後払いでお金を作る!「審査不要」で現金化できる後払いサービスも紹介

後払いでお金を作る

「後払いサービスを利用する際、審査は必要?
「後払いサービスを利用して、お金を作ることはできる?

商品購入時に代金を支払わず、後払いできるサービスがありますが「後払いサービスを利用して、お金を作れるか?」という点が気になる人も多いでしょう。

結論からいうと、後払いサービスを活用すれば、審査不要で早ければ1日で現金を得ることも可能です。

また、クレジットカードやキャッシングのような審査は不要なので、誰でも手軽にお金を作れるメリットもあります。

この記事では、後払いでお金を作る方法や、具体的な後払いサービスの種類を解説します。

給料日前でお金がない人や急な出費が発生した人は、ぜひ参考にしてみてください。

後払いサービスを利用すれば審査不要でお金を作れる!

後払いでお金を作る方法は、後払いサービスを使って購入した商品を売却し、現金を得るのが基本的な流れです。

後払いの現金化は、次のような点がメリットです。

  • 早ければ即日の現金化が可能
  • 誰にも知られず現金化できる
  • クレジットカードがなくても利用できる
  • 金融ブラックや無職の人でも利用できる

ポイントは、後払いサービスはクレジットカードやキャッシングのような信用情報の審査がない点です。

学生や専業主婦はもちろん、無職の人や、自己破産などで事故情報が登録されている(いわゆるブラックリストに載っている)人でも利用できます。

大きなお金を用意することはできませんが、数万円程度の少額であれば、クレジットカードやキャッシングより手軽にお金を作れます。

後払いサービスは現金化までに時間がかかるのがデメリット

今手元に現金がない状態で、現金を作れるのは大きなメリットですが「今すぐに現金を用意しなくてはならない」という人にとっては使いにくい手法かもしれません。

後払いサービスで現金化する手法は、基本的に購入した商品を売却してお金を生むというスキームなので「売却する手間」が必要になります。

では、お金をすぐに作りたいという人はどうしたらいいのかですが、最もおすすめできる方法が「カードローン融資」です。

お金を作るスピードでいえば最も早く、大きなお金を作ることができます。

後払いでお金を作る方法と後払いサービスの種類

後払いでお金を作るには、まずは後払いサービスを利用することが前提条件です。

後払いサービスには、大きく分けると次の3種類があります。

  • 後払い決済システム
  • 後払い対応の電子マネー
  • キャリア決済

次の項目から、それぞれの後払いサービスでどのように現金化が可能なのか、具体的に見ていきましょう。

1.後払い決済システム一覧

後払い決済システムには、ショップ側が外部の決済代行業者を導入しているケースと、自社で独自にシステムを設けているケースがあります。

どの後払いシステムもクレジットカードのような厳しい審査はないので、誰でも利用可能です。

店舗・ECサイトによってどこの決済代行業者を採用しているか違うため、商品を購入する場所によって使い分けが必要となります。

次の項目から、代表的な後払い決済システムを紹介します。

NP後払い

NP後払いは、株式会社ネットプロテクションズホールディングスが運営する決済代行業者です。

57,500以上の店舗で採用されており、人気コスメ・美容・ファッション・インテリア・日用雑貨などのショップで使えます。

会員登録は任意なので、ショップ側がNP後払いを導入していれば、購入者はそのまま利用できるという手軽さがメリットです。

ただし、会員登録をしておくと買い物でNPポイントがたまり、商品交換・懸賞応募に使えます。ダブルでお得なので、積極的に活用していきましょう。

注意点は、支払い期日が14日間しかないことです。14日以内の支払いが難しい場合は、別の後払い決済システムを使いましょう。

上限額 5万5,000円(税込)
支払い方法 コンビニ払い・郵便局払い・銀行払い・LINE Pay払い
支払期日 14日以内
NP後払い公式サイトはこちら

atone

atoneは、NP後払いと同じ株式会社ネットプロテクションズホールディングスが運営する決済代行業者です。

支払期日は翌月20日となっており、NP後払いより余裕をもった支払いができます。NPポイントを共通で利用することも可能です。

スマホアプリを使えば、実店舗でのQR決済や、過去の利用明細の確認などができるので、支払いの管理をしやすいサービスです。

上限額 5万円(税込)
支払い方法 コンビニ払い・口座振替
支払期日 翌月20日
atone公式サイトはこちら

ペイディ

ペイディは、Amazonやビックカメラ.com、BUYMAなどの大手ECサイトで使える後払いサービスです。

会員登録不要で使えますが、無料のペイディプラスにアップグレードすると、3回の分割払いや、VISA加盟のオンラインショップで利用が可能になります。

公式サイトではセキュリティに関する取り組みを公表しており、信頼性の高い決済代行業者です。

上限額 設定なし(利用状況による)
支払い方法 コンビニ払い・銀行払い・口座振替
支払期日 翌月10日
ペイディ公式サイトはこちら

楽天市場の後払い

国内トップのオンラインモールである楽天市場では、独自に後払いシステムを採用しています。

ただし、楽天市場すべてのショップが対応しているわけではないので、商品検索の際には工夫が必要です。

「GUCCI 後払い」のように、商品の後ろに後払いと入力することで、後払い可能なショップの商品が見つかります。

楽天ポイントも貯まるので、普段から楽天市場を使っている人は積極的に活用しましょう。

上限額 5万4,000円(税込)
支払い方法 コンビニ払い・銀行払い
支払期日 14日以内
楽天市場公式サイトはこちら

ZOZOTOWNのツケ払い

ファッション通販のZOZOTOWNでは、ツケ払いという独自の後払いシステムをもっています。

他の後払いと比べて支払い猶予が長く、2ヶ月後まで先延ばしにできるので、余裕をもって資金調達が可能です。

アパレル商品が中心なので、トレンドをしっかりと把握して購入する必要があります。

メルカリやラクマで売れ筋の商品をチェックしてから、商品を購入しましょう。

上限額 5万5,000円(税込)
支払い方法 コンビニ払い・銀行振込
支払期日 2ヶ月後
ZOZOTOWN公式サイトはこちら

2.後払い対応の電子マネー決済サービス一覧

現金を電子化して決済する電子マネーには、先にお金をチャージする「プリペイド型」と、後からチャージする「ポストペイ型」があります。

ポストペイ型の電子マネーを使うことで、後払いで商品を購入してお金を作ることが可能です。

また、プリペイド型の電子マネーでも、実質的に後払いにできる機能が付いている場合もあります。

次の項目から、後払いが可能な電子マネーを見ていきましょう。

QUICPay

QUICPayには「おサイフくんQUICPay」という、ポストペイ型の支払いができる機能があります。

おサイフケータイに対応しているスマホがあれば、誰でも利用が可能です。ネット会員専用サービスで分割払いやリボ払いに変更できます。

支払期日を2種類から選べるので、自分の給料日などに合わせて都合のよい期日にできる点がメリットです。

上限額 10万円
支払い方法 口座引き落とし
支払期日 2日払い(毎月5日に締切、翌月2日に引き落とし)
17日払い(毎月20日に締切、翌月17日に引き落とし)
おサイフくんQUICPay公式サイトはこちら

りそなウォレットアプリ

りそな銀行が運営するりそなウォレットアプリは、銀行口座と紐付けて使える電子マネーです。

基本はプリペイドやデビット式(口座からの即時引き落とし)の支払いですが、口座に現金がなくてもクレジット感覚で使える「りそな後払い(SLiDE)」の利用が可能です。

支払いは週払いと月払いから選択します。週払いを選択しても、最大1ヶ月先(3回先)まで延長できるので、支払いサイクルを柔軟に変更できるのが特徴です。

上限額 5万円
支払い方法 口座引き落とし
支払期日 週払い:翌週月曜日
月払い:翌月1日
りそなウォレットアプリ公式サイトはこちら

メルペイスマート払い

メルペイはメルカリが運営するスマホ決済サービスで、機能の1つとして後払いが可能な「メルペイスマート払い」があります。

支払い方法は「自動引き落とし」「メルペイ残高」「コンビニ/ATM払い(Pay-easy)」の3種類から選べます。アプリから申し込めば、定額払いも可能です。

メルペイ残高とコンビニ/ATM払いを選択した場合の支払期日は翌月1日~末日なので、任意のタイミングで支払いができます。

上限額 利用状況による(定額払いは20万円)
支払い方法 自動引き落とし・メルペイ残高・コンビニ/ATM払い(Pay-easy)
支払期日 自動引き落とし:翌月11日・16日・26日のいずれか指定
メルペイ残高・コンビニ/ATM払い:翌月1日~末日
メルペイ公式サイトはこちら

バンドルカード

バンドルカードは、VISA加盟店の支払いで使えるプリペイドカードです。プリペイド型ですが、後払い可能な「ポチッとチャージ」という機能があります。

アプリで発行されるバーチャルカードならオンラインショップで、リアルカードを発行すれば実店舗で使えます。

バンドルカードの特徴は、高い換金率をもつアマゾンギフト券の購入でも使える点です(2021年現在)。

他の電子マネーでは基本的にアマゾンギフト券を購入できないので、大きな強みといえるでしょう。

上限額 5万円
支払い方法 コンビニ/ATM払い(Pay-easy)
支払期日 翌月末
バンドルカード公式サイトはこちら

3.携帯電話のキャリア決済サービス一覧

携帯電話会社が提供するキャリア決済は、買い物代金を月々の利用料に上乗せする機能です。携帯電話会社と契約していれば、手持ちのスマホなどからスムーズに利用できます。

キャリア決済で商品を購入すれば、翌月の利用料とまとめて支払うことになるので、実質的に後払いが可能です。

携帯電話会社は各社で系列グループのオンラインモールをもっているため、そこを利用すればポイントを貯めやすいというメリットもあります。

ソフトバンクまとめて支払い

ソフトバンクでは「ソフトバンクまとめて支払い」という名前でキャリア決済を提供しています。また、ソフトバンクの契約者だけでなく、LINEMOの利用者も利用可能です。

利用上限はユーザーの年齢によって、下記のように分けられています。

満12歳未満 月2,000円
満20歳未満 月2万円
満20歳以上 月10万円

AmazonやYahoo!ショッピングのオンラインモールで使えるほか、PayPayやiD、Apple Payなど他社の電子マネーにチャージすることもできるので、幅広いショップから商品の購入先を選べます。

ドコモ払い

ドコモでは、ドコモユーザーのみ使用できる「ドコモ払い」というキャリア決済を提供しています。

ドコモ払いの上限額は、年齢だけでなく契約期間によっても変動します。

20歳未満 月1万円
20歳以上 契約期間1~3ヶ月:月1万円
契約期間4~24ヶ月:月3万円
契約期間25ヶ月以上:月10万円

携帯電話利用料との合算だけでなく、dポイントやd払い残高からも支払えます。

auかんたん決済

auのキャリア決済は「auかんたん決済」という名前で、auのIDと連携することですぐに利用できます。ホットペッパーやローソンなどで使えるPontaポイントをためることも可能です。

上限額は、年齢によって次のように設定されています。

12歳まで 月1,500円
13~17歳 月1万円
18~19歳 月2万円
20歳以上 10万円

携帯電話利用料との合算以外には、電子マネーのau PAYやWebMoneyからも支払いができます。

後払いでお金を作るときのコツ

後払いで商品を購入したら、その商品を売却することで現金化できます。

実際に後払いでお金を作るなら、なるべく高値で、スピーディーに現金化したいですよね。

そこで、後払いでお金を作るときに覚えておきたいコツを3つ紹介します。

下記の3つを押さえておけば、後払いによる現金調達で失敗せずに済むでしょう。

  • 少額商品の購入などで与信枠を上げておく
  • ブランド品など高額商品を換金する
  • 後払い現金化の専門業者でスムーズにお金を作る

コツ1.少額商品の購入などで与信枠を上げておく

1つ目のコツは、後払いサービスの与信枠を上げておくことです。後払いサービスの上限額はおおむね5万~10万円ですが、誰でも最初からフルで利用できるわけではありません。

年齢や職業、過去の利用履歴によって、後払いサービスの与信枠は増減します。年齢や職業は変えられないため、与信枠を上げるには、地道に利用履歴を積む必要があるのです。

ただし、高額商品を買う必要はなく、少額商品の購入でコツコツと利用し、滞納することなく支払いを済ませるだけで充分です。

無理のない範囲で利用実績を積めば、後払いサービス側から与信枠の増加についてお知らせがきます。

利用実績を積んでも与信枠増加のお知らせがこない場合は、自分からサポートに確認するのもよいでしょう。自分から申し込むことで、与信枠を上げられるケースがあります。

コツ2.ブランド品など換金しやすい商品を購入する

2つ目のコツは、後払いで購入する商品についてです。どんな商品を購入するかで、換金率が変わります。

おすすめのジャンルはブランド品やゲーム機です。これらは安定した需要があるため、高値で換金しやすい商品です。

例えば、自転車の中古買取を業者に依頼した場合、買取価格は売値の約40%が相場ですが、ブランド品は約60%が平均的な相場とされます。
参考:買取王子「買取価格は売値の何割?値付けの基準を徹底解説!」

ただし、換金率は商品そのものの需要に加え、買取を依頼する業者や売却時期など、いくつもの要素で変動します。

なるべく高く売却するためには、複数の買取業者に査定してもらって価格を比較したり、ネットオークションやフリマアプリで相場を調べるとよいでしょう。

コツ3.後払い現金化の専門業者でスムーズにお金を作る

3つ目のコツは、後払い現金化の専門業者の利用です。

後払い現金化の専門業者に依頼すると、後払いによる商品購入から転売まですべてサポートしてもらえ、即日で現金化できる業者もあります。

業者側から提示された商品を買い、それを買い取ってもらうことで現金化しますが、転売もまとめて依頼できるので、実際に商品を受け取る必要はありません。

ただし、業者によって10%~50%の手数料がかかります。結果として、自分で転売するより換金率が低くなってしまう点に注意しましょう。

まとめ

後払いサービスで商品を購入し、それを転売することで、リスクを抑えて手軽にお金を作れます。

ただし、後払いサービスの上限額は高くても10万円程度なので、高額の現金を取得するには向いていない点には注意しましょう。

「給料日前に数万円だけ必要」「ご祝儀などで突発的に出費が発生した」というようなシチュエーションや、キャッシングを利用したくないという場合はぜひ活用してみましょう。

後払いでお金を作るときによくある質問

Q. 後払いでお金を作る方法とは、具体的にどんな内容ですか?
A.

後払いの決済システムや電子マネーの後払い機能、キャリア決済を使って商品を購入し、その商品を転売することで現金を取得する方法です。

Q. 後払い決済システムにはどんなものがありますか?
A.

ショップ側が外部の決済代行業者のサービスを委託しているケースと、自社で独自にシステムを設けているケースがあります。前者の場合、どこの決済代行業者が使えるかはショップによるので、商品を購入する場所によって使い分けが必要となります。

Q. 電子マネーの後払い機能とはどんなものですか?
A.

電子マネーには、事前にチャージした金額だけ使える「プリペイド型」と、使った分だけ後から支払う「ポストペイ型」の2種類があります。ポストペイ型の電子マネーを使えば、後払いでの商品購入が可能です。また、プリペイド型の電子マネーでも、実質的に後払い可能な機能をもっている場合があります。

Q. キャリア決済とはなんですか?
A.

キャリア決済とは、大手の携帯電話会社が、回線契約者向けに提供している決済サービスです。キャリア決済で商品を購入すると、代金は翌月の利用料と合算して請求されるため、実質的な後払いが可能になります。

Q. 後払いでお金を作る場合、いくらぐらいの現金を得られますか?
A.

後払いサービスに上限額があるため、実際に得られる現金は1万円~10万円です。また、後払いサービスは最初から最大額を利用できるわけではなく、年齢や利用実績などで変動するので、現金化できる金額も変わります。