住信SBIネット銀行カードローンの審査基準とは?審査にかかる時間も解説

SBI カードローン 審査基準

「住信SBIネット銀行カードローンでお金を借りたいけれど、どのような基準で審査を実施しているの?
「住信SBIネット銀行カードローンでお金を借りる場合、審査にどのくらい時間がかかる?

住信SBIネット銀行カードローンでお金を借りたいけれど、審査に通過できるか心配」と感じる人は、審査基準が気になるのではないでしょうか。

結論からいうと、住信SBIネット銀行カードローンでは審査基準を公表していませんが、申込者の年収・勤務形態などから返済能力の有無を図っていると考えられます。

そのため、定期的な安定収入がない人・借入希望額や他社借入が多い人などは住信SBIネット銀行カードローンの審査に落とされてしまう傾向が高いため注意しましょう。

この記事では、住信SBIネット銀行カードローンの審査で確認される点や審査が実施される流れなどを解説していきます。

住信SBIネット銀行カードローンの審査を受けた人の口コミ・評判や審査に通過するためのアドバイスも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること

  1. 住信SBIネット銀行カードローンでは審査基準を公表していない
  2. 申込者の年収・勤務形態などから返済能力の有無を確認していると考えられる
  3. 住信SBIネット銀行カードローンの審査は甘くなく、消費者金融カードローンカードローンに比べると厳しい傾向
住信SBIネット銀行カードローン
金利(年) 審査時間 無利息期間 在籍確認 Web完結 郵便物なし
1.59%~14.79% 最短数日 - -
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もくじ

住信SBIネット銀行カードローンの審査基準は非公表

結論からいうと、住信SBIネット銀行カードローンでは審査基準を公表していません。

その根拠として、公式サイトのよくある質問に以下のような記述があります。

Q:カードローンの審査を通過しなかった場合、理由は教えてもらえますか?
A:審査結果の詳細についてはお答えできません。

しかしながら、どのカードローンも申込み時に入力する項目が似通っているように、どのカードローンでも審査で確認される点は基本的に大差ありません。

そのため、カードローンの審査で一般的に確認される点を把握しておけば「どのような点に注意すればよいのか?」がわかるので、審査に通過できる可能性を高められます。

参照:「カードローンの審査を通過しなかった場合、理由は教えてもらえますか?」(住信SBIネット銀行)

住信SBIネット銀行カードローンの審査で確認される点

住信SBIネット銀行カードローンの審査に通過したい人にとっては「審査ではどのような点が確認されるのか?」という部分が気になることだと思います。

住信SBIネット銀行カードローンの審査では、以下の点を確認される傾向にあります。

  • 申込み条件を満たしているか?
  • 返済に充てる安定収入があるか?
  • 職場への在籍確認をおこなえるか?
  • 申込者の信用情報に問題がないか?

あらかじめ審査で確認される点を把握した上で対策を施しておけば、住信SBIネット銀行カードローンの審査に通過できる可能性を高められるでしょう。

「どのような点が確認されるのか?」を具体的にみていきましょう。

申込み条件を満たしているか?

まず確実に確認されるのは「申込条件を満たしているか?」という点です。

住信SBIネット銀行カードローンに申し込む場合、以下の条件をすべて満たしている必要があります。

  • 申込時年齢が満20歳以上満65歳以下であること
  • 安定継続した収入のあること
  • 外国籍の場合、永住者であること
  • 保証会社の保証を受けられること
  • 当社の普通預金口座を保有していること

基本的には他社カードローンと似たような申込み条件なので、審査で確認される点も近しいと思われます。

ただし、住信SBIネット銀行の普通預金口座を用意する必要があるため、事前に口座開設をしておくか、カードローンと同時に申し込むようにしましょう。

銀行カードローンの場合、銀行で優良な取引を積み重ねておけば、カードローンの審査で有利に働く可能性もあるため、早い段階で口座を開設しておくことをおすすめします。

参照:「商品概要説明書:カードローン」(住信SBIネット銀行)

返済に充てる安定収入があるか?

カードローン審査では「毎月の借金返済に充てる安定収入があるか?」という点が重要視されます。

カードローンを利用する場合、月1回のペースで返済を繰り返していくため、定期的な安定収入がないと、返済が滞るリスクが高いと判断されて審査に落とされてしまいます。

例えば、不定期に収入が入ってくる人や毎月の収入にバラつきがある人は、借金を滞納してしまうリスクが高いと扱われるため、審査に通過しにくい傾向にあります。

具体例を出すと、不定期に100万円の報酬が得られるフリーランスと毎月30万円の給料が得られる正社員の場合、収入が安定している正社員のほうが審査に通りやすいです。

もちろん、収入が少なければ借入限度額が少なくなりますが、審査に通過するだけであれば、定期的に安定収入を得ているほうが融資を受けやすいので覚えておきましょう。

職場への在籍確認をおこなえるか?

「申告した勤務先への在籍確認がおこなえるか?」という点も審査で確認されます。

なぜなら、住信SBIネット銀行からすると、申込み時に申告された情報の真偽がわからないため、申告した勤務先で申込者が本当に働いている事実を確認する必要があるのです。

在籍確認をおこなうことで、申込者が働いている会社の規模・勤務形態・勤続年数なども把握できるため「どの程度の返済能力があるのか?」を図る判断材料にもなります。

勤務形態は毎月の収入が安定している正社員のほうが有利で、収入が変動的なパート・アルバイトは審査において不利になる傾向にあります。

また、他社カードローンと異なり住信SBIネット銀行カードローンの場合は、安定収入がない学生・専業主婦・年金生活者・無職の人は申込みできないため注意しましょう。

申込者の信用情報に問題がないか?

「申込者の信用情報に事故情報がないか?」といった点も審査で確認されます。

信用情報とは、カードローンやクレジットカードをはじめとする金融商品を利用した際の返済状況や利用履歴といった取引情報が記録されているデータのことです。

以下のような金融事故を起こした経験があると、信用情報に問題があると判断されてしまい、住信SBIネット銀行カードローンの審査に通過できる可能性は極めて低いです。

  • 借金を61日以上または3ヶ月以上滞納した
  • 利用者の借金を保証会社が代位弁済した
  • 債務整理をおこなうことで借金を減額した

信用情報に問題があるということは、返済期日までに借金を返済できなかったことの証明になるため、返済能力に問題があると判断されて、審査に落とされてしまうのです。

一方で、過去にカードローン・クレジットカードなどで延滞を起こさずに問題なく利用していたデータが信用情報に残っていれば、逆に審査で有利になるケースもあります。

「自分の信用情報がどうなっているか?」を知りたい場合、以下の信用情報機関に開示請求をおこなうことで閲覧できるので、自分の信用情報を確認してみるとよいでしょう。

信用情報機関 取扱う情報
株式会社シー・アイ・シー(CIC) クレジットカード・携帯料金などの情報
日本信用情報機構(JICC) 消費者金融カードローンカードローンなどの情報
全国銀行個人信用情報センター(KSC) 銀行ローンなどの情報

住信SBIネット銀行カードローンの審査は甘くない

住信SBIネット銀行カードローンでお金を借りたい人にとっては「審査難易度は厳しいのか?甘いのか?」という点も気になることでしょう。

結論からいうと、以下のような理由から、住信SBIネット銀行カードローンの審査は甘くないとされています。

  • 金利が低いほど審査が厳しくなる
  • 2つの保証会社で二重に審査が実施される

金利の低いカードローンほど貸し倒れのリスクが高いので審査が厳しい傾向にある上、住信SBIネット銀行カードローンでは2つの保証会社が二重に審査を実施しているからです。

この項目では、住信SBIネット銀行カードローンの審査が甘くない理由を解説します。

参照:「銀行カードローンに関する全銀協の取組みについて」(一般社団法人全国銀行協会)

参照:「銀行による消費者向け貸付けに係る申し合わせ」(一般社団法人全国銀行協会)

金利が低いほど審査が厳しくなる

1つ目の理由は、金利の低いカードローンほど審査が厳しくなるからです。

住信SBIネット銀行カードローンの金利は年1.59%〜14.79%に設定されており、一般的な消費者金融カードローンカードローンよりも全体的に金利が低い傾向にあります。

カードローン名 金利(実質年率)
住信SBIネット銀行カードローン 年1.59%〜14.79%
アコム 年3.0%~18.0%
プロミス 年4.5%~17.8%
アイフル 年3.0%~18.0%
SMBCモビット 年3.0%~18.0%
レイク 年4.5%~18.0%

低金利で融資するカードローンほど、貸したお金を回収できない場合の損失が大きくなるため、金利の高いカードローンに比べて審査が厳しい傾向にあります。

そのため、金利の低い住信SBIネット銀行カードローンは金利の高い消費者金融カードローンカードローンよりも厳しい条件で審査を実施していると考えられます。

2つの保証会社で二重に審査が実施される

2つ目の理由は、2つの保証会社で二重に審査が実施されるからです。

住信SBIネット銀行カードローンでは、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社・住信SBIネット銀カード株式会社という2つの保証会社が二重に審査を実施しています。

一般的な消費者金融カードローンカードローンは自社で審査をおこなうだけなので、1つ目の審査さえ通過してしまえば、そのまま問題なく融資が受けられます。

しかし、住信SBIネット銀行カードローンは二重に審査を実施しているため、1つ目の審査だけでなく、2つ目の審査も通過しなければ融資が受けられません。

例えば、それぞれの保証会社の審査通過率を50%だと仮定した場合でも、単純計算で考えて1/2×1/2=1/4となるように、保証会社が2つあると審査難易度は2倍になります。

このような理由から、二重に審査が実施される住信SBIネット銀行カードローンは一般的な消費者金融カードローンカードローンに比べて審査が厳しいと考えられます。

住信SBIネット銀行カードローンの審査を受けた人の口コミ・評判

住信SBIネット銀行カードローンでお金を借りたい場合は「どんな人が審査に通過しているのか?」がわかる口コミ・体験談を知りたい人も多いでしょう。

住信SBIネット銀行カードローンは審査基準を公表していないため「どうすれば審査に通過できるか?」という明確な方法は確立されていません。

しかしながら、口コミ・体験談から住信SBIネット銀行カードローンの審査に通過した人の傾向を把握することで、審査通過率を上げられる可能性があります。

この項目では、住信SBIネット銀行カードローンの審査に通った人・審査に落ちた人の口コミをそれぞれ確認しながら、審査に通過している人の傾向を探っていきましょう。

参照:「住信SBIネット銀行の口コミ評判」(お金借りる?)

住信SBIネット銀行カードローンの審査に通った人の口コミ

住信SBIネット銀行カードローンの審査に通った人の口コミは、以下のとおりです。

本当は自営業ですが収入が不安定なため申告せず、1年半ほど続けている副業のアルバイトで申し込みましたが、申込みから3日で審査に通過できました。
以前から口座を開設しており、給与振り込みやクレジットカードの引落しに使用していたおかげかスムーズに審査を通過できました。
少なめに借入希望額を設定したおかげか、アルバイトでも審査に通過できました。

定職に就いており安定収入があれば、十分な返済能力があると判断されて、アルバイトのような非正規雇用でも審査に通過できるケースもあるようです。

以前から住信SBIネット銀行を利用しており、問題なく利用実績を積み重ねていれば、優良顧客と判断されて審査に通過しやすい傾向にあるようです。

また、借入希望額を少なめに設定することで、収入が少ない人でも問題なく返済できると判断された結果、審査に通過できたというケースも見られました。

住信SBIネット銀行カードローンの審査に落ちた人の口コミ

住信SBIネット銀行カードローンの審査に落ちた人の口コミは、以下のとおりです。

クレジットカードを結構使い込んでいるせいか、やはり審査に通過できませんでした。
過去にカードローンの返済を滞納してしまったせいだと思うのですが、審査に落とされてしまいました。
最近ようやく仕事を見つけたばかりで勤続年数が短いせいか、融資が認められませんでした。

他のカードローンやクレジットカードを利用している場合、借金返済が追いつかなくなるリスクが高いと判断されてしまい、審査に落とされてしまう可能性が高いようです。

過去に借金滞納などの金融事故を起こした経験があると、5~10年間は事故情報が残るため、再び金融事故を起こすリスクがあるとして審査に落とされてしまいやすいです。

定職に就いていても勤続年数が短いと、現在の仕事を辞める可能性が高いと判断されてしまうため、安定収入が続かないリスクが高いとして、審査に通りにくい傾向にあります。

住信SBIネット銀行カードローンの審査が実施される流れ

住信SBIネット銀行カードローンに申し込みたいけれど「具体的にどのような流れで審査が実施されているのか?」がわからない人も多いのではないでしょうか。

住信SBIネット銀行カードローンの審査は、以下3ステップの流れで実施されます。

STEP.1
機械による仮審査
申込情報を数値化して機械的に審査する
STEP.2
人の手による本審査
本人確認書類などの必要書類を確認
STEP.3
勤務先への在籍確認
勤務先への電話連絡をおこなう

「申込者の年収・勤続年数などが基準値を超えているか?」を仮審査で確認してから「申告された情報が間違っていないか?」を本審査・在籍確認でチェックしています。

住信SBIネット銀行カードローンの審査手順を、1つずつ解説していきます。

1.機械による仮審査

まずはカードローンに融資を申し込むと、申込者が申告した年収・勤務形態などの情報をもとにして、返済能力を測るための仮審査が実施されます。

具体的には、以下のような申込者の属性を数値化して「申込者の年収・勤続年数などが一定条件を満たしているか?」を機械的に判断していきます。

  • 申込者の年収
  • 勤続年数
  • 家族構成
  • 持ち家の有無

仮審査では、JICC・CICなどの信用情報機関への情報照会もおこなわれて「過去に金融事故を起こしていないか?」といった点も確認されます。

そのため、以下のような事故情報が信用情報に登録されていると、住信SBIネット銀行カードローンの仮審査に通過できる可能性が下がってしまうため注意しましょう。

  • 借金を3ヶ月以上滞納したことがある
  • 借金の債務整理をおこなったことがある
  • 借金滞納が続いて金融商品を強制解約された

2.人の手による本審査

仮審査に通過した後は「申込者が申告した情報に間違いはないか?」を確認する目的で、人間の手による本審査が実施されます。

仮審査に通過した時点で審査結果はおおよそ決まっていますが、本審査では申込者が申告した情報の真偽を再確認するための作業がおこなわれます。

そのため、以下のように申込時に申告した情報が正しいことを証明できない場合は、仮審査に通過しても本審査で落とされてしまうため注意しましょう。

  • 申込み時に申告した情報が本人確認書類と異なる場合
  • 収入証明書の提出ができなかった場合

3.勤務先への在籍確認

本審査に通過した後は「申込者に安定収入があるのか?」を調べるため、勤務先に電話をおこない、実際に申込者が働いている事実を確かめる在籍確認がおこなわれます。

申告した勤務先で働いている事実が確認できれば、安定収入があることを証明できるため、カードローンの返済する資力があると判断されて融資が受けられます。

ちなみに在籍確認では、住信SBIネット銀行ではなく担当者の個人名で連絡してくれるので、カードローンを利用する事実を周囲に知られてしまう可能性は低いです。

また、事前に連絡しておけば、住信SBIネット銀行の名前で在籍確認を実施してもらうことも可能なので、申込み後に問い合わせフォームから相談してみるとよいでしょう。

在籍確認をクリアすると「カードローン口座開設のお知らせ」というメールが送られてきて、住信SBIネット銀行カードローンでの借入ができるようになります。

住信SBIネット銀行カードローンの審査にかかる時間は数日程度

住信SBIネット銀行カードローンの場合、本審査の結果が出るまで数日程度かかります。

消費者金融カードローンのように即日融資はできませんが、住信SBIネット銀行カードローンのほうが金利は低い傾向にあるので、融資スピードよりも金利を重視する人におすすめです。

ちなみに住信SBIネット銀行カードローンでは、借入できる金額・金利を簡易的に診断してくれる「ローン審査シミュレーション」も実施しています。

生年月・借入希望金額・他社借入の有無・前年度の年収を回答するだけで、最短30秒で診断結果がわかるので、まずは気軽に試してみるとよいでしょう。

参照:「カードローンの本審査結果はいつごろ教えてもらえますか?」(住信SBIネット銀行)

住信SBIネット銀行の口座がない場合は1週間程度かかる

住信SBIネット銀行の普通預金口座がない場合、住信SBIネット銀行カードローンを利用できるようになるまで1週間程度かかってしまいます。

なぜなら、住信SBIネット銀行カードローンの利用条件には普通預金口座を保有していることが含まれているため、新しく口座開設をおこなう必要があるからです。

口座開設申込書・本人確認書類を郵送することなく、口座開設の申込み手続きはオンライン上で完結しますが、キャッシュカードは本人限定受取郵便で届きます。

申込み手続きからキャッシュカードが届くまで1週間程度かかるため、住信SBIネット銀行カードローンを早く利用したい場合は事前に口座開設をしておくとよいでしょう。

参照:「お申込みの流れ」(住信SBIネット銀行)

住信SBIネット銀行カードローンの審査に落ちる原因

住信SBIネット銀行カードローンの審査に通過したい人は「どのような人が審査に落とされてしまうのか?」を知った上で、対策を施しておくことをおすすめします。

住信SBIネット銀行カードローンの審査に落ちる場合、以下の原因が考えられます。

  • 定期的な安定収入がない
  • 借入希望額や他社借入が多い
  • 在籍確認が取れなかった
  • 申込み情報に誤りがあった
  • 過去に金融事故を起こした

簡単にいうと、安定収入がなかったり他社借入が多いことが原因で「借金を返済できなくなるリスクが高い」と判断されると、審査に落とされてしまう場合が多いです。

カードローン審査に落とされてしまう原因を、1つずつ解説していきます。

定期的な安定収入がない

1つ目の原因は、借金を返済するための定期的な安定収入がないことです。

カードローンで融資を受ける場合、月1回のペースで返済を繰り返していくため、毎月の安定収入がないと、返済が滞るリスクが高いとして審査に落とされてしまいます。

例えば、不定期に収入を得ている人や毎月の収入にバラつきがある人は、返済が滞ってしまうリスクが高いと扱われるため、審査で落とされてしまいやすい傾向にあります。

具体例を出すと、不定期に高い報酬が得ているフリーランスと毎月一定の給料をもらっている正社員で比較した場合、収入が安定している正社員のほうが審査に通りやすいです。

上記のような理由から、住信SBIネット銀行カードローンでは、専業主婦(主夫)は安定収入がないとして、カードローンに申込み自体ができないように定められています。

もちろん、収入が少ないほど借入限度額は低くなりますが、審査に通過するだけであれば、少額でも毎月安定収入がある人のほうが融資を受けやすい傾向にあります。

借入希望額や他社借入が多い

2つ目の原因は、借入希望額や他社借入が多いことです。

借入希望額が多い場合、毎月の返済額が多くなったり借金完済までにかかる期間が長くなる傾向にあるため、借金の返済が滞るリスクが高いと判断されてしまいます。

同様に他社借入がある場合も、住信SBIネット銀行カードローン以外にも借金を返済する必要があるため、手が回らずに返済が滞るリスクが高いと判断されてしまいます。

目安として、他社借入も含めた借入総額が年収の1/3を超えてしまう場合、住信SBIネット銀行カードローンの融資を受けられない可能性が高いです。

なぜなら「貸金業者が提供しているカードローンは申込者に対して、年収の1/3を超える金額を貸付できない」と定めている貸金業法の総量規制というルールが存在するからです。

例えば、年収600万円の人は借入総額200万円まで融資が受けられますが、既に他社借入が150万円ある場合、50万円までしか追加借入ができません。

厳密にいうと、住信SBIネット銀行カードローンは総量規制の対象外ですが、銀行カードローンは消費者金融カードローンカードローンよりも厳しい基準で審査をおこなう傾向にあります。

ですので、住信SBIネット銀行カードローンも含めた借入総額が年収の1/3を超えないように借入希望額で融資を申し込むとよいでしょう。

在籍確認が取れなかった

3つ目の原因は、審査において在籍確認が取れなかったことです。

在籍確認とは、申込み時に申告した勤務先で申込者が働いている事実を、貸金業者が提供しているカードローンが確認する作業で、基本的に貸金業者が提供しているカードローンが勤務先に電話をかける形で実施されます。

住信SBIネット銀行カードローンの審査でも、申込者に安定した収入源があることを確かめるため、住信SBIネット銀行が勤務先に電話をかける形式で在籍確認をしています。

住信SBIネット銀行からの電話に出れない場合、申告した勤務先で働いている事実を証明できないため、安定収入がないと判断されてしまい審査に通過できません。

在籍確認の電話に出れないと審査に通過できないので、あらかじめ電話してもらうタイミングを担当者と相談して、確実に電話を受け取れる時間帯にしてもらうとよいでしょう。

申込み情報に誤りがあった

4つ目の原因は、申込み時に誤った情報を申告してしまったことです。

住信SBIネット銀行カードローンに申し込む際、誤った情報を申告してしまうと、虚偽の申告をしたと見なされてしまい審査に落とされてしまいます。

どうしても審査に通過したいからといって、意図的に虚偽の内容を申告する人もいますが、必ず発覚してしまうので正しい情報を申告するようにしましょう。

意図的でなくても正しい情報でないと審査に通過できないので、カードローン申込み時は「入力フォームに記入漏れや間違いがないか?」をしっかり確認するようにしましょう。

過去に金融事故を起こした

5つ目の原因は、過去に金融事故を起こしていることです。

金融事故とは、カードローンやクレジットカードなどの金融商品を利用した際、支払いを長期間滞納したり、債務整理という手続きで借金を減額することを指します。

金融事故を起こすと、5〜10年間は信用情報に事故情報として記録されるため、自社でも金融事故を起こすリスクがあると判断されてしまい、審査に通過できません。

加えて、信用情報機関とは別に住信SBIネット銀行でも顧客データを管理しているため、過去に金融事故を起こした経験があると、審査に落とされてしまう恐れがあります。

過去に住信SBIネット銀行のサービスで金融事故を起こしていると、住信SBIネット銀行カードローンの審査に通過することは困難なので、他のカードローンを利用しましょう。

住信SBIネット銀行カードローンの審査に通過したい人へのアドバイス

​​住信SBIネット銀行カードローンでお金を借りたいけれど「どうすれば審査に通過できるか?」がわからないという人も多いのではないでしょうか。

住信SBIネット銀行カードローンの審査に通過したい場合、以下の方法を実践してみるとよいでしょう。

  • 住信SBIネット銀行カードローンの口座を開設しておく
  • 借入希望額を低めに設定する
  • 他社カードローンと一緒に申込みしない
  • 勤続年数が短い人は6ヶ月経過してから申込む
  • 事故情報がある人は5年以上待ってから申込む

借入希望額を低く設定したり、他社カードローンと一緒に申込みしないなどの方法を実践すると、返済が滞るリスクが低いと判断されて審査に通過できる可能性が上がります。

この項目では、住信SBIネット銀行カードローンの審査に通過する可能性を高めるための方法を解説していきます。

カードローン 審査 通らないカードローン審査に通りやすくする7つのコツを徹底解説!通らないときは他社へ申し込んでみよう

住信SBIネット銀行カードローンの口座を開設しておく

住信SBIネット銀行カードローンを利用するには、住信SBIネット銀行の普通預金口座が必要になるため、事前に口座開設を済ませておくとスムーズです。

住信SBIネット銀行の普通口座は以下の手順で開設できます。

STEP.1
アプリ・WEBサイトより口座開設を申し込む
入力フォームに必要事項を入力する
STEP.2
「スマホで本人確認」専用サイトにアクセスする
口座開設完了画面・メールに記載されているURLにアクセスする
STEP.3
本人確認書類を提出する
スマホから本人確認書類および顔写真を提出する
STEP.4
口座開設結果が届く
口座開設にかかる時間は即日〜3営業日程度
STEP.5
アプリの初期設定をおこなう
ユーザネーム・パスワードを設定する

住信SBIネット銀行の普通預金口座を開設する際、提出できる本人確認書類は以下のとおりです。

種類 書類
本人確認書類 運転免許証
マイナンバーカード
在留カード
パスポート
住民基本台帳カード
特別永住者証明書
官公庁が発行した写真付きの身分証明書
公の機関が発行した写真付きの資格証明書

なお「スマホで本人確認」で口座開設を申し込んだ場合、キャッシュカードが発行されないので「住信SBIネット銀行」アプリで入出金をおこなう形になります。

キャッシュカードを発行する場合、本人限定受取郵便で郵送されますが、申込み〜受取まで1週間程度かかるため、急いでいる人は発行しないほうがよいでしょう。

借入希望額を低めに設定する

審査に通過したい場合、借入希望額を低めに設定するとよいでしょう。

年収に対して借入希望額が高額すぎる場合、借金返済が追い付かなくなるリスクが高いと判断されるため、審査に通過できる可能性が下がってしまいます。

そのため、消費者金融カードローンカードローンでは貸し倒れを防ぐ目的で「借入総額が年収の1/3を超えてはならない」と定めた総量規制というルールを貸金業法で設けています。

住信SBIネット銀行カードローンは銀行カードローンなので総量規制の対象外ですが、総量規制と同様に厳しい基準で審査を実施される傾向にあります。

そのため、住信SBIネット銀行カードローンの審査に通過したい場合、他社も含めた借入総額が年収の1/3を超えないように、借入希望額を低めに設定するとよいでしょう。

他社カードローンと一緒に申込みしない

審査に通過したい場合、他社カードローンと同時に申込むことは避けましょう。

一度に複数のカードローンに融資を申し込むと、その事実は信用情報機関を通して、住信SBIネット銀行を含めたすべての申込み先に伝わってしまいます。

その結果「複数のカードローンに融資を申し込むほど、お金に困っている」ような人であると判断されてしまい、カードローンの審査に通過しにくい傾向にあります。

住信SBIネット銀行カードローンの審査に通過したい場合、他のカードローンへ同時に申し込まず、別のカードローンに申し込む際も3ヶ月は期間を空けるようにしましょう。

勤続年数が短い人は6ヶ月経過してから申込む

勤続年数が短い場合、最低でも6ヶ月は勤務してからカードローンに申し込みましょう。

勤続年数が短いほど、現在の仕事を辞めるリスクが高いと判断されてしまうため、カードローンの審査に通過できる可能性は下がってしまいます。

その反対に、勤続年数が長いほど失業するリスクが低いと扱われるため、契約社員・アルバイト・パートなどの雇用形態であっても審査に通過できる可能性が高まります。

そのため、住信SBIネット銀行カードローンの審査に通過したい場合は、就職・転職してから最低6ヶ月〜1年程度は勤続年数を積んだ状態で融資を申し込むようにしましょう。

事故情報がある人は5年以上待ってから申込む

事故情報がある場合、5年以上待ってからカードローンに申し込みましょう。

各種ローンやクレジットカードの支払いを滞納したり、債務整理で借金を減額した経験があると、その事実が事故情報として5〜10年間は信用情報に記録されています。

事故情報があると、その事実を知った貸金業者が提供しているカードローンは「自社でも金融事故を起こすのではないか?」と不安に感じるため、カードローンの審査に通過しづらくなるのです。

とはいえ、事故情報は5〜10年経過すれば信用情報から消えるので、それを待ってから融資を申し込んだほうがカードローンの審査に通過できる可能性が高いです。

事故情報 消えるまでの期間
審査に落ちた 6ヶ月間
長期延滞・任意整理 5年間
自己破産・個人再生 最長10年間

住信SBIネット銀行カードローンでお金を借りる方法

「住信SBIネット銀行カードローンでお金を借りたいけれど、具体的にどのような手順を踏めばよいのかわからない」という人も多いのではないでしょうか。

住信SBIネット銀行カードローンでお金を借りる方法は、以下の4ステップです。

STEP.1
公式サイトから申込む
24時間365日申込み可能
STEP.2
メールで仮審査の結果が届く
審査にかかる時間は数日程度
STEP.3
必要書類を提出する
メールに記載されたURLから提出可能
STEP.4
借入可能
スマホ・Web・提携ATMから借入可能

なお、住信SBIネット銀行カードローンでお金を借りる場合、住信SBIネット銀行の普通預金口座が必要になるため、事前に口座を開設しておきましょう。

4ステップの方法について、実際の手順通りに解説していきます。

住信SBIネット銀行カードローン
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最大1,200万円 最短数日 2,000円~ 不要 - -
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1.公式サイトから申込む

はじめに、住信SBIネット銀行カードローンの公式サイトから融資を申し込みましょう。

なお、住信SBIネット銀行の普通預金口座を持っていない場合、カードローンの申込みと同時に口座開設の申込みもおこなう必要があるため注意しましょう。

既に住信SBIネット銀行の普通預金口座を解説している場合、ユーザーネーム・パスワードを入力することで、簡単に住信SBIネット銀行カードローンの申込みが可能です。

申込みフォームに氏名・住所・電話番号・前年度の年収といった必要事項を入力して、申込みを確定すると、住信SBIネット銀行のほうで仮審査が実施されます。

2.メールで仮審査の結果が届く

住信SBIネット銀行カードローンに申し込んだ後、数日程度で仮審査の結果が届きます。

具体的には、申込みフォームに入力した内容をもとに、住信SBIネット銀行および保証会社によって仮審査が実施された後、審査結果がメールで送付される形です。

仮審査を通過すると、本審査における必要書類が記載された「審査用書類ご提出のご案内」も同時に届くので、本人確認書類や収入確認書類を用意しておきましょう。

ちなみに、住信SBIネット銀行カードローンの申込みと同時に口座を開設する場合、カードローンの仮審査通過後にオンライン口座開設手続きもおこなう必要があります。

3.必要書類を提出する

仮審査に通過したら、本審査における必要書類をWEB上またはFAXで提出しましょう。

種類 書類
本人確認書類 運転免許証
個人番号カード
各種健康保険証
住民基本台帳カード
在留カード・特別永住者証明書

希望借入可能上限額が50万円を超える場合、以下の収入証明書類も提出する必要があります。

種類 書類
給与所得者の場合 源泉徴収票
住民税課税決定通知書など
確定申告書
給与明細※1・※2
個人事業主および法人代表者の場合 住民税課税決定通知書など
確定申告書

※1=直近1ヵ月分のもの
※2=勤続年数が1年未満で源泉徴収票などが取得できない場合

本人確認書類・収入証明書類はスマホなどで撮影して「審査用書類ご提出のご案内」に記載されているリンクから画像をアップロードする形で簡単に提出できます。

急いでいる場合、FAXで本人確認書類・収入証明書類を提出することも可能です。

FAXで提出する場合
03-3351-5141

いずれの方法でも提出できない場合は、カスタマーセンターに連絡する必要があります。

カスタマーセンター(口座を保有していない場合)
一般電話から:0120-974-646
携帯電話・PHSから:0570-001-646
カスタマーセンター(口座を保有している場合)
一般電話から:0120-953-895
携帯電話・PHSから:0570-053-895

参照:「カードローンの仮審査を通過しました。今後の手続きについて教えてください。」(住信SBIネット銀行)

4.スマホ・ATMなどから借入可能

本審査に通過すると、住信SBIネット銀行カードローンでお金を借入できるようになります。

PC・スマホの場合、会員ページ・スマホアプリのカードローン借入画面で借入金額をすることで、あなたの普通預金口座に借入額を即時に入金してもらえます。

ATMの場合、本審査に通過するとキャッシュカードにローンカード機能が追加されるので、以下の提携ATMから現金を借入・返済ができます。

  • セブン銀行ATM
  • ローソン銀行ATM
  • イオン銀行ATM
  • E-net ATM

また「アプリでATM」という機能を使えば、スマホアプリをローンカードの代わりとして、全国のセブン銀行・ローソン銀行ATMからカードローンの借入・返済ができます。

まとめ

住信SBIネット銀行カードローンでは審査基準を公表していませんが、他社カードローンと同様に返済能力を図る目的で、申込者の年収・勤務形態などを審査で確認しています。

具体的にいうと、年収が多い・定期的に収入を得ている・借入希望額が少ない・勤続年数が長い・過去に金融事故を起こしていないなどの条件を満たす人は審査に通過できる可能性が十分にあります。

とはいえ、いますぐに年収を増やすといったことは難しいため、住信SBIネット銀行カードローンの審査に通過したい場合は借入希望額を少なめにして申し込むとよいでしょう。

消費者金融カードローンカードローンよりも審査に時間はかかりますが、住信SBIネット銀行カードローンのほうが金利は低いため、低金利でお金を借りたい人におすすめです。

住信SBIネット銀行カードローンの審査に関するよくある質問

Q. 住信SBIネット銀行カードローンの審査基準は何ですか?
A.

公式サイトに掲載されているように、住信SBIネット銀行カードローンでは審査基準を非公表としています。

Q. 住信SBIネット銀行カードローンの審査では、どのような点を確認されますか?
A.

「申込み条件を満たしているか?」「返済に充てる安定収入があるか?」「職場への在籍確認をおこなえるか?」「申込者の信用情報に問題がないか?」といった点が審査で確認されます。

Q. 住信SBIネット銀行カードローンの審査は厳しいですか?
A.

金利が低いほど審査が厳しくなる・2つの保証会社で二重に審査が実施されるといった理由から、住信SBIネット銀行カードローンの審査は消費者金融カードローンより厳しいとされています。

Q. 住信SBIネット銀行カードローンの審査に落ちる原因は何ですか?
A.

定期的な安定収入がない・借入希望額や他社借入が多い・在籍確認が取れなかった・申込み情報に誤りがあった・過去に金融事故を起こしたといった原因が考えられます。

Q. 住信SBIネット銀行カードローンの審査に通過するには、どうすればよいですか?
A.

住信SBIネット銀行カードローンの口座を開設しておく・借入希望額を低めに設定する・他社カードローンと一緒に申込みしない・勤続年数が短い人は6ヶ月経過してから申込む・事故情報がある人は5年以上待ってから申込むといった方法を実践するとよいでしょう。