不動産担保融資一口メモ
不動産担保ローン・融資と審査⑦(信用情報の開示)
これまで、ノンバンクの不動産担保ローンの審査での、信用情報機関への信用情報の登録や審査について見てきました。
貸金業者から、信用情報機関に対し、本人を特定するための情報、契約内容に関する情報、返済情報に関する情報、取引事実に関する情報など、様々な個人情報が提供されます。
しかも、申し込み時点から借入実行、取引継続中、そして完済後までも続きます。
当然、お客様はご自分の個人情報がいったいどのように扱われているか心配でしょうし、ある金融機関に借入に行った時に、身に覚えのない借入が出てきたりする場合もあるかもしれません。
少しでも不明な点があれば信用情報機関に対し信用情報の開示請求を行うことをお勧めいたします。
信用情報の開示とは、信用情報機関に登録されている自分のローンやクレジットなどの契約内容や支払状況等に関する情報を確認することを言います。
信用情報の開示で確認できる情報は
・氏名、生年月日、電話番号などの個人を特定する情報
・クレジットやローンなどの個人のお取引きに関する情報(利用金額、残高など)
・お取引きから発生する情報(支払遅延、法的手続きの有無など)
です。
開示する方法は、携帯電話や郵送、窓口で行うことができます。
下記信用情報機関のホームページでご確認ください。
日本信用情報機構(JICC)
http://www.jicc.co.jp/kaiji/about-kaiji/index.html
シー・アイ・シー(CIC)
http://www.cic.co.jp/mydata/