中小消費者金融のアローについて調べている人のなかには「TVCMなどで見たことがないけれど、違法な業者ではないのか?」と不安な人もいるかもしれません。
結論からいうと、アローは違法な貸金業者ではなく、法律を遵守した上で営業しており、最短即日融資にも対応している消費者金融です。
大手消費者金融や銀行の審査に通らない人でも、中小消費者金融であるアローの審査には通過できる可能性があります。
そこで本記事では、アローの利用を検討している人に向けて、企業情報や申込み条件などを解説します。
最短即日融資を受けるための方法・審査に落ちる人の特徴などもわかるので、アローでお金を借りたい人はぜひ参考にしてみてください。
- アローは国や都道府県から登録を受けている中小消費者金融なので、ヤミ金被害などに遭う心配はない
- アローの審査時間は最短45分なので、最短即日融資を受けることも可能
- 大手消費者金融や銀行カードローンの審査に通過できなかった人でも、アローの審査に通過できる可能性がある
もくじ
消費者金融アローとは?
アローは、愛知県名古屋市に拠点をおく消費者金融です。いわゆる街金・サラ金・中小消費者金融と呼ばれる会社でもあります。
アローが提供するローンには、フリーローンと借り換えローンがあります。
ローン名 | 概要 |
---|---|
フリープラン(使途自由フリーローン) | 最大の融資額が200万円で、資金使途が原則自由のフリーローン。フリーローンであるため借入回数は1度のみ。 |
貸金業法に基づく借換ローン | 最大の融資額が200万円で、資金使途が貸金業者からの債務の借り換えに限られたローン。生活資金などの借入は不可。 |
参照元:アロー公式サイト
いずれも最短即日融資が可能なため、申し込みの時間帯などによっては申込当日に借入できます。
資金使途は両者異なり、フリープランは原則自由である一方、貸金業法に基づく借換ローンは貸金業者からの債務の借り換えのみです。生活資金など、資金使途が借り換え以外であれば、アローのフリープランを選ぶとよいでしょう。
アローはヤミ金や危ない業者ではない
アローはヤミ金のような危ない会社ではありません。
そもそもヤミ金とは、法律を遵守せずに貸付を行なう業者のことです。「国や都道府県に貸金業の登録をする」「法律で定められた範囲内の金利で貸付をする」などと法律で定められていますが、ヤミ金はこれらの法律を遵守しません。
アローの場合、公式サイトに貸金業の登録を受けていることを明記したうえで、法律で定められた範囲内での貸付が行なわれています。
なお、金融庁の公式サイトには、借入を検討している業者が国や都道府県から登録を受けているのかを検索できる「登録貸金業者情報検索サービス」が用意されています。実際に編集部で利用したところ、登録貸金業者情報検索サービス上でもアローは表示されました。
そのため、アローを利用してもヤミ金による被害に遭うことはありません。
アローで借りるのが向いている人
アローの商品から借入が向いている人をまとめました。
- 申込当日に借入が必要な人
- 貸金業者からの借入を借り換えたい人
- 来店せずに借入がしたい人
- 自宅への郵送物なしで借入がしたい人
- 他社借入があることで審査に不安がある人
アローでは、来店不要で最短申込当日に借入ができます。また、アプリから申し込めば、自宅への郵送物なしで契約も可能です。
なお、アローでは、他社借入があるからといって必ず審査に落ちるわけではありません。「独自の審査で他社借入があっても融資可能な場合がある」の見出しで詳しく解説しているため、他社借入が原因で審査に不安がある人は参考にしてみてください。
アローに申し込める人の条件
アローの公式サイトには、契約不可のケースが掲載されています。
- 年齢24歳以下及び66歳以上の人
- 貸金業者からの借入が年収の3分の1を超えている人
- 健康保険未加入の人
- 勤続1年未満(11か月以下)の人
- 現在、他社の返済が遅れている人
- 自営業者で確定申告等年収証明が提出できない人
参照元:アロー公式サイト「新規お申込みフォーム」
いずれか一つでも該当していると、アローの審査には通りません。アローの利用を検討している場合は、契約不可のケースに該当していないかを確かめておくとよいでしょう。
年齢の基準を満たしていない
アローと契約できるのは、年齢が25歳〜65歳までの人です。24歳までの人や66歳以上の人はアローを利用できません。
なお、カードローンには24歳までの人や65歳以上の人も利用対象とする商品もあります。基本的には公式サイトに利用対象となる年齢が記載されているため、24歳までの人や66歳以上の人はアロー以外の金融機関の公式サイトを確認してみるとよいでしょう。
貸金業者からの借入が年収の3分の1を超えている
アローを利用できるのは、貸金業者からの借入が年収の3分の1以下の人です。
貸金業者に該当するのは、消費者金融やクレジットカード会社などです。すでに消費者金融のカードローンやクレジットカードで年収の3分の1を超える借入があると、アローの審査に通りません。
なお、この理由には総量規制という法律で定められた規制にあります。
総量規制とは、貸金業法という法律で定められた融資制限のことで、すべての貸金業者に適用されます。
そのため、貸金業者からの借入が年収の3分の1を超えている場合、アローだけでなく他の消費者金融からも借入が原則できません。
健康保険に加入していない
アローと契約できるのは、健康保険に加入している人です。保険の種類に関しては定められていないため、社会保険や国民健康保険などの健康保険に加入していれば、アローのこの条件は満たせると言えます。
健康保険に加入していない場合、他の条件を満たしていたとしてもアローの審査には通りません。
勤続年数が1年未満
アローと契約できるのは、勤続年数が1年以上ある人のみです。転職したばかりで勤続年数が1年未満、退職して現時点では働いていないといった場合、アローの審査には通りません。
この場合、他の条件を満たしていても契約できないため、勤続年数が1年を超えてから申し込む、または他の金融機関の利用を検討するといった対策をとるとよいでしょう。
現時点で他社への返済が遅れている
アローと契約できるのは、他社への返済が遅れていない人です。他社に該当するのは、消費者金融、クレジットカード会社、銀行などが挙げられます。
たとえば、消費者金融のローン、クレジットカードのキャッシングなどの返済に遅れている場合、アローの審査には通りません。
なお、返済の遅れについては、アローの審査時に照会される「信用情報」に登録されています。
返済の遅れを隠して契約をするのは難しいと考えられるため、他社への返済に遅れている場合は延滞を解消してから申し込む、または他の金融機関の利用を検討すると言った対策をとりましょう。
自営業者で年収証明を提出できない
自営業者の場合、申込後に年収証明の提出が求められます。自営業者で年収証明を提出できない場合、アローと契約できません。
アローで年収証明と認められる書類の例は、下記のとおりです。
- 確定申告書
- 住民税決定通知書、納税通知書
- 青色申告決算書
- 収支内訳書
- 支払調書
- 所得証明書
- 所得証明書
参照元:アロー公式サイト「ご提出いただく収入証明書について」
基本的に年収証明は1点の提出が必要です。自営業者の場合、年収証明に該当する書類1点をアローの申込前に用意しておくとよいでしょう。
アローから即日融資を受ける最速の方法
アローの公式サイトには、即日融資を受けるための明確な方法が記載されていません。
しかし、即日融資を受けられなくなる場合は推測できるため、急ぎの融資を希望している場合は下記を把握しておくとよいでしょう。
ここからは即日融資を受ける最速の方法について解説していきます。
アローで即日融資を受けるためのポイントを把握しておく
即日融資を受けられない場合を考慮したうえで、アローで即日融資を受けるためのポイントをまとめました。
- 必要書類や申込情報入力時の内容を借入前日に不備がないようまとめる
- 銀行の営業時間を考慮して申込手続きを完了させる
- 郵送ではなくインターネットから申し込む
- 在籍確認は必ず当日中に完了できる状態にしておく
審査状況にもよりますが、上記すべての対策をとれば、アローから即日融資を受けられる可能性があります。
必要書類や申込情報入力時の内容を借入前日に不備がないようまとめる
アローと契約するには、必要書類の提出や申込情報の入力などが必須です。
必要書類や申込情報は審査時に確認されます。いずれか一つでも不備があると、審査が進まずにアローから即日融資を受けられなくなることも考えられます。
アローの公式サイトには、提出する必要書類の例や申込時に申告する情報が記載されています。アローから即日融資を受けたい場合、不備をなくすためにも、アローの公式サイトを事前に確認しておくとよいでしょう。
銀行の営業時間を考慮して申込手続きを完了させる
アローから借入する方法は、利用者の銀行口座への振込のみです。深夜や早朝など、銀行が営業していない時間帯には振込が行なわれないため、アローから即日融資を受けたい場合は銀行の営業時間を考慮したうえで申込手続きを完了させる必要があります。
たとえば、銀行の営業時間が平日の15時までの場合、土日祝日や平日の15時以降に申し込みを完了させても、アローから借入できるのは翌営業日以降となります。
アローから即日融資を受けたい場合、借入の際に利用する予定の銀行の営業時間までに申し込みを完了させるようにしてください。
なお、アローに申し込んだ後には審査が行なわれ、審査時間は最短45分です。審査時間を考慮せずに銀行の営業時間間際に申し込むと、アローから即日融資を受けられないことも考えられます。
そのため、銀行の営業時間とともに、最短でも審査に45分かかることも考慮して、申し込みを行なうとよいでしょう。
郵送ではなくインターネットから必要書類を提出する
アローに申し込んだ後には必要書類の提出が求められ、その方法には「インターネット」「郵送」の2種類があります。
郵送で必要書類を提出すると、書類が到着するまでに複数日かかります。
インターネットであれば申込当日に書類を提出できるため、アローから即日融資を受けたい場合はインターネットで提出するようにしましょう。
在籍確認は必ず当日中に完了できる状態にしておく
アローに限らずローンを扱う金融機関の審査では、在籍確認が行なわれる傾向があります。
在籍確認とは、申込者が本当に働いているのかを確認する作業のことです。「勤務先への電話連絡」「書類提出」といった方法で行なわれるのが一般的です。
アローでは勤務先への電話連絡で在籍確認が行なわれます。電話連絡に対応したうえで、審査担当者が申込者の在籍を確認できれば、在籍確認は完了します。
在籍確認が完了しなければ審査が進まないため、アローから即日融資を受けられません。
そのため、在籍確認を申込当日中に完了できる状態にしておくことは重要です。
在籍確認が完了するケースとしては、下記が挙げられます。
- 在籍確認の電話連絡に申込者本人が対応する
- 勤務先の人に在籍している旨を伝えてもらう
申込者本人が対応すれば在籍確認は完了します。在籍確認の電話に出られるように、勤務先にいる間にアローへの申し込みを済ませるのも一つの手です。
また、勤務先の人に「〇〇(申込者名)は席を外しています」などと返答してもらうことでも、在籍確認は完了します。自分で電話連絡に対応できない場合、勤務先の人に対応してもらうように伝えておくのもよいでしょう。
アローへの申込前に必要書類や申込資格に不備がないかを確認しておく
アローから即日融資を受けたい場合、必要書類や申込資格に不備がないかを確認しておくとよいでしょう。
必要書類に不備があれば、書類の再送が求められて審査が長引いてしまうことも考えられます。
また、そもそも申込資格に不備があれば申込自体を受け付けられません。
必要書類については、アローの公式サイトに提出が必要な書類の具体例が記載されています。
必要書類 | 具体例 |
---|---|
本人確認書類 | 運転免許証、健康保険証、マイナンバーカード、住民基本台帳カード、在留カード、パスポートなど |
収入証明 | 源泉徴収票、給料明細書直近2ヶ月分、確定申告書など |
参照元:アロー公式サイト「よくあるご質問」
※本人確認書類に記載されている住所が現住所と異なる場合、補完書類として公共料金の領収書が必要です。
提出が求められる書類の数は、申込者の状況によって異なります。提出する書類の数を聞きたい場合、申込後にアローの問い合わせ窓口(0570-055-553)へ電話をするとよいでしょう。
また、申込資格に関しては、当記事の「アローに申し込める人の条件」で解説しています。申込資格を満たしているかを確認したい際は参考にしてみてください。
借入完了までのSTEPに従って申し込みを開始する
アローの公式サイトを参考にしつつ、借入が完了するまでのSTEPをまとめました。
参照元:アロー公式サイト
アローから即日融資を受けるには、インターネットからの申し込みが必須です。
アローから即日融資を受けたい場合、借入が完了するまでのSTEPに従ってアロー公式サイトから申し込みをしてみてください。
アローの審査時間はどれくらいかかる?
アローの審査時間は最短45分です。審査に通過した後に契約が完了すれば、申込当日に借入することもできます。
ただし、下記に該当する場合、アローの審査が長引く可能性があります。
- 土日祝日、深夜、早朝に申し込んだ
- 申込時に申告する情報に不備があった
- 在籍確認が完了していない
- 書類の提出が遅れた
たとえば、アローが営業していない日時に申し込むと、審査が行われずに審査時間が45分以上かかると考えられます。また、申込時に申告する情報に不備があったり、書類の提出が遅れたりすると、アローの審査が進まずに結果が通知されるまでに時間がかかります。
急ぎの事情がある場合、審査が長引く原因を把握したうえで申し込みを進めましょう。
お金が必要な日と審査完了・融資日を見越して余裕をもって申込をしよう
アローの審査が45分で完了するのは、あくまで最短で審査が進んだ場合です。審査状況によっては審査時間が45分を超えることもあります。
アローに申し込む場合、必ず審査が45分で完了する訳ではないことを踏まえて、時間に余裕を持って手続きを行なうようにしましょう。
また、銀行の営業時間外にはアローから融資を受けられません。即日融資を希望するのであれば、利用する銀行の営業時間を考慮したうえで申し込みを行なってみてください。
アローから追加借入する方法
アローが取り扱うローンはフリーローンであるため、契約後は1度のみ借入が可能です。追加で借入をするには、再度アローに申し込んだうえで契約をする必要があります。
必要以上に借入をしないことが望ましいですが、どうしても追加借入が必要な場合はアローに再度申し込むことを検討してみてください。
アローへの返済金額目安と返済方法
アローへの返済金額は、借入額や返済回数などによって変わります。
仮に、12か月で借入全額を返済したことを想定した場合であれば、アローへの返済金額の目安は下記となります。
借入額 | 適用される金利※ | 返済金額の目安 |
---|---|---|
5万円 | 年19.94% | 5,000円 |
10万円 | 年18.0% | 10,000円 |
15万円 | 年18.0% | 14,000円 |
20万円 | 年18.0% | 19,000円 |
25万円 | 年18.0% | 23,000円 |
30万円 | 年18.0% | 28,000円 |
※金利はシミュレーションの数値です。実際とは異なる場合もあります。
アローへの返済は月に一度必要です。返済日は5日・10日・15日・20日・25日・月末のなかから利用者が選択できます。
返済方法は、振込または口座振替のどちらかから利用者が契約時に選択します。振込の場合は手数料がかかることもあるので、希望がなければ口座振替で返済を行なうとよいでしょう。
アローの利息は高め!なるべく短期間で返済しよう!
アローの金利は年15.0%~年19.94%です。審査時に年15.0%~年19.94%のうちから金利が決定され、契約後に適用される仕組みです。
年15.0%未満の数値が適用されることはないため、年15.0%未満の金利が適用される可能性のある大手消費者金融5社と比較すれば、アローの金利は高いとも言えます。
適用される金利が高ければ高いほど、支払う利息はかさむため、アローを利用する場合は可能な限り短期間で完済することを心がけましょう。
アローへの返済が遅れそうなときはどうする?
アローへの返済が遅れそうな場合は、問い合わせ窓口に電話をして担当者にその旨を伝えましょう。相談をせずに延滞を起こすと、督促状の送付などにより支払いの催促が行なわれます。
相談をして支払い可能な日にちを伝えれば、催促が行なわれないと考えられます。返済は遅れないのが前提となりますが、万が一遅れそうであればアローの問い合わせ窓口(0570-055-553)に電話をすると覚えておきましょう。
アローの審査に落ちる・通りにくい人
前述したように、申込資格を満たせなければアローの審査には通りません。
とはいえ、アローの審査に落ちる場合、申込資格を満たせないこと以外にも以下のような原因はあります。
- 過去に延滞や債務整理をした
- 複数の金融機関に申し込んだ
一つでも該当する項目があれば、アローの審査に通らない可能性があります。
過去に延滞や債務整理をした
過去に延滞や債務整理の経験があると、アローの審査に通らない可能性があります。
延滞や債務整理の履歴は信用情報に一定期間登録されます。
信用情報とは、ローンやクレジットカードなど、信用取引における利用履歴のことです。具体的には、下記のような情報が信用情報として登録されています。
- 氏名、生年月日、住所などの「本人情報」
- 借入と返済の状況などの「取引情報」
- ローンやクレジットカードなどの契約や申し込みといった「照会記録情報」
参照元:全国銀行協会公式サイト「個人情報の取扱い」
延滞の場合は最長5年、債務整理の場合は最長10年信用情報として登録されます。この期間にアローへ申し込むと返済能力を疑われてしまう危険性があるのです。
返済能力がないと判断されればアローの審査には通りません。
複数の金融機関に申し込んだ
信用情報には、金融機関への申込履歴も登録されています。複数の申込履歴が信用情報に残っていると、アローの審査担当者から返済能力を疑われてしまう危険性があります。
返済能力がないと判断されればアローの審査には通りません。アローに申し込む場合、他の金融機関への申し込みは避けるとよいでしょう。
アローでお金を借りるメリット

画像引用:【アロー】
金利(年) | 審査時間 | 無利息期間 | 在籍確認 | Web完結 | 郵便物なし |
---|---|---|---|---|---|
15.00%~19.94% | 最短即日 | なし | 原則なし | ◯ | ◯ |
借入限度額 | 融資スピード | 最低返済額(月々) | 担保・保証人 | 成約率 | 土日祝日の融資 |
最大200万円 | 最短即日 | 4,000円~ | 不要 | 公表なし | 不可 |
横スクロールできます→ |
- 最短即日融資に対応している
- アプリなら郵送物なし
- 来店不要でどこでも24時間スマホだけで申込可能
- 独自の審査で他社借入があっても融資可能な場合がある
アローからの借入を検討している場合、メリットを踏まえて申し込みをするとよいでしょう。
最短即日融資に対応している
アローは最短即日融資に対応している消費者金融です。そのため、申し込みの時間帯や審査状況によっては、申込当日にアローから借入できます。
他の金融機関の場合、即日融資に対応していないこともあり、融資を受けられるまで複数日かかることもあります。
申込当日に借入できる可能性がある点は、アローを利用するメリットと言えるでしょう。
アプリなら郵送物なし
アローへの申込方法は、アプリと郵送の2種類があります。郵送の場合は自宅へ郵送物がありますが、アプリであれば郵送物なしで契約が可能です。
郵送物があると、書類の返送に数日かかってしまううえに、家族にアローからの借入を知られてしまう可能性があります。急ぎの融資を希望する場合や、家族に借入を知られたくない場合はアプリから申し込みを行なうとよいでしょう。
来店不要でどこでも24時間スマホだけで申込可能
消費者金融のなかには、申し込みや契約のために来店が必要になる会社もあります。アローの場合はスマートフォンだけで申し込みや契約が完了するため、来店する必要はありません。
また、アローへの申し込みは原則24時間行なえます。早朝や深夜の時間帯であっても申し込み可能な点はアローのメリットとも言えるでしょう。
独自の審査で他社借入があっても融資可能な場合がある
アローと契約不可のケースの一つには、「現在、他社のご返済が遅れている方」があります。他社借入があっても返済に遅れていなければこのケースに該当しないため、他社借入があってもアローから融資を受けられる可能性はあります。
ただし、総量規制を遵守するアローからは、貸金業社からの借入総額が年収の3分の1を超えている場合は融資を受けられないので注意しましょう。
消費者金融アローに関するQ&A
ここからは消費者金融アローに関するQ&Aを解説していきます。
アローの審査は甘い?
アローは審査基準を公表していないため、審査の甘さを断言することはできません。
また、アローは契約不可のケースを公式サイトで公表しています。そのため、誰でも利用できるほど、アローの審査は甘くないと言えます。
とはいえ、アローを含む中小消費者金融は、独自の基準で審査を行なっていると言われています。独自の基準で審査が行われるのであれば、大手消費者金融の審査に通らなかった場合もアローから借入できる可能性は残されています。
また、契約不可のケースの一つに「現在、他社のご返済が遅れている方」とあります。他社への返済が遅れていなければ、このケースに該当しないため、アローの審査に通ることも考えられるのです。
アローは土日祝日の融資は可能?
インターネットであれば、原則24時間365日アローに申し込めます。そのため、土日祝日でも申込自体は可能です。
しかし、アローの借入方法は振込のみであり、銀行の窓口が営業している時間のみ融資を受けられます。土日祝日は銀行の窓口が営業していないのが一般的であるため、基本的に土日祝日はアローから融資を受けられません。
アローの在籍確認方法は?
アローの公式サイトには在籍確認の方法が記載されていません。そこで、アローの問い合わせ窓口に電話調査したところ、「基本的には勤務先への電話連絡で在籍確認を行なう」との回答が得られています。
あくまで電話調査の結果ですが、基本的には勤務先への電話連絡で在籍確認が行われると考えておくとよいでしょう。
ブラックでもアローの審査に通る?
一般的には、「債務整理の経験がある」「長期延滞の経験がある」といった状態にあるとブラックと呼ばれる傾向があります。
ブラックの状態だと銀行や消費者金融などの審査に通りづらいとも言われますが、アローは「ブラックには融資をしない」のような情報を公開していません。
そのため、ブラックだからといって、アローの審査に必ず落ちるとは言い切れないのです。
なお、審査を行なう会社が異なれば、審査基準も変わることも考えられます。アローでは保証会社を通さずに自社で審査を行なうため、大手消費者金融やメガバンクとは審査基準も異なる可能性はあります。
審査基準が異なる前提であれば、他の金融機関の審査に通らなかった方もアローの審査に通る可能性は残されているとも言えるでしょう。
アローの金利はどのくらい?高い?
アローの金利は、年15.0%~年19.94%です。大手消費者金融やメガバンクのカードローンであれば年15.0%未満の金利が適用される場合もあるため、最小の金利が年15.0%であるアローの金利は高いと言えます。
金利が高ければ高いほど利息も高額になるため、アローを利用する場合は早期で完済することを心がけましょう。
まとめ
アローは愛知県から登録を受けた貸金業者であるため、ヤミ金のような違法な業者ではありません。
特徴としては、最短即日融資に対応している点や他社借入があっても融資の可能性がある点などが挙げられます。
ただし、申込条件を満たしていなければアローを利用できず、審査に通りにくい特徴に該当している場合は、アローの審査に落ちることも考えられます。
アローを利用する場合、申込条件や審査に通りにくい特徴なども確認したうえで申し込みを検討するとよいでしょう。