不動産担保融資一口メモ
不動産担保ローン・融資と金利③(上限金利:貸金業法)
不動産担保ローン・融資 における金利について、法定金利の上限、貸金業法上の規定などについて説明します。
③貸金業法上の上限金利
貸金業法には次のように書かれています。
(利息、保証料等に係る制限等)
第十二条の八
貸金業者は、その利息(みなし利息を含む。第三項及び第四項において同じ。)が利息制限法 (昭和二十九年法律第百号)第一条 に規定する金額を超える利息の契約を締結してはならない。
つまり、貸金業上の上限金利は利息制限法と同じです。
(利息制限法)
元本が10万円未満の場合:年20%
元本が10万円以上100万円未満の場合:年18%
元本が100万円以上の場合:年15%
なお、不動産担保ローンは、不動産担保という特性上、元本が100万円以上のご融資がほとんどです。
ですから、上限金利=15% と覚えていていただいて結構です。