PayPayカードは、電子マネーとしてお馴染みのPayPay株式会社が発行しているクレジットカードです。
PayPayカードの発行を検討している方は、PayPayカードの評判やメリット・デメリットが気になるのではないでしょうか。
結論を言えば、PayPayカードは非常に評判が良く、PayPayを利用している方には特におすすめです。
本記事では、PayPayカードの評判やメリット・デメリットを詳しく解説していきます。
新しくクレジットカードを発行しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
・ソフトバンクやYahoo!ショッピングでPayPayカードを使うとさらにお得
・申し込んでから最短7分でネット決済にPayPayカードが使える
もくじ
PayPayカードってどんなカード?
年会費 | 還元率 | 申込可能年齢 | ポイントの種類 | |
---|---|---|---|---|
永年無料 | 1%~3% | 満18歳以上(高校生除く) | PayPayボーナス | |
付帯保険 | 付帯サービス | 国際ブランド | ||
- | タッチ決済可能 | Visa、Mastercard、JCB | ||
横スクロールできます→ |
利用金額によってPayPayポイントが貯まる、PayPayに直接チャージができるなどの特徴があり、PayPayを利用している方にはかなりおすすめです。
年会費は永年無料で、メインカードとしてもサブカードとしても非常に使い勝手がいいクレジットカードと言えます。
具体的なPayPayカードのメリットはこちらの項目で詳しく解説しています。
18歳以上で収入があれば誰でも申し込める
PayPayカードは18歳以上(高校生以外)で収入がある方であれば誰でも申し込むことができます。
発行するには、PayPayカード株式会社の審査を受ける必要があります。
ただし、PayPay一般カードはステータスが高いカードではないため、審査の難易度はそれほど高くないということが示唆されています。
年会費無料だったり、カードを申し込める年齢が18歳以上(高校生を除く)となっていたりするカードは、審査もそれほど厳しくなく、多くの人が保有できるクレジットカードになっています。
引用元:「クレジットカードの審査基準は?審査内容や無職でも持てる条件」(MUFG)
大学生の方や主婦の方なども審査に通過できる可能性が十分にあるため、気軽に申し込んで見てもいいでしょう。
ゴールドカードに育てることもできる

2022年11月より、PayPayカードはゴールドカードの提供を始めました。
以前はステータスカードに育てることができない点がデメリットとして挙げられていましたが、この点に関しては改善されたといえるでしょう。
PayPayゴールドカードは11,000円の年会費が発生しますが、以下のようなメリットがあります。
- PayPayポイント還元率が1.5%にアップ
- 国内主要空港ラウンジが無料で利用できる
- 海外旅行は最大1億円、国内旅行は最大5,000万円を補償
- ETCカードが年会費無料
ゴールドカードまで育てることができるようになったことにより、メインカードとして利用実績を積みやすくなったといえるのではないでしょうか。
PayPayカードの評判は良い?悪い?
PayPayカードの発行を検討する上で、評判が気になると言う方は多いのではないでしょうか。
結論を言えば、PayPayカードは非常に良いクレジットカードです。
もちろん、中には「使いにくい」という口コミもありますが、全体的には高評価の口コミが多く見られます。
この項目では、実際にPayPayカードを利用している方の口コミ・評判を紹介していきます。
PayPayカードの良い評判
PayPayカードの良い評判は、主に以下の2点について言及されているものが多くみられます。
- PayPayポイントが貯まりやすい
- ナンバーレスで高級感のあるデザインがかっこいい
それぞれの評判について、具体的な口コミを紹介していきます。
PayPayポイントが貯まりやすい
通販でヤフーショッピングをよく利用する人にとってはポイントが貯まりやすいです。基本的に支払い関係をPayPayで行う人にとってはとにかくこのPayPayカードはとても便利です。
yotch(仮名)/2022年12月4日
引用元:「クレコミ」
PayPayのポイント率を上げるためには必須のカードです。よくキャンペーンをやっているので、カードを作るだけでもポイントをたくさんもらえますし、年会費無料なので持っておいて損は全くありません。
男性 2022年11月30日
引用元:「クレコミ」
以上のように「PayPayと連動して利用することで高還元率でポイントが貯められる」というメリットが大きいようです。
後の項目で詳しく解説しますが、PayPayポイントはPayPayカードで買い物をするだけでなく、ソフトバンク提供のサービスやYahoo!ショッピングでの買い物でもためられます。
ポイントが貯められるシーンを把握して運用している人は「すぐに貯まる」と口を揃えて語っています。
ナンバーレスで高級感のあるデザインがかっこいい
ヤフーカードがPayPayカードに切り替わって、現物が届いた。最新のクレジットカードってナンバーレスなんですね。デザインがシンプルで超かっこいい。なんかブラックカードみたいで高級感あるけど、年会費無料の奴ですw タッチ決済使ってみたい! pic.twitter.com/oNzowGxzlr
— 村上アシシ (@4JPN) October 24, 2022
PayPayカード、名前に反して現物めっちゃかっこいいんだが!
ブラックカードは謎の金持ち感ある(感) pic.twitter.com/rQGxQ9e7da
— 三千年伯爵 (@deathmaiden) May 14, 2022
PayPayカードのデザインに関して、シックで高級感がある点が高評価されています。
黒色でシンプルなデザインなので、最高級ステータスのブラックカードに似た印象を抱く人が多いようです。
また、カード番号やセキュリティキーが印字されていない「ナンバーレス」のカードであるため、情報が周囲に知られる心配がないという点も評価されています。
旧Yahoojapanカードはカード面にクレジット番号が印字されていたので、人前でカードを利用する際にスキミングされる危険が常にありました。しかし、このPaypayカードはカード面がシームレスでセキュリティ面で安心できます。
ロックンロールは生きているさん(仮名) 2022年11月25日
引用元:「クレコミ」
上の口コミで語られているように、カード番号が印字されているタイプのカードは、財布から取り出した時に覗き見されたり、紛失した際に不正利用されやすいというリスクがあります。
ナンバーレスのPayPayカードは、上記のようなリスクが最小限に抑えられるため、安全性が高いと言えます。
PayPayカードのイマイチな評判
PayPayカードについてイマイチだと評価している人は、イマイチな理由として以下の点を挙げています。
- ナンバーレスが不便
- PayPayポイントが貯められる以外のメリットがない
それぞれについて具体的な口コミを挙げて解説していきます。
ナンバーレスが不便
勝手にヤフーカードから変更されて、券面に番号が無くなりましまた。
その番号確認が滅茶苦茶不便です。
男性/2022年11月1日
引用元:「価格.com」
カード券面に会員番号やセキュリティコードが非表示なため、たとえばECサイトなどで何か購入したい時、会員番号やセキュリティコードを入力するときにカード券面を観ながら打ち込めないのは、、、ひとつ不便な点ではあります。
男性/2022年11月28日
引用元:「クレコミ」
良い評判でも見られましたが、PayPayカードのナンバーレスデザインが賛否分かれているという印象です。
イマイチな口コミとして多く挙げられていたのは「クレジット情報を入力するときに不便」という内容です。
しかし、ナンバーレスデザインのカードは覗き見対策として有効であり、セキュリティの安全性が高いというメリットもあるため、一概にナンバーレスデザインなのがデメリットと言うことはできません。
ナンバーレスを不便に感じるという方は、ナンバーが印字されたカードを発行した方がいいかもしれません。
PayPayポイントが貯められる以外のメリットがない
ヤフーショッピングやヤフーフリマなどを利用しない人にとっては、1%還元の普通のカードになってしまうところです。またポイントも、paypayユーザーでなければ意味のないものになってします。
紅葉狩り好きさん(亀井) 2022年11月2日
引用元:「クレコミ」
上記のように、PayPayポイントと連動しているサービスを利用しない人にとってはメリットが感じられないという内容の口コミも見られます。
PayPayポイントが貯まることが最大のメリットであるため、発行するなら積極的にポイントを貯めていきたいところです。
ポイント還元率だけでクレジットカードを選ぶことに気が引ける方は、サブカードとしてPayPayカードを発行してみるのもおすすめです。
クレジットカードを複数所持するメリットやメインカード・サブカードの選び方は以下の記事で詳しく解説しています。

PayPayカードは「やばい」と言われるのはなぜ?
PayPayカードの評判を調べているうちに「やばい」という関連ワードを目にした方もいるのではないでしょうか。
結論を言えば、PayPayカードが「やばい」ということはなく、ここまで紹介してきたように、PayPayカードの評判はかなり良いです。
ではなぜ「やばい」という評判がみられるのかと言えば、以下の2つの要因によるものだと考えられます。
- クレジット払いでお金を使いすぎてしまう
- 請求元名に見覚えがないと不正請求だと思ってしまう
それぞれについて詳しく解説していきます。
クレジット払いでお金を使いすぎてしまう
1つ目の要因は、クレジットカードを持つことでお金を使いすぎてしまうから「やばい」というものです。
しかし、この要因はPayPayカードに限った話ではなく、新しくクレジットカードを持つ場合に気を付けるポイントです。
そのためこの評判については、PayPayカードの悪いポイントとして捉えるべきではないでしょう。
ただし、PayPayカードはPayPayへのチャージやYahoo!ショッピングのネット決済でも使うことが多いため、自覚なく使いすぎてしまうというケースは多いかもしれません。
いくらポイント還元率が高くてお得だと言っても、決済に使った分だけ請求額は大きくなりますから、使いすぎには注意する必要があります。
請求元名に見覚えがないと不正請求だと思ってしまう
もう1つの要因は、利用明細に見覚えのない請求元が記載されていることによって不正請求に間違えられるというものです。
実際には、以下のようなケースがみられます。
- 利用明細に記載されている「利用店名」が実際の利用店舗名称と異なる場合がある
- ネット決済を利用した場合、利用先名称が決済代行会社になっている場合がある
- 利用明細に「海外利用」と記載されていても、海外へ渡航した際の利用とは限らない
いずれのケースにおいても、見慣れない・記憶にない請求元が記載されるため不審に思うことがあるかもしれません。
しかし、いずれも不正請求ではなく、確実に自分が決済した分が請求されているだけです。
PayPayおよびPayPayカードの不正請求トラブルがあったという事実はないため、安心して利用することができます。
参照:「ご利用覚えのない請求に関して」(PayPayカード株式会社)
PayPayカードのメリット
PayPayカードのメリットはかなり多く、電子マネーPayPayやスマホキャリアのSoftBank・ワイモバイルとの連動でお得に利用できるのがかなり魅力的です。
PayPayカードのメリットは以下のようにまとめられます。
- 利用金額に応じてPayPayポイントが貯まる
- PayPayへの直接チャージができる
- ソフトバンク・ワイモバイルなら毎月の支払いでポイントが貯まる
- カードが届く前にもネットショッピングで使える
- 入会特典でPayPayポイントが手に入る
- 利用状況の確認や増額申請がPayPayアプリ内でできる
この項目では、それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。
利用金額に応じてPayPayポイントが貯まる
やはりPayPayポイントが高還元率で貯められるという点が最大のメリットと言えるでしょう。
PayPayポイントの還元率は1.0%〜となっており、他社の流通系クレジットカードと比較しても低くありません。
カード | 貯まるポイント | 基本ポイント還元率 |
---|---|---|
PayPayカード | PayPayポイント | 1.0% |
楽天カード | 楽天ポイント | 1.0% |
dカード | dポイント | 1.0% |
また、PayPayステップをこなすことで、最大1.5%にまで還元率を増やすことができます。
PayPayへの直接チャージができる
PayPayへの直接チャージができるという点もPayPayカードならではのメリットです。
PayPayn残高をチャージする方法は、以下の3種類がありますが、PayPayカード以外のチャージ方法の場合、それぞれ手間がかかります。
- 1.PayPayカードからチャージする
- 2.銀行口座からチャージする
- PayPayアプリに銀行口座を設定する必要がある
- 3.現金でチャージする
- 手元に現金がなければいけない
PayPayをより便利に利用することにも繋がるメリットといえるでしょう。
ソフトバンク・ワイモバイルなら毎月の支払いでポイントが貯まる
スマホ・携帯電話のキャリアであるソフトバンクはPayPayカード株式会社の親会社であるため、ソフトバンクの利用者には更なるメリットがあります。
ソフトバンクが提供しているサービスの利用料をPayPayカードで支払うことで、以下のようにポイントが貯まります。
- ソフトバンク・ワイモバイルの通信量の3%を付与
- ワイモバイルスマホ/ケータイ通信料等の最大3%を付与
- SoftBank 光/Airご利用料金の最大10%を付与
- おうちでんき/自然でんきご利用料金の最大3%を付与
上記のポイントはソフトバンクポイントで付与されますが、自動交換設定することによってPayPayポイントで付与してもらうことができます。
ソフトバンクのスマホやソフトバンク光などを利用している方は、支払い方法をPayPayカードにしておくといいでしょう。
カードが届く前にもネットショッピングで使える
PayPayカードは申し込みから自宅に届くまで約1週間かかりますが、カード番号は即日最短7分で発行できます。
そのため、ネット通販では申し込みしたその日のうちにPayPayカードを利用して決済することができます。
もちろん、その日のうちにYahoo!ショッピングでPayPayカードで決済した分の利用金額に応じてPayPayポイントが付与されます。
今まさにYahoo!ショッピングで大きな買い物を考えている方は、先にPayPayカードを発行しておけば、今日からポイントを貯めることが可能です。
入会特典でPayPayポイントが手に入る
PayPayカードは、入会するだけでもPayPayポイントが獲得できるキャンペーンが常設されています。
常設特典の内容は以下の通りです。
審査完了後、すぐに付与。
申込月を含む2ヶ月目の末日までにPayPayカード支払いを3回利用ですることで5,000ポイント獲得!
利用履歴が反映された翌月下旬に付与。
上記2つの特典で得られるPayPayポイントを合計すると、7,000円相当に達します。
条件も簡単であるため、誰でも獲得しやすいのではないでしょうか。
紹介した常設特典だけでなく、時期によってさらに豪華な特典が得られるキャンペーンがおこなわれることもあるため、チェックしておくといいでしょう。
利用明細がPayPayアプリ内で確認できる
PayPayカードの利用明細はPayPayアプリ内から確認することができます。
PayPayアプリを既に利用している方にとっては、カードの利用状況管理のために新たにアプリをインストールする必要がなく、便利に管理できるのではないでしょうか。
PayPayアプリ内でPayPayカードの利用明細を確認するには、アプリのホーム画面の「>すべて」から機能一覧を開き、「取引履歴」をタップするだけです。

「ついお金を使いすぎてしまうのが心配」という方は、紹介した方法でこまめに明細をチェックすることで支払い状況を管理するといいでしょう。
PayPayカードのデメリット
PayPayカードにも、いくつかのデメリットがあります。
PayPayカードの発行を考えている方は、この項目で挙げるデメリットも考慮に入れた上で検討しましょう。
- 審査を受ける必要がある
- 付帯サービスが充実していない
- カードデザインが選べない
それぞれについて詳しく解説していきます。
カード発行に審査がある
PayPayカードを発行するには、PayPayカード株式会社がおこなう審査に通過する必要があります。
最近ではバンドルカードなど、審査なしで発行できるクレジットカードも見られますが、PayPayカードは審査なしで発行することはできません。
審査基準は主に以下の2つです。
- 申し込み条件を満たしているか
- 安定した収入があるか
申し込み条件は、18歳以上(高校生以外)であることと、「携帯電話認証(SMS認証)が可能な携帯電話でPayPayアプリを利用できることの2点が挙げられます。
また、収入に関しては、世帯収入が考慮されることもあるため、大学生の方や主婦の方でも審査に通過できる可能性があります。
付帯サービスが充実していない
付帯サービスが充実していない点も少しネックに感じられます。
具体的には、以下のようにまとめられます。
サービス内容 | PayPay(一般)カード | PayPayゴールドカード |
---|---|---|
ETCカード付帯 | 年会費550円 | 年会費無料 |
旅行損害保険 | なし | ・海外旅行保険最大1億円 ・国内旅行保険最大5,000万円 |
ショッピングガード保険 | なし | 最大300万円 |
上記のように、一般カードの段階では付帯サービスの充実度はあまり高くないと言えます。
しかし、PayPayゴールドカードまで育てれば、ETCカードの年会費が無料になりますし、旅行保険、ショッピングガード保険も保証されます。
PayPay一般カードの間だけ付帯サービスの充実度が低いと考えていいでしょう。
カードデザインは1種類しかない
PayPayカードは縦向き・横向きの差分はありますが、基本的にカードデザインは1種類しかありません。
例えばエポスカードのように、女性的で可愛らしいデザインや、キャラクターをあしらったデザインを選択することはできないため、注意しましょう。

デザイン性にこだわってクレジットカードを選びたい方は、以下の記事を参考しにてみてください。

PayPayカードを使えるようになるまでの流れ
ここまで、PayPayカードの評判やメリット・デメリットを解説してきました。
この項目では、PayPayカードを実際に申し込んでから使えるようになるまでの流れを解説していきます。
【申し込み】PayPayカード申し込みの手順
PayPayカードの申し込み手順は、以下の4ステップに分かれます。
Yahoo! JAPAN IDを持っていない方は、こちらから新たに取得しましょう。
Yahoo! JAPAN IDの所得は無料です。
具体的な入力項目は以下の通りです。
詳細項目 | |
---|---|
属性情報 | ・氏名(カナ含む) ・本人お税込年収 ・世帯人数 ・住宅ローンまたは家賃の支払い |
住所情報 | ・郵便番号 ・住所 |
職業情報 | ・職業 ・勤務先住所 ・勤務先電話番号 |
カード情報 | ・支払い方法 ・カードブランド ・カード名義(ローマ字) ・カードの利用目的 |
申し込み情報に誤りがあると審査がスムーズにおこなわれなくなってしまうため、送信前に記入ミスがないかよく確認しておきましょう。
審査は最短2分で終了し、結果はメールで通知されます。
21時30分〜翌10時までのお申し込みは翌日12時以降の審査となります。
申し込み時に後日郵送での口座設定を選択した場合は、カード受取時に本人確認が必要となる場合があります。
カード受け取り時に本人確認をする場合、本人が在宅の時間に、対面で受け取る必要があります。
申し込み情報の入力が約5分、審査が最短2分で終了するため、早くて7分でカードを発行することが可能です。
【カード発行後】PayPayカードが届いたらすること
PayPayカードが自宅に届いたら、すぐに決済に利用することができますが、便利に・安全に利用するためには、以下の手続きを済ませておくといいでしょう。
- カード裏面に署名する
- PayPayアプリやwalletにPayPayカードを登録する
- 請求先銀行口座を設定する
PayPayアプリやwalletにPayPayカードを登録することで、スマホからPayPayカードでの決済が可能になり、プラスチックカードを持ち歩かなくても支払いに利用できます。
また、請求先銀行口座の設定が済んでいない場合、銀行振り込みやコンビニエンスストアでのお支払いが必要になるため、不便が生じます。
この項目で紹介した手続きは、カードが届いたらすぐに済ませておきましょう。
PayPayカードでおすすめの国際ブランドはどれ?
PayPayカードの国際ブランドは、以下の3つから選ぶことができます。
- VISA
- MasterCard
- JCB
上記の3つの国際ブランドの中で、1番のおすすめはVISAです。
VISAは3つの国際ブランドの中でもっとも高いシェア率を誇っており、利用できる国・店舗が最も多いからです。
PayPayカードをメインカードとして利用したい方は、特別なこだわりがない限りVISAにしておくのが最も無難と言えるでしょう。
一方で、サブカードとしてPayPayカードの発行を検討している方は、メインカードと異なる国際ブランドを選ぶのがおすすめです。
既に持っているカードと異なる国際ブランドを持つことで、対応している店舗でクレジット決済が利用できるようになるからです。
PayPayカードと一緒に使うと便利なアプリ
PayPayカードは、以下のアプリと一緒に使うことでより便利に、お得に利用できる機会が増えます。
- PayPayアプリ
- Yahoo! ショッピングアプリ
この項目では、それぞれのアプリと一緒にPayPayカードを運用した方がいい理由を詳しく解説していきます。
PayPayアプリ
PayPayカードはPayPayとの連携で便利に利用できるのが最大のメリットなので、PayPayアプリと併用するのがおすすめなのは言うまでもありません。
PayPayアプリの「支払い方法」にPayPayカードを登録しておくことで、PayPay残高かPayPayカードのどちらで決済するか選択できるようになります。

これにより、店舗での支払いの際、プラスチックカードを持ち歩かなくてもPayPayカードから決済できます。
また、利用明細確認もPayPayアプリ内でできるため、PayPayカードを使う人にとって、PayPayアプリとの併用は必須と言えるでしょう。
Yahoo!ショッピングアプリ
Yahoo!ショッピングは、PayPayと連携させることで利用金額に応じてPayPayポイントを獲得することができます。
Yahoo!ショッピングにもスマホアプリがあり、Webからアクセスしなくてもすぐに開いて商品を探すことができます。
普段ネット通販でAmazonや楽天市場などのサイトを利用している方は、PayPayカードの発行を機にYahoo!ショッピングを使うようにすると、より効率的にポイントを貯めることができるでしょう。
Yahoo!ショッピングでの決済は、支払い金額に対して1%のPayPayポイントが付与されます。
支払い方法をPayPayカードにすることで、基本付与率1%に上乗せして2%にまで上がるため、ぜひ併用するのがおすすめです。
店舗での決済時にPayPay残高とPayPayカードどちらを使うべき?
店舗での決済では、PayPay残高とPayPayカードのどちらも利用できます。
そのため「PayPay残高とPayPayカードのどちらを使った方がポイントが貯まりやすいの?」と疑問に思う方も多いでしょう。
結論を言えば、PayPayポイントを効率的に貯めるには、PayPayカードで支払った方がお得です。
というのも、PayPay残高とPayPayカードの基本ポイント還元率を比較すると、以下のようになるからです。
支払い方法 | ポイント還元率 |
---|---|
PayPay残高 | 0.5% |
PayPayカード | 1.0% |
とはいえ、少額の支払いをスピーディに済ませたい場合は、PayPayアプリの方が便利です。
支払い金額が少額であれば、付与ポイントはそれほど変わらないため、状況に合わせて使い分けるといいでしょう。
PayPayカードがおすすめなのはこんな人
PayPayカードの発行が特におすすめなのは、以下のような方です。
- PayPayやYahoo!ショッピングを頻繁に利用する人
- サブカードの発行を検討している人
それぞれについて、理由も交えて解説していきます。
PayPayやYahoo!ショッピングを頻繁に利用する人
ここまで紹介してきたように、PayPayカード最大のメリットはPayPayポイントが効率よく貯められる点にあります。
そのため、以下のようにPayPayポイントと連携しているサービスを既に利用している方に、PayPayカードがおすすめです。
サイト | |
---|---|
電子マネー | PayPay |
ネットショッピング | Yahoo!ショッピング |
携帯キャリア | ソフトバンク・ワイモバイル |
ポイントを効率的に貯めるには、ネットショッピングに利用するサイトをYahoo!ショッピングにすることが大切です。
「電子マネー決済はPayPayを利用しているけど、ネット通販ではAmazonや楽天を利用している」という方も多いのではないでしょうか。
PayPayポイントに絞って還元を受けたい場合は、Yahoo!ショッピングでの買い物がおすすめです。
サブカードの発行を検討している人
PayPayカードはメインカードとしてはもちろん、サブカードとしても非常におすすめです。
メインカードには信頼性の高い銀行系のカードや付帯サービスが充実している信販系のカードを持ちたいという方も多いのではないでしょうか。
上記のような方は、Yahoo!ショッピングやソフトバンクの通信量の支払いに限って利用するのもおすすめです。
クレジットカード会社の多くも、ポイント還元率を重視してサブカードを選ぶことをおすすめしています。
サブカードには、ライフプランに合わせた特定のお店やサービスで活用できる提携カードを選ぶことで、メインカードだけでは足りない部分を補う、最強の組み合わせができるのです。
引用元:「クレジットカードのメインカードはどう選ぶ?おすすめの使い分け方法も解説!」(三井住友カード)
また先に解説したように、PayPayアプリにカード情報を登録しておけば、普段はプラスチックカードを持ち歩かずに利用することも可能です。
そのため、クレジットカードを何枚も財布に入れるのを好まない方でも、PayPayカードは便利に利用できるでしょう。
まとめ
PayPayカードは、評判が非常に良く、PayPayを普段から多く利用している方には特におすすめのクレジットカードです。
PayPayカードのメリットは以下にまとめられます。
- 利用金額に応じてPayPayポイントが貯まる
- PayPayへの直接チャージができる
- ソフトバンク・ワイモバイルなら毎月の支払いでポイントが貯まる
- カードが届く前にもネットショッピングで使える
- 入会特典でPayPayポイントが手に入る
- 利用状況の確認や増額申請がPayPayアプリ内でできる
また、PayPayアプリ・Yahoo!ショッピングアプリ・Apple Payなどのアプリと併用することでPayPayカードをより便利に使いこなすことができます。
メインカードにもサブカードにもおすすめな1枚なので、ぜひ申し込んでみてはいかがでしょうか。
PayPayカードに関するよくある質問
- Q. PayPayカードはどんなカードですか?
-
A.
PayPayカードは、支払い金額に対して1.0の還元率でPayPayポイントが貯まるクレジットカードです。
年会費も無料でポイント還元率も他社の流通系カードに引けをとらないため、PayPay利用者の方には特におすすめです。
- Q. PayPayカードは誰でも作れますか?
-
A.
PayPayカードは以下の条件を満たす方が申し込めます。
・18歳以上(高校生以外)
・自身または世帯に収入がある
・PayPayアプリを利用しているまた、申し込めば誰でも発行できる訳ではなく、審査を受ける必要があります。
- Q. PayPayカードはどんな人におすすめですか?
-
A.
PayPayカードは、以下の方におすすめです。
・PayPayを利用している方
・スマホキャリアがソフトバンクまたはワイモバイルの方
・ネット通販にYahoo!ショッピングを利用している方
・サブカードを作りたい方詳しくはこちらの項目で解説しています。
- Q. PayPayカードはすぐに発行できますか?
-
A.
PayPayカードは申し込みから最短7分で発行できます。
プラスチックカードが届くのは約1週間後になりますが、届くまでの間にも、バーチャルカードとしてネット決済に利用することができます。
- Q. PayPayカードはステータスカードに育てることができますか?
-
A.
PayPayカードは2022年11月からゴールドカードの影響を始めたため、ゴールドカードにまで育てることができます。
現状、最高級ステータスのブラックカードの提供はされていません。