不動産担保融資一口メモ
不動産担保ローン・融資と審査⑥(借入後の個人信用情報の登録と審査)
ノンバンクの不動産担保ローンの審査では、必ず信用情報機関の信用情報の利用が行われます。
融資を実行した後の信用情報機関への信用情報の登録と審査について説明します。
融資を実行した時点で、ローンの契約内容を登録し、
その後は、返済・支払状況などを定期的に信用情報機関に登録します。
融資実行後に信用情報機関に登録する信用情報(JICCの場合)
*ローンの契約内容として・・・契約の種類、契約日、貸付日、契約金額、貸付金額、保証額等
*返済状況に関する情報として・・・入金日、入金予定日、残高金額、完済日、延滞等
*取引事実に関する情報として・・・債権回収、債務整理、保証履行、強制解約、破産申立、債権譲渡等
なお、これらの契約内容や返済状況については借入を完済後も5年間信用情報機関に登録されます。
このように、信用情報機関との関係は借入を返済中から完済後までも継続することとなります。
この内容については、個人情報取扱同意書(契約書用)に記載されていますので必ず確認してください。
また、借入の契約継続中や、更新、変更、延長する場合は、再度他社の状況確認のため、信用情報の照会を行います。
その際、他社の延滞情報などが出たりすると、契約の更新ができなくなる場合があります。
借入をした後も、信用情報の審査は継続されていると考えてください。