300万円借りるための必要年収やおすすめ借入先を解説!返済金額についても説明!

300万円 借りる

「ローンを組む場合、300万円を借りるにはどんな条件がある?
「300万円を借りたいけれど、どこで借りるのがおすすめなの?

金融機関で300万円を借りるには、返済能力を確認する審査に通過する必要があるため「300万円を借りるには、どんな条件があるのか?」を知りたい人も多いはずです。

結論からいうと、年収900万円以上で他社を含めた借入総額が年収の1/3を超えておらず、収入証明書を提出できる人というのが300万円を借りるための最低条件です。

この記事では、300万円を借りるために必要な年収や条件・おすすめの借入先について解説します。

毎月の返済額・完済までにかかる期間・合計返済額なども説明していますので、300万円借りることを検討している人はぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること

  1. 年収900万円以上で他社を含めた借入総額が年収の1/3を超えておらず、収入証明書を提出できる人が、金融機関から300万円を借りるための最低条件
  2. ビジネスローン・目的別ローンなどで300万円借りる場合、借りたお金の使い道が制限される点に注意
  3. 用途自由で300万円を借りる場合、金利が安心の銀行カードローンがおすすめ
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もくじ

300万円を借りるには900万円程度の年収が必要

300万円を借りたいけれど「実際どのような条件を満たさなければいけないのか?」といった点がわからずに、なかなか融資を申し込めない人もいるのではないでしょうか。

銀行・消費者金融カードローンカードローンを問わず、総量規制というルールを参考にするため、300万円を借りる場合は900万円程度の年収がないと審査に通過できない可能性が高いです。

総量規制とは?
消費者がお金を借りすぎて返済不能に陥ってしまわないように、消費者金融カードローンは「年収の1/3を超える貸付をしてはならない」と貸金業法で定められているルールです。

加えて、300万円を借入する場合、以下2種類の条件を満たす必要があります。

年収900万円以上の人でも、他社借入をまとめた借入総額が年収の1/3を超えていたり、収入証明書を提出できない場合は300万円を借りることができません。

それぞれの条件について、順番に解説していきます。

【条件1】借入総額が年収の1/3を超えていないこと

1つ目の条件は、他社を含めた借入総額が年収の1/3を超えていないことです。

なぜなら、貸金業法の総量規制というルールで、消費者金融カードローンは「借入総額が年収の1/3を超える場合、それ以上融資をおこなえない」と定められているからです。

総量規制の例
例えば、年収300万円なら合計100万円までしかお金を借りられないので、既にA社で50万円・B社で40万円の借入がある場合、C社では20万円までしか借入できません。

銀行カードローン・おまとめローンなどは総量規制に従う義務はありませんが、返済不能に陥るリスクがあるため、年収の1/3を超える借入は認められないケースも多いです。

基本的には「借入総額が年収の1/3を超える場合は300万円を借りられない」と考えておき、どうしても借入したい場合は総量規制の対象外となる借入先に申し込みましょう。

総量規制の対象外
  • 銀行からの借入
  • 信用金庫からの借入
  • 信用組合からの借入
  • 労働金庫からの借入
  • JAからの借入
  • おまとめローン
  • 住宅ローン
  • 自動車ローン
  • ビジネスローン
  • 事業者ローン
  • 配偶者貸付など

【条件2】収入証明書を提出できること

2つ目の条件は、収入証明書を提出して安定収入を得ている事実を証明できることです。

なぜなら、以下のケースに該当する場合、収入証明書を提出しなければならないと貸金業法で定められているからです。

収入証明書の提出が必要なケース
  • 利用限度額が50万円を超える場合
  • 他社を含めた借入総額が100万円を超える場合

300万円を借りる場合、利用限度額が50万円を上回りますし、他社を含めた借入総額も100万円を超えるので、どちらの条件も満たすため収入証明書の提出が必要です。

300万円を借りる際の収入証明書として認められるのは、以下のような書類です。

収入証明書として利用できる書類
  • 源泉徴収票
  • 確定申告書
  • 税額通知書
  • 所得証明書
  • 給与明細書

【目的別】300万円を借りるのにおすすめの借入先

300万円を借りる場合は「借りたお金をどのように利用したいか?」によって、以下のようにおすすめの借入先を選ぶとよいでしょう。

自分の目的 おすすめの借入先
資金の使い道を決めていない場合 銀行カードローン
事業性資金を借りる場合 ビジネスローン
借入目的が明確な場合 目的別ローン
自宅以外の不動産がある場合 有担保ローン
複数の他社借入をまとめたい場合 おまとめローン

「どこで300万円を借りるか?」で悩んでいる場合、借りたお金の使い道を制限されず、比較的低金利で借入できる銀行カードローンがおすすめです。

「事業性資金を借りたい」や「他社借入をまとめたい」など、借りた300万円の使い道が明確な場合、ビジネスローン・おまとめローンといった目的別の借入先がおすすめです。

それぞれの借入先について、順番に解説していきます。

資金の使い道を決めていない場合は「銀行カードローン」

300万円の使い道を決めていない場合、以下の「銀行カードローン」を利用しましょう。

三菱UFJ銀行「バンクイック」 楽天銀行スーパーローン auじぶん銀行カードローン 三井住友銀行カードローン
バンクイック 楽天銀行ローン au自分銀行カードローン 三井住友銀行カードローン
金利(年率) 1.8%~14.6% 1.9%~14.5% 1.48%~17.5%※1 年1.5%~14.5%
借入限度額 最大500万円 最大800万円 最大800万円 10~800万円
審査時間 最短即日※3 最短当日 最短即日 最短当日※3
融資スピード 最短翌営業日※3 最短翌日 最短即日 最短当日※3
Web完結
パソコン、スマートフォン、アプリから申し込み完了※お申し込みまで

Web・アプリから申し込み完了

Web・アプリから申し込み完了

Web・アプリから申し込み完了
郵送物なし × × ※2
無利息期間 なし なし なし なし
在籍確認電話 あり あり あり あり
成約率 公表なし 公表なし 公表なし 公表なし
保証人・担保 必要なし 必要なし 必要なし 必要なし
最低返済額(月々) 1,000円~ 2,000円~ 1,000円~ 2,000円~※5
土日祝日の融資 × 審査通過後、土日祝でもローン契約機でカードを受取れば融資可能
公式サイト
※1通常:1.48%~17.5% カードローンau限定割 誰でもコース:1.38%~17.4%・借り換えコース:0.98%~12.5%
※2ローン契約機でローン専用カードを受け取る場合、もしくはカードレスを選択される場合は郵送物はありません。
※3申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合あり
※4申込から契約までの手続きがWEBで完結
※5毎月のご返済は、返済時点でのお借入残高によって約定返済金額が設定されます。
横スクロールできます→

カードローンは資金使途が制限されないため、借りた300万円の半分を生活費に充てても、残りを自動車の購入資金に充てるなど、自由に利用できる点がメリットです。

カードローンには銀行カードローン・消費者金融カードローンカードローンの2種類がありますが、それぞれ以下のように異なる特徴をもっています。

カードローンの種類 適しているケース
銀行カードローン 上限金利が年14.5%程度なので低い
年収の1/3を超える借入がおこなえる
最短でも融資まで1日はかかる
審査に通過しにくい傾向がある
消費者金融カードローンカードローン 上限金利が年18.0%程度なので高い
年収の1/3を超える借入ができない
最短で即日融資が受けられる
審査に通過しやすい傾向がある

300万円もの高額融資の場合、借金完済まで長期間かかる都合上、支払う利息総額が増えてしまいやすいので、低金利で借入できる銀行カードローンがおすすめです。

それぞれの銀行カードローンを1つずつ解説していきます。

銀行カードローン おすすめ銀行カードローンおすすめ10選!各社の特徴比較とおすすめの選び方を紹介

【オリックス銀行カードローン】病気の際に保障が受けられる

オリックス銀行カードローン
金利(年) 審査時間 無利息期間 在籍確認 Web完結 郵便物なし
1.7%~17.8% - - 有り
借入限度額 融資スピード 最低返済額(月々) 担保・保証人 成約率 土日祝日の融資
最大800万円 - 3,000円~ 不要 0.0%
横スクロールできます→

今すぐ申し込む→

「オリックス銀行カードローン」で300万円を借りる場合、金利は年5.0%〜12.8%で、毎月の返済額は4万円程度に設定されます。

オリックス銀行カードローンの特徴はガン保証付きプラン「Bright」が用意されている点で、死亡・高度障害・ガンと診断されると保険金がローン残高に充当されます。

追加の保険料や金利を負担せずにガン保証が受けられる上、保険金がローン残高より多い場合はその時点で返済額が0円になるので、身体を壊してしまった場合でも安心です。

オリックス銀行カードローンの場合、全国100,000台以上ある提携ATMを利用すれば、手数料無料で借入・返済がおこなえる点も嬉しいポイントです。

【三井住友銀行カードローン】住宅ローンを組んでいると金利が低い

三井住友銀行カードローン
金利(年) 審査時間 無利息期間 在籍確認 Web完結 郵便物なし
年1.5%~14.5% ※最短当日 - - ※◯
借入限度額 融資スピード 最低返済額(月々) 担保・保証人 成約率 土日祝日の融資
10~800万円 ※最短当日 2,000円~ 不要 - 審査通過後、土日祝でもローン契約機でカードを受取れば融資可能
※ローン契約機でカードを受け取れば郵送物なし
※ローン契約機でローン専用カードを受け取る場合、もしくはカードレスを選択される場合は郵送物はありません。
※申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合がございます。
※毎月のご返済は、返済時点でのお借入残高によって約定返済金額が設定されます。
※申込から契約までの手続きがWEBで完結。
横スクロールできます→

「三井住友銀行カードローン」で300万円を借りる場合、金利は年7.0~8.0%で、毎月の返済額は4万円程度に設定されます。

三井住友銀行カードローンは最高金利が年14.5%と、銀行カードローンのなかでも低めに設定されている上、Webから24時間365日いつでも申込みできる点も魅力的です。

三井住友銀行ATM・提携コンビニATMであれば手数料無料で返済できる上、毎月の返済日を5日・15日・25日・月末の4種類から選べる点もメリットといえます。

三井住友銀行の住宅ローンを利用中で返済の遅延がない場合、年1.5~年8.0%まで通常より金利を引き下げてもらえるので、ぜひ利用してみるとよいでしょう。

【楽天銀行スーパーローン】楽天ユーザーは審査で優遇される

楽天銀行スーパーローン
金利(年) 審査時間 無利息期間 在籍確認 Web完結 郵便物
1.9%~14.5% 最短当日 -
借入限度額 融資スピード 最低返済額(月々) 担保・保証人 成約率 土日祝日の融資
最大800万円 最短翌日 2,000円~ 不要 -
横スクロールできます→

「楽天銀行スーパーローン」で300万円を借りる場合、金利は年3.9%~12.5%で、毎月の返済額は4万円程度に設定されます。

金利90%OFFや数万単位の楽天ポイント付与など、楽天銀行では時期によってキャンペーンをおこなっており、タイミングが合えばお得な特典が利用できます。

300万円を借りる場合、毎月の返済額は4万円程度に設定されますが、金銭的に余裕がある際など、毎月の返済とは別に好きなタイミングで追加返済をおこなうことも可能です。

楽天会員の場合は会員ランクに応じて審査で優遇される制度があるため、日頃から楽天サービスを利用している人はぜひ利用してみるとよいでしょう。

【三菱UFJ銀行バンクイック】最短翌営業日には借入できる

三菱UFJ銀行バンクイック
金利(年) 審査時間 無利息期間 在籍確認 Web完結 郵便物なし
1.8%~14.6% 最短即日 - -
※お申込みまで
借入限度額 融資スピード 最低返済額(月々) 担保・保証人 成約率 土日祝日の融資
最大500万円 最短翌営業日 1,000円~ 不要 -
横スクロールできます→

三菱UFJ銀行のカードローン「バンクイック」で300万円を借りる場合、金利は年7.6%〜年10.6%で、毎月の返済額は4万円程度に設定されます。

他のメガバンクと遜色のない金利・サービスを受けられる上、店頭のテレビ窓口でローンカードを受け取れるので、最短翌営業日には借入可能となるスピード感も魅力です。

「バンクイック」アプリで、以下のように利用状況を管理できる点も便利です。

バンクイックアプリでできること
  • カードローンの新規申し込み
  • 利用状況の確認(利用残高、次回返済日、次回返済額など)
  • 借入・返済手続き
  • 限度額増額申請

【auじぶん銀行カードローン】au IDをお持ちの方なら金利が低い

auじぶん銀行カードローン
金利(年) 審査時間 無利息期間 在籍確認 Web完結 郵便物なし
1.48%~17.5%※ 最短即日 - ご利用明細書の郵送はなし
借入限度額 融資スピード 最低返済額(月々) 担保・保証人 成約率 土日祝日の融資
最大800万円 最短即日 1,000円~ 不要 - ※申込、審査OK
※通常:1.48%~17.5% ※カードローンau限定割 誰でもコース:1.38%~17.4% ※カードローンau限定割 借り換えコース:0.98%~12.5%
横スクロールできます→

「auじぶん銀行カードローン」で300万円を借りる場合、金利は年7.0~13.0%※通常金利 で、毎月の返済額は3万円程度に設定されます。

加えて、au IDを持っていれば、auじぶん銀行カードローンで次の特典が受けられます。

au IDをお持ちの方への特典
  • au IDをお持ちの方だと通常より金利が低くなる
  • 新規入会で最大11,000のPontaポイントプレゼント

au IDをお持ちの方が300万円を借りる場合、誰でもコースの場合は年6.9~12.9%・借り換えコースの場合は年6.5%~12.5%まで金利が下がります。

auのスマホをもっているau IDをお持ちの方であれば、他の銀行カードローンよりも低金利で300万円を借りられる可能性が高いので、ぜひ利用してみるとよいでしょう。

【イオン銀行カードローン】イオン店頭から手数料無料で返済できる

イオン銀行カードローン

画像引用:イオン銀行

金利(年) 審査時間 無利息期間 在籍確認 Web完結 郵便物なし
3.8%~13.8% - - - -
借入限度額 融資スピード 最低返済額(月々) 担保・保証人 成約率 土日祝日の融資
最大800万円 最短翌日 1,000円~ 不要 - -
横スクロールできます→

今すぐ申し込む→

「イオン銀行カードローン」で300万円を借りる場合、金利は4.8%〜8.8%で、毎月の返済額は4万円程度に設定されます。

イオン銀行カードローンの最高金利は年率13.8%と低めに設定されており、イオン銀行ATM・ローソンATM・Enet ATMを利用すれば手数料無料で返済できます。

イオン銀行ATMは全国のイオン店舗に設置されているので、買い物のついでに毎月の返済を手数料無料でおこなえるため、イオンをよく利用する人におすすめです。

【横浜銀行カードローン】最短翌日に審査結果がわかる

横浜銀行カードローン
金利(年) 審査時間 無利息期間 在籍確認 Web完結 郵便物なし
1.5%~14.6% 最短翌日 - - -
借入限度額 融資スピード 最低返済額(月々) 担保・保証人 成約率 土日祝日の融資
最大1000万円 ※最短翌営業日 2000円~ 不要 - -
横スクロールできます→

今すぐ申し込む→

「横浜銀行カードローン」で300万円を借りる場合、金利は年率8.8%で、毎月の返済額は3万5,000円程度に設定されます。

借入残高が少なくなるほど毎月の返済額も減っていく仕組みで、借入限度額が1,000万円と高めに設定されているため、300万円を借りた後に限度額を増やすことも可能です。

最高金利が年14.6%と銀行カードローンのなかでは金利が低めな上、24時間Web申込みが可能で審査結果も最短翌日に届くため、融資を急いでいる人にもおすすめです。

【住信SBIネット銀行カードローン】SBIネット銀行ユーザーなら金利が下がる

住信SBIネット銀行カードローン
金利(年) 審査時間 無利息期間 在籍確認 Web完結 郵便物なし
1.59%~14.79% 最短数日 - -
借入限度額 融資スピード 最低返済額(月々) 担保・保証人 成約率 土日祝日の融資
最大1,200万円 最短数日 2,000円~ 不要 - -
横スクロールできます→

今すぐ申し込む→

「住信SBIネット銀行カードローン」で300万円を借りる場合、金利は年5.29%~8.99%で、毎月の返済額は2万5,000円程度に設定されます。

24時間365日Webで手続き可能で、申込みから返済までスマホで完結する上、提携ATMやWebから24時間365日借入・返済が可能で、手数料はいつでも何回でも無料です。

住信SBIネット銀行カードローンは、年率1.59%〜14.79%と金利が低めに設定されている上、以下の条件を満たす場合は基準金利から最大で年率0.6%引き下げてもらえます。

住信SBIネット銀行カードローンの金利引き下げ条件
  • ①ミライノカード(JCB)のを引落口座を住信SBIネット銀行に設定している=年0.1%引き下げ
  • ②SBI証券口座保有登録済または当社取扱い住宅ローン残高がある=年0.5%引き下げ

通常より低い金利で300万円を借りられるので、ミライノカード(JCB)を所有している人や、住信SBIネット銀行で住宅ローンを組んでいる人におすすめのカードローンです。

事業性資金を借りる場合は「ビジネスローン」

300万円を事業性資金として借りたい場合は「ビジネスローン」がおすすめです。

ビジネスローンの場合、消費者金融カードローンでも総量規制の対象外となるため、借入総額が年収の1/3を超えていても、300万円を借入できる可能性があります。

利用できるのは法人・個人事業主のみで、資金使途はビジネスに関する資金調達に限定されますが、運転資金だけではなく設備投資にかかる費用にも利用できます。

一方で、申込み時には原則2年分の決算書類・確定申告書類が必要かつ、カードローンに比べて提出書類が多い上、審査にも数日〜数週間かかる点がデメリットといえます。

ビジネスローンの例
  • 「自営者カードローン」(プロミス)
  • 「ビジネスサポートカードローン」(アコム)
  • 「事業サポートプラン」(アイフル)
  • 「事業者ローン」(アイフルビジネスファイナンス)
  • 「アルサ de ビジネス」(レイク)
  • 「ビジネスローン『融活力』」(三菱UFJ銀行)
  • 「みずほスマートビジネスローン」(みずほ銀行)
  • 「ビジネスセレクトローン」(三井住友銀行)
  • 「事業融資・ビジネスローン」(オリコ)

借入目的が明確な場合は「目的別ローン」

300万円の借入目的が明確な場合は、以下のような「目的別ローン」がおすすめです。

目的別ローンの例
  • 住宅ローン
  • 自動車ローン
  • 教育ローン
  • 医療ローンなど

基本的には300万円を一括で借りた後、数年〜数十年かけて返済していく仕組みです。

例えば、自動車ローンの場合は販売店から先に見積書を出してもらい、審査に通過できれば300万円を借りられます。

カードローンよりも金利が低めに設定されており、支払う利息を安く抑えられるので、300万円を借りる目的が決まっている場合、目的別ローンがもっともおすすめです。

一方で資金使途が限定される点がデメリットで「自動車ローンで借りた300万円を生活費に利用する」といった使い方はできないので、借りたお金を自由に使いたい場合は銀行カードローンがおすすめです。

自宅以外の不動産がある場合は「有担保ローン」

自宅以外の不動産がある場合は、不動産を担保にする「有担保ローン」がおすすめです。

有担保ローンでは、不動産を担保にすることで、まとまった資金の融資を受けられるため、300万円以上の価値がある不動産を所有していれば、300万円を借りられます。

有担保ローンは基本的に総量規制の対象外ですが、自宅を担保にすると総量規制の対象になるため、年収の1/3を超える借入ができなくなってしまう点に注意しましょう。

加えて、不動産の価値を担保にしてお金を借りるため、審査に時間がかかりやすい上、利息だけでなく登記費用や鑑定料などが発生する点もデメリットといえます。

カードローンで300万円を借りる場合の申込み手順

300万円を借りる場合、手軽に融資が受けられる銀行・消費者金融カードローンカードローンが第一候補となりますが、具体的にどうやって申し込めばよいのかわからない人も多いはずです。

カードローンで300万円を借りる場合、以下の手順で申込むとよいでしょう。

基本的に申込者がおこなう作業は、必要書類・収入証明書を用意して申込むだけで、あとは銀行・消費者金融カードローン側で手続きをおこなうので審査結果を待てばOKです。

カードローンで300万円を借りる場合の申込み手順を順番に解説します。

必要書類・収入証明書を提出して申込む

まずは必要書類・収入証明書を提出して、カードローンに融資を申込みましょう。

カードローンに融資を申し込む場合、以下のような必要書類が利用できます。

カードローン申込み時の必要書類
  • 運転免許証
  • 運転経歴証明書
  • 健康保険証
  • 個人番号カード
  • パスポート
  • 住民基本台帳カード

300万円を借りる場合、下記のような収入証明書類も追加提出しなければなりません。

提出する収入証明書類
  • 源泉徴収票
  • 住民税決定通知書
  • 地方公共団体が発行する所得証明書
  • 給与明細書
  • 確定申告書の控え(個人事業主のとき)

上記の必要書類を提出できないと、カードローンに融資を申し込めないので、スムーズに審査を通過するためにも、事前に市区町村役場などで準備しておくとよいでしょう。

勤務先への在籍確認に対応する

カードローンに融資を申し込むと、勤務先への在籍確認が実施されます。

在籍確認とは「申込者が申告した勤務先で本当に働いているのか?」をカードローン会社が確認する作業のことで、勤務先への電話連絡で実施されるケースが多いです。

場合によっては電話連絡ではなく書類提出で在籍確認をおこなえるケースもありますが、どちらの場合でも申込者本人が何かをする訳ではなく、審査結果を待つだけです。

勤務先の営業時間かつ銀行・消費者金融カードローンの審査対応時間でないと、翌営業日まで在籍確認をクリアできないので、融資を急いでいる場合に申込み時間に注意しましょう。

審査結果が届くまで数日程度待つ

カードローンに融資を申し込んだ後、審査結果が届くまで数日程度待ちましょう。

銀行カードローンの場合は最短1日・消費者金融カードローンカードローンの場合は最短即日で審査結果がわかりますが、高額融資になるほど審査が慎重におこなわれる傾向にあります。

そのため、50万円程度の少額融資であれば、即日〜1日程度で審査結果がわかりますが、300万円を借りる場合は審査結果が届くまで数日〜1週間程度かかるケースが多いです。

早く300万円を借りたい場合、申込み後に銀行・消費者金融カードローンに電話すると優先的に審査を実施してもらえるケースもあるので、審査を急いで欲しい旨を伝えるとよいでしょう。

届いた審査結果を確認して審査に通過できていたら、カードローンの契約手続きをおこない、契約が完了するとATMや振込融資などで300万円を借りられるようになります。

300万円を借りる際には返済計画をしっかり立てよう

300万円もの高額融資になると、支払う利息も高額になるため「毎月いくらずつ何ヶ月かけて返済していくのか?」といった返済計画をしっかりイメージしましょう。

以下の点を意識して返済計画を立てると、300万円を借りる際に支払う利息総額を安く抑えられます。

300万円を借りる際の返済計画を立てるコツ
  • 短い返済期間で完済する
  • 金利の低いカードローンを利用する

1つ目に意識するべき点は、短い返済期間で完済することです。

例えば、同じ金利15%で300万円を借りるとして、1年で完済する場合の利息総額は45万円ですが、3年で完済する場合の利息総額は135万円にもなります。

返済期間 利息総額
1年(12ヶ月) 45万円
3年(36ヶ月) 135万円

上記のように、返済期間が2年違うだけで、300万円を完済するまでに支払う利息総額が90万円も安くなるケースも存在します。

2つ目に意識するべき点は、金利の低いカードローンを利用することです。

例えば、どちらも3年間で完済するとして、金利15%で300万円を借りる場合の利息総額は135万円ですが、金利10.0%で300万円を借りる場合の利息総額は90万円になります。

金利 利息総額
年10% 90万円
年15% 135万円

上記のように、金利が5%低いカードローンを選ぶだけで、300万円を完済するまでに支払う利息総額を45万円も安く抑えられるケースもあるのです。

この項目では、主要な消費者金融カードローンカードローン・銀行カードローン各社で、半年〜3年かけて300万円を返済する場合における、毎月の返済額や利息総額などのシュミレーション結果を紹介します。

今回の返済シュミレーションでは、利息総額・総返済額・毎月の返済額を以下の計算式で計算しています。

利息の計算式
利息総額=借入希望額 × 上限金利 ÷ 365日 × (借入期間 – 無利息期間)
※借入期間・無利息期間は1日単位で計算
総返済額の計算式
総返済額=借入希望額 + 利息総額
毎月の返済額の計算式
毎月の返済額=総返済額 ÷ 借入期間
※借入期間は1ヶ月単位で計算

また、返済シュミレーションの借入期間については、以下の月数・日数としています。

月数 日数
半年(6ヶ月) 182
1年(12ヶ月) 365日
1年半(18ヶ月) 547日
2年(24ヶ月) 730日
3年(36ヶ月) 1095日

※金利は各カードローンにおける、借入希望額が300万円の場合に適用される上限金利で計算
※無利息サービスの利用条件を満たす場合、借入期間から無利息期間を差し引いて計算

消費者金融カードローンカードローンで300万円借りる時の利息と返済金額一覧

消費者金融カードローンカードローンで300万円を借りて半年〜3年かけて返済する場合、完済までにかかる利息総額・毎月の返済額・総返済額は以下のとおりです。
※記載の「金利(年)」は300万円借りる場合の上限金利となります。

アコムで300万円を借りて半年〜3年かけて返済する場合、完済までにかかる利息総額・毎月の返済額・総返済額は以下のとおりです。

借入期間 利息総額 毎月の返済額 総返済額
半年 13万2,606円 52万2,101円 313万2,606円
1年 24万9,294円 27万774円 324万9,294
1年半 36万8,770円 18万7,154円 336万8,770円
2年 49万1,028円 14万5,459円 349万1,028円
3年 74万3,842円 10万3,995円 374万3,842円

アコムで300万円を借りる場合、適用される上限金利は年15.0%ですが、無利息サービスが利用できるため、30日間は利息が発生しません。

アイフルで300万円を借りて半年〜3年かけて返済する場合、完済までにかかる利息総額・毎月の返済額・総返済額は以下のとおりです。

借入期間 利息総額 毎月の返済額 総返済額
半年 18万7,397円 53万1,233円 318万7,397円
1年 41万3,014円 28万4,418円 341万3,014円
1年半 63万7,397円 20万2,078円 363万7,397円
2年 86万3,014円 16万959円 386万3,014円
3年 131万3,014円 11万9,806円 431万3,014円

アイフルで300万円を借りる場合、適用される上限金利は年15.0%ですが、無利息サービスが利用できるため、30日間は利息が発生しません。

プロミスで300万円を借りて半年〜3年かけて返済する場合、完済までにかかる利息総額・毎月の返済額・総返済額は以下のとおりです。

借入期間 利息総額 毎月の返済額 総返済額
半年 18万7,397円 53万1,233円 318万7,397円
1年 41万3,014円 28万4,418円 341万3,014円
1年半 63万7,397円 20万2,078円 363万7,397円
2年 86万3,014円 16万959円 386万3,014円
3年 131万3,014円 11万9,806円 431万3,014円

プロミスで300万円を借りる場合、適用される上限金利は年15.0%ですが、無利息サービスが利用できるため、30日間は利息が発生しません。

SMBCモビットで300万円を借りて半年〜3年かけて返済する場合、完済までにかかる利息総額・毎月の返済額・総返済額は以下のとおりです。

借入期間 利息総額 毎月の返済額 総返済額
半年 22万4,384円 53万7,397円 322万4,384円
1年 45万円 28万7,500円 345万円
1年半 67万4,384円 20万4,132円 367万4,384円
2年 90万円 16万2,500円 390万円
3年 135万円 12万833円 435万円

SMBCモビットで300万円を借りる場合、適用される上限金利は年15.0%で、無利息サービスはないので返済期間の分だけ利息が発生します。

レイクでお金を借りる場合、本来であれば以下3種類の無利息サービスを選択できます。

レイクの無利息サービス
  • 30日間無利息サービス
  • 60日間無利息サービス
  • 180日間無利息サービス(※)

※借入額のうち5万円分に対する利息が180日間0円

ただし、60日間・180日間の無利息サービスは借入限度額が200万円までの人しか適用されないため、300万円を借りる際は30日間の無利息サービスしか利用できません。

レイクで300万円を借りて半年〜3年かけて返済する場合、完済までにかかる利息総額・毎月の返済額・総返済額は以下のとおりです。

30日間無利息の場合
借入期間 利息総額 毎月の返済額 総返済額
半年 18万7,397円 53万1,233円 318万7,397円
1年 41万3,014円 28万4,418円 341万3,014円
1年半 63万7,397円 20万2,078円 363万7,397円
2年 86万3,014円 16万959円 386万3,014円
3年 131万3,014円 11万9,806円 431万3,014円

レイクで300万円を借りる場合、適用される上限金利は年15.0%で、無利息サービスを利用できるので、30日間は利息が発生しません。

レイクには3種類の無利息サービスがありますが、300万円を借りる場合は30日間の無利息サービスを選択できないため注意しましょう。/span>

消費者金融カードローンカードローンで300万円を借りる場合、利息・返済額を安く抑えたい人は、SMBCモビット以外の無利息サービスが用意されている消費者金融カードローンカードローンを利用しましょう。

以下のように、消費者金融カードローンカードローンは利息制限法によって上限金利が定められており、300万円を借りる場合の上限金利は年15.0%です。

貸付金額 上限金利(年率)
10万円未満 20.0%
10万円〜100万円 18.0%
100万円以上 15.0%

300万円を借りる場合、どの消費者金融カードローンカードローンも上限金利は年15.0%ですが、SMBCモビット以外の4社は30日間の無利息サービスを実施しています。

そのため、30日間の無利息サービスを実施している、SMBCモビット以外の消費者金融カードローンカードローンがおすすめです。

とはいえ、30日間の無利息サービスを利用しても、金利の低い銀行カードローンよりも利息・返済額が高くなってしまう点に注意しましょう。

300万円を借りる場合、銀行カードローンのほうが利息・返済額を安く抑えられるので、急いでいる場合でない限り、基本的に消費者金融カードローンカードローンはおすすめできません。

銀行カードローンで300万円借りる時の利息と返済金額一覧

銀行カードローン300万円を借りて半年〜3年かけて返済する場合、完済までにかかる利息総額・毎月の返済額・総返済額は以下のとおりです。

PayPay銀行カードローンで300万円を借りて半年〜3年かけて返済する場合、完済までにかかる利息総額・毎月の返済額・総返済額は以下のとおりです。

借入期間 利息総額 毎月の返済額 総返済額
半年 8万1,205円 51万3,534円 308万1,205円
1年 17万8,973円 26万4,914円 317万8,973円
1年半 27万6,205円 18万2,011円 327万6,205円
2年 37万3,973円 14万582円 337万3,973円
3年 56万8,973円 9万9,138円 356万8,973円

PayPay銀行カードローンで300万円を借りる場合、適用される上限金利は年6.5%ですが、無利息サービスが利用できるため、30日間は利息が発生しません。

三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」で300万円を借りて半年〜3年かけて返済する場合、完済までにかかる利息総額・毎月の返済額・総返済額は以下のとおりです。

借入期間 利息総額 毎月の返済額 総返済額
半年 15万8,564円 52万6,427円 315万8,564円
1年 31万8,000円 27万6,500円 331万8,000円
1年半 47万6,564円 19万3,142円 347万6,564円
2年 63万6,000円 15万1,500円 363万6,000円
3年 95万4,000円 10万9,833円 395万4,000円

三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」で300万円を借りる場合、適用される上限金利は年10.6%で、無利息サービスはないので返済期間の分だけ利息が発生します。

東京スター銀行「スターカードローンα」で300万円を借りて半年〜3年かけて返済する場合、完済までにかかる利息総額・毎月の返済額・総返済額は以下のとおりです。

借入期間 利息総額 毎月の返済額 総返済額
半年 18万2,400円 53万400円 318万2,400円
1年 40万2,000円 28万3,500円 340万2,000円
1年半 62万400円 20万1,133円 362万400円
2年 84万円 16万円 384万円
3年 127万8,000円 11万8,833円 427万8,000円

東京スター銀行「スターカードローンα」で300万円を借りる場合、適用される上限金利は年14.6%ですが、無利息サービスが利用できるため、30日間は利息が発生しません。

楽天銀行スーパーローンで300万円を借りて半年〜3年かけて返済する場合、完済までにかかる利息総額・毎月の返済額・総返済額は以下のとおりです。

借入期間 利息総額 毎月の返済額 総返済額
半年 18万6,986円 53万1,164円 318万6,986円
1年 37万5,000円 28万1,250円 337万5,000円
1年半 56万1,986円 19万7,888円 356万1,986円
2年 75万円 15万6,250円 375万円
3年 112万5,000円 11万4,583円 412万5,000円

楽天銀行スーパーローンで300万円を借りる場合、適用される上限金利は年12.5%で、無利息サービスはないので返済期間の分だけ利息が発生します。

三井住友銀行カードローンで300万円を借りて半年〜3年かけて返済する場合、完済までにかかる利息総額・毎月の返済額・総返済額は以下のとおりです。

借入期間 利息総額 毎月の返済額 総返済額
半年 14万9,589円 52万4,932円 314万9,589円
1年 30万円 27万5,000円 330万円
1年半 44万9,589円 19万1,644円 344万9,589円
2年 60万円 15万円 360万円
3年 90万円 10万8,333円 390万円

三井住友銀行カードローンで300万円を借りる場合、適用される上限金利は年10.0%で、無利息サービスはないので返済期間の分だけ利息が発生します。

ORIX MONEYで300万円を借りて半年〜3年かけて返済する場合、完済までにかかる利息総額・毎月の返済額・総返済額は以下のとおりです。

借入期間 利息総額 毎月の返済額 総返済額
半年 18万6,986円 53万1,164円 318万6,986円
1年 37万5,000円 28万1,250円 337万5,000円
1年半 56万1,986円 19万7,888円 356万1,986円
2年 75万円 15万6,250円 375万円
3年 112万5,000円 11万4,583円 412万5,000円

ORIX MONEYで300万円を借りる場合、適用される上限金利は年12.5%で、無利息サービスはないので返済期間の分だけ利息が発生します。

セブン銀行カードローンで300万円を借りて半年〜3年かけて返済する場合、完済までにかかる利息総額・毎月の返済額・総返済額は以下のとおりです。

借入期間 利息総額 毎月の返済額 総返済額
半年 17万9,507円 52万9,918円 317万9,507円
1年 36万円 28万円 336万円
1年半 53万9,507円 19万6,639円 353万9,507円
2年 72万円 15万5,000円 372万円
3年 108万円 11万3,333円 408万円

セブン銀行カードローンで300万円を借りる場合、適用される上限金利は年12.0%で、無利息サービスはないので返済期間の分だけ利息が発生します。

イオン銀行カードローンで300万円を借りて半年〜3年かけて返済する場合、完済までにかかる利息総額・毎月の返済額・総返済額は以下のとおりです。

借入期間 利息総額 毎月の返済額 総返済額
半年 13万1,638円 52万1,940円 313万1,638円
1年 26万4,000円 27万2,000円 326万4,000円
1年半 39万5,638円 18万8,647円 339万5,638円
2年 52万8,000円 14万7,000円 352万8,000円
3年 79万2,000円 10万5,333円 379万2,000円

イオン銀行カードローンで300万円を借りる場合、適用される上限金利は年8.8%で、無利息サービスはないので返済期間の分だけ利息が発生します。

りそな銀行カードローンで300万円を借りて半年〜3年かけて返済する場合、完済までにかかる利息総額・毎月の返済額・総返済額は以下のとおりです。

借入期間 利息総額 毎月の返済額 総返済額
半年 10万4,712円 51万7,452円 310万4,712円
1年 21万円 26万7,500円 321万円
1年半 31万4,712円 18万4,151円 331万4,712円
2年 42万円 14万2,500円 342万円
3年 63万円 10万833円 363万円

りそな銀行カードローンで300万円を借りる場合、適用される上限金利は年7.0%で、無利息サービスはないので返済期間の分だけ利息が発生します。

みずほ銀行カードローンで300万円を借りて半年〜3年かけて返済する場合、完済までにかかる利息総額・毎月の返済額・総返済額は以下のとおりです。

借入期間 利息総額 毎月の返済額 総返済額
半年 10万4,712円 51万7,452円 310万4,712円
1年 21万円 26万7,500円 321万円
1年半 31万4,712円 18万4,151円 331万4,712円
2年 42万円 14万2,500円 342万円
3年 63万円 10万833円 363万円

みずほ銀行カードローンで300万円を借りる場合、適用される上限金利は7.0%で、無利息サービスはないので返済期間の分だけ利息が発生します。

銀行カードローンで300万円を借りる場合、もっとも利息・返済額を安く抑えられるのは、上限金利の低いPayPay銀行カードローンを利用する方法です。

つづいて、銀行カードローンのなかで2番目に利息・返済額を安く抑えられるのが、上限金利を年7.0%としているみずほ銀行カードローン・りそな銀行カードローンになります。

300万円を借りる場合、消費者金融カードローンカードローンの上限金利が15.0%であるのに対して、銀行カードローンのほうが上限金利が低く設定される傾向にあります。

そのため、消費者金融カードローンカードローンの無利息サービスを利用するよりも、金利の低い銀行カードローンで借入するほうが利息・返済額を安く抑えられるケースが多いです。

即日融資を希望しているなどの事情がない限り、300万円を借りる場合は利息・返済額を安く抑えられる銀行カードローンを利用するとよいでしょう。

300万円を借りる場合に返済で気をつける注意点

300万円を借りる場合、毎月の返済額や借金完済までに利息総額が増えてしまうため、少額融資のときに比べて、注意しなければいけない点が多くなってしまいます。

どのような借入先にも関係なく、300万円を借りる場合は以下の点に注意しましょう。

300万円を借りる場合の注意点

  • 毎月しっかりと返済できるか考える
  • なるべく繰り上げ返済をおこなっていく
  • 複数の金融機関で借入するケースも想定しておく

  • 毎月の返済額をしっかりと返済できるかを考えた上で、毎月なるべく繰り上げ返済をおこなっていったり、複数の金融機関で借入するケースも想定しなければなりません。

    それぞれの注意点について、1つずつ確認していきましょう。

    毎月しっかりと返済できるか考える

    1つ目の注意点は、毎月しっかりと問題なく返済していけるかを考えることです。

    毎月の返済能力を測るには、以下の計算式で返済比率を求めてみるとよいでしょう。

    返済比率の計算式
    年間返済額÷年収×100=返済比率

    返済比率は30%以下が理想とされており、35%を超えると安定して返済できるか危険、40%を超えると融資を申し込んでも審査に落とされてしまうといわれています。

    返済比率が高すぎてローンの審査に通らない場合、返済期間を延ばす代わりに年間返済額を少なくすることで、返済比率を下げるとよいでしょう。

    なるべく繰り上げ返済をおこなっていく

    2つ目の注意点は、なるべく繰り上げ返済をおこなっていくことです。

    繰り上げ返済とは、毎月の返済額とは別にまとまった金額を返済することで、効率的に元本を減らせるため、最終的に支払う利息・合計返済額を減らすことが可能です。

    300万円という高額融資にもなると、完済までに時間がかかり利息総額が高額になってしまうので、毎月1,000円ずつでも多く返済できるようにすると返済総額を抑えられます。

    ただし、繰り上げ返済は10万円以上といったルールがあったり、繰上返済時に手数料が発生するケースもあるので、公式サイトなどで事前に確認しておくようにしましょう。

    複数の金融機関で借入するケースも想定しておく

    3つ目の注意点は、複数の金融機関で借入するケースも想定しておくことです。

    例えば、子供の教育費としてお金を借りたい場合、銀行・消費者金融カードローンカードローン以外にも教育ローン・奨学金制度などの方法もあります。

    公的機関の融資は銀行・消費者金融カードローンカードローンに比べて金利が低めに設定されているため、上手に利用すれば借金完済までに支払う利息総額を安く抑えられます。

    300万円という高額融資にもなると、借金完済までに負担しなければいけない利息総額も高額になりがちなので、複数の金融機関を使い分けるケースも想定しておきましょう。

    300万円を借りられない場合の対処法

    各種ローンは審査に通過しないと利用できないため、金融機関からの借入で返済を滞納した経験がある人などは300万円を借りられないケースもあります。

    金融機関で300万円を借りられない人は以下の対処法を実践するとよいでしょう。

    • 家族・友人などにお金を借りる
    • 国の公的融資制度でお金を借りる

    各種ローンの審査に通過できなかった人でも、家族・友人などや国の公的融資制度を利用すればお金を借りられる可能性があります。

    それぞれの対処法を順番に解説していきます。

    家族・友人などにお金を借りる

    金融機関で300万円を借りられない場合、家族・友人などからお金を借りる方法もあります。

    ただし、個人間でお金の貸し借りをおこなう場合、以下のようなトラブルが発生する恐れもあるため注意しましょう。

    • 返済遅延・借逃げ
    • 贈与税の発生

    トラブルを避けるためには、家族・友人などからお金を借りる場合でも、以下の内容を記載した「借用書」を作成しましょう。

    • 作成日
    • 借りた金額
    • 返済方法と返済日
    • 借りる人の名前・住所・印鑑
    • お金を貸す人の名前

    借用書がないと、お金を返済する際に「貸した金額はもっと多かったはず」とごまかされたり「利息を支払ってほしい」と主張されたりしてしまうかもしれません。

    借用書を作成しておけば、お金の貸し借りを口約束ではなく書面で証明できるので、トラブルが起きて裁判に発展した場合も、双方の主張が食い違う恐れがないので安心です。

    公的融資制度を利用する

    金融機関で300万円を借りられない場合、国の公的融資制度でお金を借りる方法もあります。

    公的融資制度とは、国・自治体が生活が苦しい人に向けて無利息または低金利で融資をおこなう制度のことで、以下の種類なら300万円を借入可能です。

    公的融資制度 限度額 金利
    生活福祉資金貸付制度 最大580万円まで(福祉資金) 無利子〜1.5%
    勤労者生活支援特別融資制度 300万円まで 年1.0%

    国が設けている公的融資制度であれば、各種ローンとは別の審査基準で融資を実施しているため、金融機関の審査に通過できない人でもお金を借りられる可能性があります。

    ただし、融資まで1ヶ月程度かかるなど融資スピードが遅い上、一定条件を満たす低所得世帯や高齢者世帯などでないと融資が認められにくい点に注意しましょう。

    まとめ

    300万円を借りたい場合、年収900万円以上で借入総額が年収の1/3を超えておらず、収入証明書を提出できる人なら、基本的には金融機関の審査に通過して融資を受けられます。

    ビジネスローン・目的別ローン・有担保ローン・おまとめローンなどの借入先の場合、資金使途が決められており、借りた300万円を自由に利用できない点に注意しましょう。

    例えば、ビジネスローンで借りた300万円は事業性資金にしか利用できないため、借りた300万円を自動車の購入資金に用いるといった使い方はできません。

    そのため、300万円の使い道が決まっていない場合、借りたお金を自由に利用できる「銀行カードローン」がおすすめなので、気軽に融資を申し込んでみるとよいでしょう。

    300万円を借りる場合のよくある質問

    Q. 300万円を借りる場合、年収はどのくらい必要ですか?
    A.

    300万円を借りる場合はおおよそ年収が900万円以上必要です。理由は消費者金融からの借入の場合、貸金業法で総量規制(年収の1/3を超える貸付をしてはならない)が定められているためです。

    Q. 300万円を借入する場合、どのような条件がありますか?
    A.

    基本的に、借入総額が年収の1/3を超えていないこと。収入証明書を提出できること。という2つの条件を最低限クリアしている必要があります。
    その他、借入の際には個人の信用情報や属性を判断されます。

    Q. 300万円を借りる場合、おすすめの借入先やカードローン商品はどれですか?
    A.

    資金の使い道を決めていない場合は銀行カードローン、事業性資金を借りる場合はビジネスローン、借入目的が明確な場合は目的別ローン、自宅以外の不動産がある場合は有担保ローン、複数の他社借入をまとめたい場合は消費者金融のおまとめローンがおすすめです。

    Q. 300万円を借りるときに必要な書類は何ですか?
    A.

    運転免許証・運転経歴証明書・健康保険証・個人番号カード・パスポート・住民基本台帳カードなどの必要書類、源泉徴収票・住民税決定通知書・地方公共団体が発行する所得証明書・給与明細書・確定申告書の控えなどの収入証明書が必要です。

    Q. 300万円を借りる場合、毎月の返済金額や返済期間はどのくらいですか?
    A.

    300万円を借りる際の金利は年10.0%〜15.0%で毎月の返済額は4万円〜10万円程度、返済期間は3年〜10年程度かかるケースが多いです。