不動産担保融資一口メモ
不動産担保ローン・融資と審査③（個人信用情報取扱同意書）
ノンバンクの不動産担保ローンの審査では、必ず信用情報機関の信用情報の利用が行われます。
信用情報機関と信用情報の登録における「個人信用情報取扱同意書」ついて説明します。
貸金業者は個人顧客に対し、指定信用情報機関に個人顧客の情報が登録され、返済能力の調査に利用されることについて同意を求めることになりました。
お客様に同意していただく内容は下記の通りです。
1.個人信用情報を貸金業者が加入する指定信用情報機関に提供する旨の同意。
2.1の個人信用情報を加入している指定信用情報機関が当該指定信用情報機関の他の加入貸金業者に提供する旨の同意。
3.1の個人信用情報を法の規定による依頼に応じ、他の指定信用情報機関に加入する貸金業者に提供する旨の同意。
書面としては、
個人情報取扱同意書（申込書用）と個人情報取扱同意書（契約書用）の2種類です。
これも貸金業法に規定されています。（法41条の36第1項と第2項）
借入の申込時には、個人情報取扱同意書（申込書用）に記入捺印することになります。
借入の契約時には、個人情報取扱同意書（契約書用）に記入捺印することになります。
実際に信用情報機関に提供、登録する個人情報の内容は、借入申込時と借入時と借入後で違ってきます。
登録される内容については、次回説明いたします。
