを組むようになり、返済が困難になる人が出てきます。いわゆる多重債務状態に陥った人たちです。

多重債務状態とは?
複数のカードローン会社からお金を借りている状態。借金の返済が困難になっている人。

そのような背景に加えて、反社会的勢力を排除したい警察の方針もあったため、銀行系カードローンは審査を厳しくおこなう方針に切り替えます。それが即日融資の停止に繋がったのです。

参照:「即日融資」を停止、銀行カードローン縮小へ|産経ニュース

現在は利便性が落ちてしまった銀行系カードローンですが、急いでお金を借りる必要がない人には向いています。

銀行系カードローンが向いている人 銀行系カードローンが向いていない人
融資を受けるまで時間に余裕がある人 即日融資を受けたい人
事業などで大きなお金を借りたい人 使用目的がショッピングなど、必要とするお金が少ない人
長期的な返済を予定している人 短期的な返済を予定している人
収入や職業が安定している人 他社での借入残高がある人。支払いを延滞している人

実際、銀行系カードローンを利用するシチュエーションとして、住宅ローンがあります。

住宅ローンなどは金額も大きく長期的な返済になるので、低金利の銀行からお金を借りた方が適切です。

ここまで銀行系カードローンと消費者金融カードローン系カードローンを紹介してきましたが、お金を借りる3つ目の選択肢として、クレジットカードキャッシングもあります。

クレジットカードのキャッシング上限金利相場は18%

お手持ちのクレジットカードを利用してお金を借りるサービスが、クレジットカードキャッシングです。
金利相場を見ると、消費者金融カードローン系カードローンより下限設定が高いです。

クレジットカード 金利(年)
楽天カード 18%
JCB CARD W 15%~18%
三菱UFJカード VAISOカード 14.94%~17.94%

上限金利相場は消費者金融カードローン系カードローン会社と変わらず18%になっています。

しかし下限金利相場が15%なので、総合的に見ると消費者金融カードローン系カードローンより金利が高いと判断できます。

なぜ消費者金融カードローン系カードローンより下限金利の設定が高いのか。その理由は借入できる金額の違いにあります。

クレカキャッシングは借入限度額が小さい

クレジットカードキャッシングで借りられるお金は多くても300万円で、100万円未満のクレジットカードも少なくありません。

クレジットカード 利用可能額
エポスカード 1万円~50万円
JCB CARD W 1万円~100万円
イオンカードセレクト 1,000円~300万円

以下の消費者金融カードローン系カードローンの利用額と、比較するとその差が歴然です。

消費者金融カードローン系カードローン 借入限度額
レイク 最大500万円
アイフル 最大800万円
アコム 最大800万円

金利は、借りるお金が多くなるほど下がり、借りるお金が少なくなるほど上がる仕組みでしたね。

クレジットカードキャッシングは、そもそもの借りられる金額が少ないため、消費者金融カードローン系カードローンよりも、下限金利が高い設定になっているのです。

ですから、100万円など多くの金額を借りる予定がない人には、クレジットカードキャッシングを利用するのが向いているかもしれません。

クレジットカードキャッシングが向いている人 クレジットカードキャッシングが向いていない人
借りる金額が数万円 借りる金額が数十万円以上の人
カードローン用のカードを作りたくない人 クレジットカードとキャッシングカードを分けて管理したい人
日々の買い物の中でお金を借りたい人 即日大金を借りたい人

自分はクレジットカードキャッシングが向いていると思った人は、以下の関連記事からおすすめのカードを探してみましょう。

「キャッシング おすすめ」アイキャッチおすすめのキャッシング17商品を徹底比較!カードローンやクレジットカードを紹介

クレジットカードキャッシングにも審査がありますが、そのスピードはカード会社によって異なります。

クレジットカード 審査時間
エポスカード 最短10分。2日程度
楽天カード 最短即日。1週間程度
JCB 1週間~2週間程度

クレカキャッシングは新規にカードを発行する必要がありませんが、発行時に審査をしていないとお金を借りるまでに時間を要します。

即日確実にお金を借りたいなら、やはり消費者金融カードローンカードローンが向いているでしょう。

カードローンの金利シミュレーション

同じ金額を銀行や消費者金融カードローン系カードローンから借りた場合、返済金額にどのくらい差が出るのか。
100万円を24ヶ月で返済するシミュレーションを用意したので、参考としてご覧ください。

借入金利 毎月の返済額 総返済額
15%(銀行想定) 48,486円 1,163,664円
18%(消費者金融カードローン系想定) 49,924円 1,198,176円
20%(その他想定) 50,895円 1,221,480円

※なお、今回使用した元利均等返済の計算式は複雑なため、ご自身のシミュレーションをしたい方は以下参照サイトの計算ツールで計算してみましょう。

参照:借入返済額シミュレーション|金融広報中央委員会「知るぽると」

※当記事の後半では元利均等返済と元金均等返済のシミュレーション比較もおこなっています

毎月の返済額だけで見ればその差は1,000円程度なので「どこで借りても大差ない」と、感じるかもしれません。

しかし最終的に支払う金額に注目すると、その差は数万円単位に開いています。

この結果を見て「1%でも金利が低い銀行から借りた方が良い」と、思われるかもしれませんが金利が低いだけでカードローン会社を選ぶのはおすすめしません。

なぜならこれまで説明してきたように、銀行系カードローンや消費者金融カードローン系カードローンには、それぞれ特徴があるからです。

あなたが借りる金額や返済期間、カードローン会社の利便性などを踏まえて、どこからお金を借りた方がいいのか判断しましょう。

銀行と消費者金融カードローンカードローンどっちが良いのか

金利の差で見ると銀行カードローンから借りるのが理想的です。しかし融資や審査のスピードを重視すると、消費者金融カードローンカードローンを選ぶのが適切でしょう。

お金を借りる際に金利を気にするのはもちろんですが、金利以外にも自分がカードローン会社に求めたいサービスはなんなのか。それらを総合的に考えてください。

参考として以下に銀行と消費者金融カードローンカードローンのメリット、デメリットを比較しました。

メリット デメリット
銀行系カードローン
  • 機関としての信頼性が高い
  • 金利相場が消費者金融カードローン系より低い
  • 審査、融資に時間がかかる
  • 審査が比較的厳しい
消費者金融カードローン系カードローン
  • 最短即日融資可能
  • 24時間365日営業
  • 銀行と比較すると金利相場が高い
  • 周囲の人にネガティブなイメージを持たれる可能性がある

家を購入したり、事業を始めたりで将来的に大きなお金を借りる予定がある人には、銀行系カードローンが向いています。

なぜなら急な融資ではありませんし、低い金利が理想だからです。

消費者金融カードローン系カードローンが向いている人は、病気や事故などの急なトラブルや今すぐ買いたい商品があって、すぐにでもお金が必要な人です。

このように自分がお金を借りる理由や場面を理解すれば、銀行か消費者金融カードローンのどちらで借りるべきなのか選びやすくなります。

消費者金融カードローン系カードローン会社の選び方

消費者金融カードローン系カードローン会社から借入先を選ぶ際は、金利の低さや、無利息期間の有無に注目します。

  1. 上限金利が低い会社を選ぶ
  2. 無利息期間のある会社を選ぶ
  3. 固定金利の会社を選ぶ

次の項目から一つずつ解説していきます。

上限金利が低い会社を選ぶ

金利が低いほど最終的に支払う返済額が少なくなります。

他社よりも上限金利が低いカードローン会社を選べば、適用される金利も低いので返済金額が安くなります。

例えば50万円を返済期間20ヶ月で借りた場合、上限金利18%のアコムと17.8%のプロミスでは返済する金額にわずかな差が出ます。

カードローン会社 毎月の返済額 最終的に返済する金額
アコム(上限金利18%) 29,122円 582,440円
プロミス(上限金利17.8%) 29,075円 581,489円

このように金利差は1ヶ月間で見れば、差がないように感じるかもしれません。しかし返済期間が伸びれば、最終的に支払う金利の差も開きます。

ですから上限金利の低い会社を選びたいところですが、消費者金融カードローンカードローンは上限金利を18%に設定している会社がほとんどです。

よって上限金利が17.8%と、低い設定のプロミスを選ぶといいでしょう。

どうしても上限金利の低さにこだわりたい場合は、上限金利相場が低い銀行系カードローンが選択肢になります。

そもそも数千円、数万円程度の返済金額が気にならないようであれば、上限金利にこだわる必要はありません。

ちなみに上限金利は各カードローン会社の、公式サイトで確認すると確実です。「実質年率」という表現で記載されている数字が金利に該当します。

アコムやプロミスだと以下のページから確認できます。

参照:利率はいくらですか?|アコム
お利息|プロミス

無利息期間のある会社を選ぶ

無利息期間とはその名の通り、利息が発生しない期間のことです。

つまり10万円を借りたら、借りた分の10万円を返済すれば問題ありません。

しかし実際の無利息期間が適用されるのは1ヶ月間がほとんどのため、初月分の利息が0円というイメージで考えてください。

そんな無利息期間のあるカードローン会社ですが、具体的には以下の通りです。

カードローン会社 無利息期間
アイフル 30日
アコム 30日
プロミス 30日
レイク 60日。5万円までなら180日

ご覧の通り、無利息期間を30日に設定しているカードローン会社がほとんどです。

しかしレイクは60日間と長期間の設定で、5万円までなら180日間の無利息期間が適用可能です。

借りたい金額が5万円以下の方や、少しでも長い無利息期間を体験したい方は、レイクを選んでみましょう。

他社より長い無利息期間のおかげで、返済する金額が安くなるかもしれません。

実際に5万円を無利息期間30日と180日で借りたシミュレーションの結果、最終的な返済額に3千円以上の差が出ました。

無利息期間 総返済回数 総返済金額
30日 14回 54,794円
180日 13回 51,537円

※金利18%で計算
※使用したシミュレーションはこちら「ご返済シミュレーション|レイク

無利息期間は初めての利用者に限定しているケースが多いので、まだレイクを利用していない方は、ぜひ無利息期間を体験してみましょう。

すでにレイクを利用した方は、まだ無利息期間を利用していないカードローン会社を選ぶといいですね。

固定金利の会社を選ぶ

後述しますが金利には固定金利と、変動金利があります。変動金利は、日本や世界の経済状況によって金利が上下する仕組みです。

対して固定金利は、借りたお金を返し終わるまで金利が変わりません。

そのため、固定金利を採用しているカードローン会社を選ぶと、毎月の返済額が安定するメリットがあります。

変動金利のメリットは、金利が下がる可能性がある点です。

しかし経済状況を予測できない人にとって、変動金利はギャンブルに近いので固定金利を選ぶのが無難です。

向いている人 向いていない人
固定金利 毎月の支払いを一定にしたい人 将来的に金利が下がると考えている人
変動金利 経済状況から金利の上下を見通せる人 経済や世界情勢に精通していない人

消費者金融カードローンカードローンでも、銀行カードローンでも、お金を借りる契約の際に固定金利を選びましょう。

もしも変動金利しかないカードローン会社があった場合は、避けた方が良いかもしれません。

毎月の返済額が一定になると、別の借入計画を立てやすくなる点も固定金利を選ぶメリットです。

金利には固定金利と変動金利がある

固定金利と変動金利のメリット、デメリットを比較してみましょう。

メリット デメリット
固定金利 金利が上がらず一定のまま 金利が下がる可能性がない
変動金利 金利が下がる可能性がある 金利が上がる可能性がある

住宅ローンなど、返済期間が長期的な場合は変動金利を選ぶ人が7割を超えています。

参照:住宅ローン利用者の実態調査結果(2022 年4月調査)|住宅金融支援機構

住宅ローンにおいて変動金利が人気の背景には、金利を上げにくい日本の経済状況があります。

一般的に景気が良いと政府は金利を上げやすいのですが、日本は不景気です。

不景気のまま金利を上げると、返済できなくなる人が出てくるリスクがあるため、金利を上げられない状況が続いています。

好景気になれば金利は上がりやすいですが、しばらくは金利が上昇しないと考えている人が多いようです。

加えて、銀行などの金融機関は顧客獲得のために金利を下げる競争をしています。

金利を上げにくい経済状況と、金利を下げやすい金融業界の事情から、変動金利が人気の傾向にあります。

金利が低めのカードローン会社

金利が低めの大手カードローン会社を紹介します。

消費者金融カードローン系では5社。銀行系では4社の合計9社です。ご自身にあった会社を選んでみましょう。

消費者金融カードローン系の低金利おすすめカードローン会社

消費者金融カードローン系の中でおすすめの低金利カードローン会社は、以下の5社です。

  1. SMBCモビット
  2. アコム
  3. アイフル
  4. レイク
  5. プロミス

上記の会社はすべて金利上限が20%以下であり、相場の17%~18%の範囲内です。

Tポイントで返済できるSMBCモビット

SMBCモビットは無利息期間が設定されていません。

SMBCモビットの特徴
SMBCモビットは信頼度の高い三井住友カードが提供するカードローンブランドで、三井住友銀行ATMからの利用であれば手数料無料で取引できるメリットがあります。また成約率や借入スピードもトップレベル!
当サイトのSMBCモビット評価
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SMBCモビット詳細情報
金利(実質年率) 3.0%~18.0%
借入限度額 最大800万円
審査時間 10秒簡易審査
融資スピード 最短30分※1
無利息期間 なし
成約率(審査通過率) 非公表
最低返済額(月々) 4,000円~
担保・保証人 不要
収入証明書 原則必要
在籍確認の電話連絡 Web完結なら 電話連絡なし
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アコムはテレビCMなどでご存じの方もいるでしょう。

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アコム詳細情報
金利(実質年率) 3.0%~18.0%
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無利息期間 30日(初めての方なら)
成約率(審査通過率) 42.6%
「マンスリーレポート(新規貸付率)」(アコム)
最低返済額(月々) ・契約極度額30万円以下の場合、借入金額の4.2%以上
・契約極度額30万円超の場合、借入金額の3.0%以上
・もしくは月々1000円~
担保・保証人 不要
収入証明書 原則不要※1
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アコムは全国のコンビニや、銀行の提携ATMでお金を借りることが可能です。

また、24時間365日対応可能なので利便性の高いカードローン会社でもあります。

30日間の無利息期間も用意されていますから、カードローンが初めての方はアコムが利用しやすいかもしれません。

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アイフルもアコム同様、はじめての方に無利息期間が適用されます。

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無利息期間 初めての方なら30日
成約率(審査通過率) 32.00%
最低返済額(月々) 4,000円~
担保・保証人 不要
収入証明書 原則不要※1
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郵送物なし
土日祝日の融資
特記事項 ※1「利用限度額が50万円以下」かつ「利用限度額と他社借入の総額が100万円以下」の場合、原則として収入証明書は不要です。
「アイフル 審査基準」アイキャッチアイフルの審査基準3つを解説!落ちる原因は?ブラックでも通る? アイキャッチアイフルはやばい?借りたらどうなる?口コミ・評判をもとに解説

アイフルは融資スピードが25分と、カードローン会社のなかでも迅速な対応が可能です。

また、スマホアプリを利用すると、セブン銀行やローソン銀行ATMで取引が可能になります。

利便性に加えて、いち早くお金が必要な方にはアイフルが向いています。

無利息期間が長いレイク

レイクの特徴
レイクはSBI新生銀行グループの新生フィナンシャルが扱う消費者金融系カードローンで、審査時間が最短15秒と業界随一の早さが特徴。また無利息期間も他社の中では最長と借入のしやすさが魅力です。
当サイトのレイク評価
融資スピード
(5.0)
審査通過率
(4.0)
金利の低さ
(1.0)
バレにくさ
(5.0)
当サイトの評価基準はコチラ
おすすめポイント
  • 最短15秒で審査可能!
  • 無利息期間が最大180日間と長い
  • Web完結・郵送物なしで借りれる
レイク詳細情報
金利(実質年率) 4.5%~18.0%
借入限度額 最大500万円
審査時間 最短15秒
融資スピード Web申し込みなら最短25分(21時までに契約手続き完了で)
無利息期間 60日間(5万円までなら180日間)
成約率(審査通過率) 40.9%
最低返済額(月々) 4,000円~
担保・保証人 不要
収入証明書 原則必要
在籍確認の電話連絡 初回利用の申し込み時のみ
WEBで完結
郵送物なし
土日祝日の融資
特記事項
レイク 評判レイクの評判は良い?悪い?WEB上の口コミを紹介 レイクは無利息期間が他社よりも長く適用されます。

レイクでは初めての利用者かつ、web申し込みをおこなった方に限り、無利息期間が60日も適用されます。

借りる金額が5万円までなら、180日間の無利息期間を利用できます。

そのため、5万円以下の金額を借りたい人には、他社よりもレイクがお得な選択です。

上限金利17.8%のプロミス

プロミスの特徴
プロミスは審査・融資スピードが早いのが特徴!成約率も他4社(アイフル、アコム、SMBCモビット、レイク)と比べてもっとも高いです。
当サイトのプロミス評価
融資スピード
(5.0)
審査通過率
(5.0)
金利の低さ
(2.0)
バレにくさ
(4.0)
当サイトの評価基準はコチラ
おすすめポイント
  • 成約率No.1
  • 最短3分(※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。)で借入可能!
  • 土日祝日の融資が可能
  • Web完結・郵送物なしで借りれる
  • 担保・保証人不要
プロミス詳細情報
金利(実質年率) 4.5%~17.8%
借入限度額 最大500万円
審査時間 -
融資スピード -
無利息期間 30日
成約率(審査通過率) 43.60%
最低返済額(月々) 1,000円~
担保・保証人 不要
収入証明書 原則不要※1
在籍確認の電話連絡 ※原則として電話による在籍確認なし
WEBで完結
郵送物なし
土日祝日の融資
特記事項 ※事前審査結果ご確認後、本審査が必要となります。 ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 ※新規契約のご融資上限は、本審査により決定となります。 ※お申込時の年齢が18歳および19歳の場合は、収入証明書類のご提出が必須となります。 ※高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)はお申込いただけません。 ※収入が年金のみの方はお申込いただけません。 ※原則電話の在籍確認なし
プロミス 評判プロミスの良い評判と悪い評判!口コミから考えるプロミスが向いている人とは? アイキャッチ非公開: プロミスの審査に通るのは厳しい?審査基準・時間と落ちる人の特徴を解説! プロミスは上限金利が他社より0.2%ほど低いのが特徴です。

多くのカードローン会社の金利上限が18%なので、上限金利の低い消費者金融カードローン系カードローン会社を選びたいならプロミスが向いています。

はじめての方には無利息期間もあり、Vポイントプレゼントなどのキャンペーンも実施しています。

他社の無利息期間などを利用した後は、上限金利の低いプロミスを選んではいかがでしょうか。

銀行系の低金利おすすめカードローン会社

銀行系カードローン会社では以下の4社を紹介します。

  1. 楽天銀行スーパーローン
  2. 三井住友銀行カードローン
  3. 三菱UFJ銀行バンクイック
  4. PayPay銀行カードローン

銀行系カードローンは審査や融資スピードにやや時間が必要ですが、金利が消費者金融カードローン系よりも安いのが特徴です。

楽天会員は審査優遇の楽天銀行スーパーローン

すでに楽天銀行を持っている楽天会員には、楽天銀行スーパースーパーローンが利用しやすいです。

楽天銀行スーパーローン
金利(年) 審査時間 無利息期間 在籍確認 Web完結 郵便物
1.9%~14.5% 最短当日 -
借入限度額 融資スピード 最低返済額(月々) 担保・保証人 成約率 土日祝日の融資
最大800万円 最短翌日 2,000円~ 不要 -
横スクロールできます→

楽天会員なら審査で優遇される可能性がありますし、入会で楽天ポイントをゲットできるなどキャンペーンもおこなっています。

最高金利を見ても14.5%と低いため、今の借り入れ先からの変更も考えてもいいでしょう。

楽天会員はわざわざ口座を作る必要ありませんから、他社で手続きするのが面倒な方は早速申請してみましょう。

住宅ローンを組むなら三井住友銀行カードローン

三井住友銀行カードローンは金利が低いのが特徴です。

三井住友銀行カードローン
金利(年) 審査時間 無利息期間 在籍確認 Web完結 郵便物なし
年1.5%~14.5% ※最短当日 - - ※◯
借入限度額 融資スピード 最低返済額(月々) 担保・保証人 成約率 土日祝日の融資
10~800万円 ※最短当日 2,000円~ 不要 - 審査通過後、土日祝でもローン契約機でカードを受取れば融資可能
※ローン契約機でカードを受け取れば郵送物なし
※ローン契約機でローン専用カードを受け取る場合、もしくはカードレスを選択される場合は郵送物はありません。
※申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合がございます。
※毎月のご返済は、返済時点でのお借入残高によって約定返済金額が設定されます。
※申込から契約までの手続きがWEBで完結。
横スクロールできます→

もしも三井住友銀行で住宅ローンを組んでいるなら、優遇金利が適用される場合があります。優遇金利は1.5~8%(年)と非常に安い金利です。

また、すでに三井住友銀行の口座を持っている方は24時間WEB完結で、キャッシュカードでのお借入れも可能です。

住宅ローンを組む予定がある方は、三井住友銀行カードローンを利用するとお得です。

月々1,000円からの返済が可能な三菱UFJ銀行バンクイック

月々の最低返済額が1,000円まで抑えられるのが三菱UFJ銀行バンクイックです。

三菱UFJ銀行バンクイック
金利(年) 審査時間 無利息期間 在籍確認 Web完結 郵便物なし
1.8%~14.6% 最短即日 - -
※お申込みまで
借入限度額 融資スピード 最低返済額(月々) 担保・保証人 成約率 土日祝日の融資
最大500万円 最短翌営業日 1,000円~ 不要 -
横スクロールできます→

三菱UFJ銀行の口座がない方でも申し込みが可能で、金利や利用限度額もそのままお借入れができます。

月々の返済額を少しでも下げたい方に、三菱UFJ銀行バンクイックがぴったりです。

1,000万円を借りたい方はPayPay銀行カードローン

大きな金額を借りたい方には、PayPay銀行カードローンが向いています。

PayPay銀行 カードローン

画像引用:PayPay銀行

金利(年) 審査時間 無利息期間 在籍確認 Web完結 郵便物なし
1.59%~18.0% ※最短翌営業日 30日間
借入限度額 融資スピード 最低返済額(月々) 担保・保証人 成約率 土日祝日の融資
最大1,000万円 ※最短翌営業日 1,000円~ 不要
横スクロールできます→

金利は借りる金額が高くなるほど、下がっていくのが一般的です。

たとえばPayPay銀行カードローンの場合、100万円未満の借入は金利18%ですが、500万円以上600万円未満になると金利は5.5%まで下がります。

PayPay銀行カードローンは最低金利の低さと、借入限度額の高さが魅力なので、1,000万円など高額な借入を考えている方に向いています。

今より金利を安くしてもらう方法

いま支払っているあなたの金利を、安くできる可能性がある方法を3つ紹介します。

優遇金利を利用する

優遇金利とは、他のローンを組んだりサービスを契約したりすることで適用される金利です。

具体的には以下のような例があります。

カードローン会社 通常金利 優遇金利 適用条件
dスマホローン 3.9%~17.9% 0.9%~17.9% ドコモ回線、dカード、スマー簿などの契約
三井住友銀行カードローン 1.5%~14.5% 1.5%~8% 住宅ローンを組んでいる

今あなたが利用しているカードローン会社にも、このような優遇金利のサービスがあるかもしれません。

利便性や上限金利とは別に、各カードローン会社が提供している他のサービスで借入先を選んでもいいでしょう。

借入先を一社にまとめる

借入先が複数ある場合、一社にまとめることで、金利を下げられる可能性があります。

なぜなら、金利の上限は借りている金額によって変動するからです。

たとえば、100万円を借りている場合でも以下のように一社にまとめると、金利上限を18%から15%に下げられる可能性があります。

借入金 借入先 金利上限(年)
50万円 2社 18%
100万円 1社 15%

複数のカードローン会社から借りるより管理も簡単になるので、一社にまとめるように考えてみましょう。

優良顧客になって金利の見直しを提案する

カードローン会社への返済期限をきちんと守ってきたなら、優良顧客と認識されている可能性があります。

そのような方はカードローン会社へ金利を下げてもらえないか、問い合わせてみましょう。

また、お金を借りたタイミングより収入が上がっている場合は再審査を受けて、金利を下げてもらう方法もあります。

優良顧客になるのを見越して、ずっと同じカードローン会社から借入をおこなうのもいいでしょう。

金利の計算方法

金利の計算方法は以下の通りです。

支払った利息金額÷借りた金額×100(百分率)=金利

参照:金利とは?利息の計算方法や注意点についてわかりやすく解説!|レイク

金利を求めるにはまず、利息を計算します。総返済した金額から、借りた金額を引いた数字が利息です。

その利息が全体のいくらに該当するかを表す割合が、金利に該当します。

例えば10万円を借りた場合、支払った総返済額が11万8千円なら、金利は18%です。

借りた金額 総返済額 利息 金利
10万円 11万8千円 1万8千円 18%

先ほどの計算式に当てはめると次の計算式になります。

18,000(支払った利息金額)÷100,000(借りた金額)×100=18%

金利と利息は同じようなものですが割合を表すのが金利、利息は実際の金額です。

これを踏まえて、カードローン会社の金利計算方法を見ていきます。

消費者金融カードローン系カードローンの利息計算方法

カードローンの利息計算方法には、以下のような計算式があります。

借入残高×実質年率(金利)÷365日×返済期日までの利用日数

※うるう年の場合は366日の日割り計算

参照:金利・手数料|SMBCモビット

例えば実質年率(金利)18%のカードローン会社から10万円を30日間の利用で借りた場合、以下の式で金利(利息)を計算できます。

10万×18÷365×30=1,479

よって支払う金利は1,479円です。

毎月の返済金額には算出した金利に加えて、借りた元のお金、元金もプラスされます。

また、返済の支払回数によって元金の減り方も変わるので、その都度算出される利息も変わります。

クレカキャッシングの金利計算方法

クレジットカードキャッシングの金利計算方法は、以下の式です。

借入残高×実質年率÷365日×返済期日までの利用日数

※うるう年の場合は366日の日割り計算

先ほど紹介したカードローン会社の金利計算方法と同じです。

紹介した計算式を実際に使用して、金利が何円になるか確かめてみましょう。

元利均等返済と元金均等返済の解説

借りたお金を返していく方法として元利均等返済(がんりきんとうへんさい)と、元金均等返済(がんきんきんとうへんさい)の2つがあります。

それぞれの特徴は利息と元金です。

メリット デメリット
元利均等返済
  • 返済額が一定になる
  • 元金均等返済よりも当初の返済額を安くできる
  • 借入残高の減りが遅い
  • 借入期間が元金均等返済と同じ場合は、総返済額が利息分増える
元金均等返済
  • 元金を支払うにつれて利息分の返済額が減る
  • 元金の支払いが早いため、同じ借入期間の場合は元利均等返済より総返済額が安くなる
  • 当初は元金の返済額が多いので支払いが高い
  • 当初に返済する金額が高いため、借入時に安定的な収入を求められる

元利均等返済は返済する金額と、その元金にかかる利息の合計が、返済期間内で均等になる返済方法です。

つまり毎月の返済額が一定になるので、管理しやすい返済方法でしょう。

それぞれのカードローン会社がどっちの返済方式を採用しているのか、貸付条件に注目して確認しましょう。

たとえばアコムなら、公式サイトで返済方式の部分に返済方法が記載されています。

参照:貸し付け条件|アコム

10万円を元利均等返済するシミュレーション

10万円を6ヶ月で元利均等返済する場合、返済額の内訳は以下のように推移します。

月数 返済額 元金分 利息分 元金残高
1ヶ月目 17,552円 16,052円 1,500円 83,948円
2ヶ月目 17,552円 16,293円 1,259円 67,655円
3ヶ月目 17,552円 16,538円 1,014円 51,117円
4ヶ月目 17,552円 16,786円 766円 34,331円
5ヶ月目 17,552円 16,052円 514円 17,293円
6ヶ月目 17,552円 16,052円 259円 0円

ご覧の通り、毎月の返済額が均等になるメリットがある一方、返済額に合わせた利息分が算出されて支払う利息が増えるデメリットがあります。

このケースでは総返済額が105,312円ですが、5,312円が利息に該当します。後述する元金均等返済の利息分は5,240円ですから70円ほど利息は少ないです。

毎月の支払いを均等にできれば、返済までの見通しを立てやすいので、長期的な返済を考えている人には向いている返済方法かもしれません。

次に元金均等返済のシミュレーションを見てみましょう。

10万円を元金均等返済で返済するシミュレーション

当初の支払いは大変ですが、後から支払いが楽になる返済方法が元金均等返済です。

月数 返済額 元金分 利息分 元金残高
1ヶ月目 18,165円 16,666円 1,499円 83,334円
2ヶ月目 17,915円 16,666円 1,249円 66,668円
3ヶ月目 17,665円 16,666円 999円 50,002円
4ヶ月目 17,415円 16,666円 749円 33,336円
5ヶ月目 17,165円 16,660円 499円 16,670円
6ヶ月目 16,919円 16,670円 249円 0円

支払い期間に合わせて元金を均等に減らしていく支払い方法のため、利息分の負担は徐々に軽くなっていきます。

とはいえ、最初のうちは返済金額が高額になりがちで、毎月の支払額もバラバラのため、管理しにくい支払い方法と言えるでしょう。

返済資金に余裕があって、支払う利息を1円でも減らしたい方には向いている返済方法かもしれません。

まとめ

金利の上限は利息制限法によって20%までと決められています。その中で消費者金融カードローン系カードローンの金利相場は18%、銀行系カードローンの金利相場は15%という数字でした。

相場よりも金利を下げたい方は無利息期間や、優遇金利などを利用する方法もありますが、カードローン会社を選ぶ際は利便性も重要です。

また、自分が何円必要にしているのか、いつまでに借りる必要があるのか。それぞれのシチュエーションによって、適したカードローン会社が異なります。

たとえば、今すぐ50万円が必要ならアコムなどの消費者金融カードローン系カードローン会社。事業などの計画を立てた上で、将来的にお金を借りるなら銀行系カードローン。

買い物で数万円必要になったなら、お手持ちのクレジットカードでキャッシングを利用してもいいでしょう。

この記事で紹介したカードローン会社を参考に、あなたの借入場面に合わせて借入先を選んでください。

↓↓【ピックアップ】低金利でおすすめの銀行カードローンを比較↓↓
三菱UFJ銀行「バンクイック」 楽天銀行スーパーローン auじぶん銀行カードローン 三井住友銀行カードローン
バンクイック 楽天銀行ローン au自分銀行カードローン 三井住友銀行カードローン
金利(年率) 1.8%~14.6% 1.9%~14.5% 1.48%~17.5%※1 年1.5%~14.5%
借入限度額 最大500万円 最大800万円 最大800万円 10~800万円
審査時間 最短即日※3 最短当日 最短即日 最短当日※3
融資スピード 最短翌営業日※3 最短翌日 最短即日 最短当日※3
Web完結
パソコン、スマートフォン、アプリから申し込み完了※お申し込みまで

Web・アプリから申し込み完了

Web・アプリから申し込み完了

Web・アプリから申し込み完了
郵送物なし × × ※2
無利息期間 なし なし なし なし
在籍確認電話 あり あり あり あり
成約率 公表なし 公表なし 公表なし 公表なし
保証人・担保 必要なし 必要なし 必要なし 必要なし
最低返済額(月々) 1,000円~ 2,000円~ 1,000円~ 2,000円~※5
土日祝日の融資 × 審査通過後、土日祝でもローン契約機でカードを受取れば融資可能
公式サイト
※1通常:1.48%~17.5% カードローンau限定割 誰でもコース:1.38%~17.4%・借り換えコース:0.98%~12.5%
※2ローン契約機でローン専用カードを受け取る場合、もしくはカードレスを選択される場合は郵送物はありません。
※3申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合あり
※4申込から契約までの手続きがWEBで完結
※5毎月のご返済は、返済時点でのお借入残高によって約定返済金額が設定されます。
横スクロールできます→

カードローンの金利でよくある質問

Q. カードローン会社の金利相場は何%?
A.

カードローン会社の金利相場は18%といわれています。大手カードローン会社アコム、アイフル、レイク、SMBCモビットの上限金利は18%、プロミスは17.8%に設定されているため、カードローン会社の金利相場は18%と判断して良いでしょう。
詳細はこちらをご覧ください。

Q. カードローン会社の金利はどのくらい?
A.

カードローン会社の金利は消費者金融系で3%~18%。銀行カードローン会社で1.5%~14.6%。クレジットカードキャッシングで15%~18%にそれぞれ設定されています。銀行系カードローンは低金利ですが、利便性に欠けているデメリットがあります。一方、消費者金融系やクレカキャッシングは利便性が高いため、高金利に設定されているなどの理由があります。

Q. 100万円の利息はいくら?
A.

100万円を金利15%、返済期間3年で借りた場合の利息は約25万円です。利息は金利や返済期間、返済方法で変動します。具体的な計算式を知りたい方はこちらをご覧ください

Q. おすすめのカードローン会社は?
A.

借りる金額、返済期間が人それぞれのため、万人向けのカードローン会社はありません。自分のシチュエーションに合わせて、カードローン会社を選びましょう。金利が低めのカードローン会社はこちらで紹介しています。

Q. 銀行と消費者金融、どっちでお金を借りるべき?
A.

住宅ローンなど、大金で長期的な返済を考えているなら銀行が適切です。即日の融資など利便性を求めているなら、消費者金融がいいでしょう。