収入なしの学生でもクレジットカードは作れる?おすすめカードと合わせて解説

クレジットカード 学生 収入なし

「クレジットカードを作りたいけれど、収入のない学生でも審査に通る?
「クレジットカードの審査に落ちたが、学生専用カードなら審査に通れたりしない?

学生でクレジットカードを作りたいけど「収入がなくても審査に通るか?」と不安に感じる人も多いでしょう。

じつは、収入がない学生でも「学生専用カード」であれば、収入に関係なくクレジットカードを作れます。

なぜなら、学生専用カードは親の経済状況で判断されるため、本人の収入や属性は関係ないからです。

今回は、収入なしの学生でもクレジットカードの審査に通る理由・学生でも審査に落ちてしまう人の特徴などを解説します。

加えて、学生最強のクレジットカード7選も紹介するので、どのカードを選ぶか悩んでいる人も参考にしてみてください。

この記事でわかること

  1. 収入なしの学生でもクレジットカードは作れる
  2. 学生の場合は親の経済状況でクレジットカードの審査が実施される
  3. 収入のない学生には「学生専用のクレジットカード」がおすすめ

もくじ

収入なしの学生でもクレジットカードは作れる!その3つの理由

収入がないからと、クレジットカード作成を諦めている学生は多いですが、収入のない学生でもクレジットカードは作れます。

収入なしの学生でもクレジットカードが作れるのは、以下の3つの理由があるからです。

  • 成人年齢の引き上げで18歳から契約が可能になったから
  • 学生の場合は親の経済状況を審査するから
  • 学生専用のクレジットカードに収入は関係ないから

次の項目からひとつずつ詳しく解説していきます。

成人年齢の引き下げで18歳から契約が可能になったから

2022年4月から成人年齢が20歳から18歳に引き下げられました。そして、クレジットカードの契約も成人年齢の引き下げに合わせ、18歳から契約できるように改正されています。

そのため、18歳以上の学生はクレジットカードに申し込みできます。ただし、高校生の場合は、18歳以上でも申し込み不可のため注意しましょう。

学生とは「大学生・専門学生・短大生・大学院生」が対象です。18歳以上の大学生や専門学生であれば、収入がなくても申し込みができます。

学生の場合は親の経済状況を審査するから

学生がクレジットカードに申し込んだ場合は、親の経済状況が重要視されます。なぜなら、学生の場合は未成年者として扱われるため、利用した金額を親に請求ができるからです。

そのため、学生の収入は重要視されません。親に返済能力があれば、延滞や滞納の可能性は低いと判断します。

学生で収入がなくても、親の経済状況が良好な場合は、クレジットカードを作るのは可能です。

学生専用のクレジットカードに収入は関係ないから

クレジットカードの種類の中で、在学中の学生限定で発行できる、学生専用カードがあります。学生専用カードは、収入や属性を見られません。

そのため、収入がない学生でもクレジットカードを作れます。

学生専用クレジットカードの特徴とは?

学生専用クレジットカードには以下の特徴があります。

  • 学生限定のポイント還元や割引が受けられる
  • 年会費が無料である
  • 利用上限額が10万~30万円と低く設定されている
  • 収入に関係なく申し込みできる

年会費無料で、学生や若年層向けの特典が豊富に付帯しているのが特徴です。利用上限額は、一般カードに比べ10万円〜30万円と低く設定されており、使い過ぎのリスクも抑えられます。

学生の人でクレジットカードを初めて所有するなら、学生専用クレジットカードがおすすめです。

学生専用クレジットカードが収入なしでも申し込める理由

学生専用クレジットカードが収入なしでも申し込めるのは、以下の理由があるからです。

  • 親の信用情報で判断するから
  • 将来の利用客になると見込んでいるから

学生の場合は、クレジットカードの支払いを親がおこなうことが多いです。そのため、カード会社は親の信用情報に傷がなければ、収入がない学生でも返済能力があると判断します。

そして、カード会社が収入のない学生を審査に通すのは、将来的に利用客になってもらう狙いがあるからです。学生のうちからカードを発行することで、収入が安定する社会人になってからも、継続して利用してもらえます。

カード会社としては、学生は将来的な顧客になると考えているため、収入がなくてもカードを作ってもらうメリットがあります。

収入なしでもOK!学生最強のおすすめのクレジットカード7選

クレジットカードの中には、審査の厳しいカードも存在します。そのため、収入がない学生がカードを作るには、審査に通りやすいカードを選んで申し込む必要があるでしょう。

そこで、収入がない学生でも申し込める、以下のおすすめクレジットカード7選を紹介します。

JCB CARD W

国際ブランド 年会費 ポイント還元率 申込資格 付帯サービス
JCB 永年無料 1.0~5.5% 18歳~39歳以下(高校生不可) ・ETC:無料
・家族カード:無料
付帯保険 利用可能な電子マネー ポイント利用例 ポイント適用例
・海外旅行損害保険:最大2,000
万円
・ショッピングガード保険:最大100万円
・国内・海外航空機遅延保険
QUICPay ・Amazon.co.jpでのお買い物
・カード支払いにそのまま利用
・スターバックスカードへチャージ
パートナー店利用でポイント最大11倍
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「JCB CARD W」は、18歳〜39歳以内の人だけが申し込める若年層向けカードのため、学生にもおすすめです。若年層向けのカードであるため、若者や学生がお得に利用できるサービスが充実しています。

  • 年会費永年無料
  • ポイント還元率が常に2倍
  • 専用サイト経由の買い物でポイント還元率最大20倍
  • 旅行保険は最大2,000万円まで補償

通常のJCBカードであれば0.5%の還元率が「JCB CARD W」であれば、常に2倍の1%の還元率が受けられます。そして「JCB CARD W」は、39歳以内に登録を済ませれば、40歳を過ぎても永年無料で同じサービスを受けられるのも魅力です。

さらに、旅行保険も最大2,000万円まで自動付帯されるため、海外旅行や留学を考えている学生にもおすすめ。「JCB CARD W」を学生のうちに契約しておけば、その後も永年無料でポイント還元率も2倍になるため、今のうちに契約しましょう。

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三井住友カード(NL)

国際ブランド 年会費 ポイント還元率 申込資格 付帯サービス
・Visa
・Mastercard®
永年無料 0.5% 18歳以上(高校生不可) ・ETCカード
・家族カード
・バーチャルカード
付帯保険 利用可能な電子マネー ポイント利用例 ポイント適用例
海外旅行損害保険:最大2,000万円(利用付帯) ・三井住友カードiD
・Apple Pay
・Google Pay
・WAON
・PiTaPaカード
・街の店舗でスマホ決済
・カード決済に利用
・ANAマイルに交換
・対象の店舗を利用で最大5%還元
・選んだお店でポイント+0.5%
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三井住友カード(NL)は、学生だけが得をする学生ポイントがもらえる、おすすめのクレジットカードです。さらに、年会費も永年無料で最短5分で発行できるため、すぐにカードを使いたい学生にもおすすめ。

学生ポイントでは、以下のポイント還元を受けられます。

  • 対象のサブスクサービスで最大10%のポイント還元
  • 対象の携帯料金の支払いで最大2パーセントポイント還元
  • 対象のQRコード決済で最大3%のポイント還元
  • 分割払いでかかる手数料を全額ポイント還元

このように、学生だけがお得になるサービスが充実しています。さらに、学生ポイントに加えて、対象のコンビニや飲食店の利用で最大10%のポイント還元も受けられます。

三井住友カード(NL)は、学生ならではのポイント還元を受けたい人におすすめのクレジットカードです。

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セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード

国際ブランド 年会費 ポイント還元率 申込資格 付帯サービス
American Express 3,300円(税込)
※26歳までは無料・26歳以上は初年度無料
0.5%~1.0% 18歳以上で連絡可能な方(高校生不可) ・ETC:無料
・海外用Wi-Fi・携帯電話レンタルサービス
・国内リゾートホテル「休暇村」優待
付帯保険 利用可能な電子マネー ポイント利用例 ポイント適用例
・国内旅行傷害保険:最高3,000万円
・海外旅行傷害保険:最高3,000万円
・ショッピング保険:年間最高100万円
・iD
・QUIC Pay
・Apple Pay
・300点以上の豪華アイテムと交換
・マイルかやほかのポイントと交換
・ギフト券に交換
QUICPayを利用するとポイント還元率が最大3%
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「セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード」は、26歳未満の人であれば年会費無料で利用できるため、学生におすすめのクレジットカードです。さらに、年会費無料とは思えないほどの、充実した旅行保険が付帯するのも魅力。

  • 旅行保険は国内・海外ともに最大3,000万円まで補償
  • 海外用Wi-Fi・携帯電話レンタルサービスあり
  • 国内リゾートホテル「休暇村」の優待サービスを受けられる

国内・海外ともに旅行保険を最大3,000万円まで補償してくれるのは、有料級のサービスといえます。さらに、国内リゾートホテル「休暇村」の優待サービスを受けられたり、海外Wi-Fiや携帯電話の無料レンタルができたりと、海外旅行向けのサービスが充実しています。

海外旅行や留学を考えている学生は、無料で有料級の旅行保険を受けられる「セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード」に申し込みましょう。

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エポスカード

国際ブランド 年会費 ポイント還元率 申込資格 付帯サービス
Visa 永年無料 0.5% 満18歳以上(高校生不可) ETC:無料
付帯保険 利用可能な電子マネー ポイント利用例 ポイント適用例
海外旅行損害保険:最大500万円 ・楽天Edy
・Apple Pay
・EPOS Pay
・Suica
・d払い
・楽天ペイ
・PayPay
・他社ポイントやマイルと交換
・プリペイドカードへポイントを移行
・商品と交換
ネットショッピングや対象店舗でボーナスポイント
横スクロールできます(スマホ)→

「エポスカード」は年会費永年無料で、若年層向けサービスが充実しているため、学生にもおすすめのクレジットカードです。学生がよく利用するカラオケ店や居酒屋など約1万店舗で、割引やポイント還元を受けられます。

  • カラオケ割引
  • 遊園地入場料割引
  • 居酒屋などの飲食店で優待や割引
  • 美容院やネイル割引
  • スパや温泉割引

上記のように、学生が普段利用する施設で優待や割引などを受けられるのが魅力です。さらに、近くに「マルイ」の店舗がある学生は、クレジットカードセンターでカードを即日発行できます。

学生でカラオケや居酒屋をよく利用する人は、優待や割引が豊富な「エポスカード」の利用がおすすめです。

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イオンカードセレクト

国際ブランド 年会費 ポイント還元率 ポイントアップ適用例 ポイント利用例
Visa Mastercard JCB 無料 0.5% イオングループの対象店舗でのカード払い利用で+0.5%
※一部対象外店舗・対象外商品あり
・WAONポイントとして利用
・JALマイルへの交換
・商品との交換
付帯サービス 付帯保険 利用可能な電子マネー 申込資格
家族カード ETCカード ショッピング保険 WAON AEON Pay 18歳以上(高校生を除く)
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「イオンカードセレクト」は、18歳以上であれば誰でも作成可能なため、学生にもおすすめです。さらに高校生の場合でも、卒業年の1月31日〜3月31日の間であれば、クレジットカードの作成が可能です。

イオンカードセレクトでは、以下のお得なサービスを受けられます。

  • イオン系列店でお得なポイント還元や割引を受けられる
  • イオンシネマで映画を見ると割引を受けられる
  • WAONポイントが200円に1ポイント貯まる

普段からイオン系列のサービスを利用する学生は、割引やポイント還元を受けられるため、お得に利用できます。また旅行関連の優待や割引も充実しているため、旅行によく行く学生もお得に利用できるでしょう。

イオン系列を普段から利用する学生は「イオンカードセレクト」がおすすめです。

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学生専用ライフカード

国際ブランド 年会費 ポイント還元率 申込資格 付帯サービス
・Visa
・Mastercard®
・JCB
永年無料 0.5% 18歳~25歳以下(大学・大学院・短期大学・専門学校に在学中)※高校生不可 ・ETC
※カード利用がなかった翌年は年1,100円(税込み)
付帯保険 利用可能な電子マネー ポイント利用例 ポイント適用例
海外旅行損害保険:最大2,000万円 ・Apple Pay
・Google Pay
・Amazonギフト券に交換
・カードの支払いに利用
・他社ポイントやマイルに交換
・入会後1年:ポイント1.5倍
・誕生日付き:ポイント3倍
横スクロールできます(スマホ)→

「学生専用ライフカード」は、留学や海外利用を考えている学生におすすめのクレジットカードです。18歳〜25歳までの学生専用カードのため、収入や属性に関係なく申し込み可能です。

学生専用ライフカードには、以下の魅力があります。

  • 海外利用で3%キャッシュバック
  • 海外旅行保険最大2,000万円を補償
  • 誕生日付きはポイント3倍
  • 入会1年間はポイント1.5倍
  • ETCも無料で作れる

最大の魅力は、海外での利用で支払いの3%がキャッシュバックされるサービスです。たとえば、海外で10万円利用したとすると、3,000円が後日キャッシュバックされます。

さらに18歳〜25歳の間に申し込みをおこなえば、卒業後も変わらず無料で利用可能です。留学や海外旅行を考えている学生は「学生専用ライフカード」に申し込みましょう。

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リクルートカード

国際ブランド 年会費 ポイント還元率 申込資格 付帯サービス
・Visa
・Mastercard®
・JCB
永年無料 1.2%~4.2% 18歳以上(高校生不可) ETC:無料
※Mastercard®・Visaの場合は発行手数料1,100円(税込み)
家族カード:無料
付帯保険 利用可能な電子マネー ポイント利用例 ポイント適用例
・国内旅行損害保険:最大1,000万円
・海外旅行損害保険:最大2,000万円
・ショッピング保険:年間200万円
・ 楽天Edy
・モバイルSuica
・SMART ICOCA
・auなたPontaポイントで携帯料金の支払い可能
・ホットペッパービューティーでリクルートポイントが使える
・貯まったポイントをPontaポイントに交換できる
リクルートと提携しているサービスやお店の利用で最大4.2%還元
横スクロールできます(スマホ)→

「リクルートカード」は、ポイント還元率1.2%と業界トップクラスを誇っているため、ポイント還元率を重要視する節約志向の学生におすすめです。

一般のクレジットカードの還元率は0.5%〜1%が多い中で、リクルートカードは1.2%と平均よりも高い還元率を受けられます。さらに、リクルート系列ならではのお得な特典が充実しているのも魅力です。

  • ホットペッパーなどのリクルート系のサービス利用でポイント最大4.2%還元
  • 旅行保険やショッピング保険などが自動付帯する
  • 年会費は永年無料で利用できる

リクルートカードは、リクルート系列のじゃらんやホットペッパーなどを利用すると、最大4.2%のポイント還元を受けられます。そして、永年無料で付帯保険が充実しているのも、リクルートカードのおすすめポイントです。

旅行保険は国内・海外で利用可能で、海外であれば最大2,000万円まで補償されます。旅行保険のほかにも、ショッピング保険も付帯しており、年間200万円まで補償してくれる充実度です。

リクルートカードは、業界トップクラスの1.2%のポイント還元率を誇っているため、ポイントを貯めたい学生には一押しのクレジットカードといえます。

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収入なしの場合は?学生のクレジットカード「年収欄」の書き方

学生がクレジットカードに申し込みをおこなうときに「年収欄」の記入方法に悩むと思います。そこで、収入の少ない学生がクレジットカードの「年収欄」に何を記入するべきかを、詳しく解説します。

  • 収入なしで奨学金や親からの仕送りの場合は記入しない
  • バイトをしている学生は稼いだ金額を年収欄に記入する

収入なしで奨学金や親からの仕送りの場合は記入しない

収入なしで、奨学金や親からの仕送りだけの場合は、年収欄には記入しないでください。年収欄には、アルバイトや仕事で稼いだ金額を記入するのが原則です。

奨学金や親からの仕送りは、自分で稼いだお金ではありません。年収欄には、自分で働いて稼いだ金額以外は記入しないように注意しましょう。

そのため、奨学金や親からの仕送り以外に収入がない場合は、正直に「0円(収入なし)」と記入してください。

バイトをしている学生は稼いだ金額を年収欄に記入する

バイトでお金を稼いでいる学生は、現在稼いでいる金額を記入しましょう。年収として入力するため、月に7万円稼いでいる場合は「7万円×12か月=84万円」と記入してください。

また、始めたばかりのバイトの場合でも、年収として記入してもかまいません。しかし、短期バイトや単発の派遣などは、継続的な給料ではないため「0円(収入なし)」と記入するのが無難でしょう。

収入なしは関係ない!学生がクレジットカード審査に落ちる5つのパターン

学生は、審査に収入が関係ないため社会人に比べると、クレジットカードは作りやすいといえます。しかし、以下の5つのポイントに当てはまる人は、学生でも審査に落ちる可能性があるため注意してください。

  • 携帯料金や端末代を滞納した
  • 年齢が18歳未満の人
  • 収入規定があるカードに申し込んでいる
  • 親の信用情報に傷がある
  • 申込み情報に嘘の内容を記載した

携帯料金や端末代を滞納した

携帯料金や端末代を滞納している人は、学生であっても審査に通らない可能性が高いです。なぜなら、携帯代や端末代を滞納すると、信用情報機関に記録が残るからです。

カード会社は、信用情報機関を調べてカードを作るべきかを判断します。そのため、信用情報機関に携帯料金や端末代の滞納記録があると、クレジットカードでも滞納や延滞をおこなうと判断され、審査に通らない可能性が高まります。

そのため、クレジットカードの審査に落ちないためにも、携帯料金や端末代の支払いは期日通りにおこないましょう。

年齢が18歳未満の人

年齢が18歳未満の人も、クレジットカードの申込資格がないため審査に通りません。クレジットカードの申し込み資格がある人は、年齢が18歳以上の人です。

そのため、18歳の誕生日を迎える前に申し込みをしても、審査に通ることはありません。そして、18歳以上であっても、高校生の場合は申し込み資格がないため注意してください。

申し込み資格があるのは、年齢18歳以上の「大学生・専門学生・短大生・大学院生」に含まれる学生の人です。

収入規定があるカードに申し込んでいる

学生でも、収入規定のあるクレジットカードに申し込んでいる場合は、審査に通るのは難しくなります。クレジットカードには、一定の収入がなければ申し込みができないカードも存在します。

以下のクレジットカードは、安定した収入を求められるため、学生では審査に通りません。

  • 申込条件に「安定収入がある人」と記載があるカード
  • ゴールドカードやプラチナカード

学生は、収入があるとしてもアルバイトのため、安定収入とは判断されません。そのため、収入規定のあるカードを選んでしまうと、学生では審査に通る可能性が厳しくなります。

そして、ゴールドカードは最低でも年収300万円以上が、審査に通る目安といわれています。社会人の年収を想定しているカードのため、学生は収入規定のあるカードは避けましょう。

親の信用情報に傷がある

親の信用情報に傷がある場合は、学生でも審査に落ちる可能性が考えられます。なぜなら、学生の場合は、親の返済能力が重要視されるからです。

学生の場合は、クレジットカードの支払いを親がおこなうパターンが多いため、カード会社も親の信用情報を調べます。親の信用情報を審査したときに、傷がある場合には返済能力がないと判断され、学生でも審査に通らない可能性があります。

親が過去に金融事故や信用情報に傷を残す記録がある場合は、審査に通るのは難しくなるでしょう。

申込み情報に嘘の内容を記載した

学生でも、申込み情報に嘘の情報や誤った情報を記入した場合には、審査に落ちる可能性があります。審査に通りたいからと嘘の情報を記入しても、信用情報機関からバレる可能性があるため注意してください。

年収や属性などは、会社員で安定した収入があるほうが、審査に通りやすいのは事実です。だからといって、学生が「会社員」と嘘の情報を書いたり、年収がないのに嘘の年収を書いたりすると、カード会社が信用情報機関を調べた際に嘘がバレる可能性があります。

カード会社は、お金を前借りするビジネスのため、信頼できる人にしかカードを作りません。そのため、嘘の情報が発覚した時点で、同じカード会社では契約できないと考えたほうが良いでしょう。

学生の場合は、審査で属性や収入を厳しく見られることがないため、正しい情報を記入しましょう。

学生がクレジットカードを作る2つのメリット

大きな買い物が少ない学生は、クレジットカードをもつ必要があるのか、疑問に感じる人もいるでしょう。しかし、学生のうちからクレジットカードを作ることで、以下の2つのメリットがあります。

  • クレジットカードヒストリーに信用が積みあがる
  • 学生向けの特典を受けられる

クレジットカードヒストリーに信用が積みあがる

学生のうちからクレジットカードを作り、利用することでクレジットカードヒストリー(クレヒス)に信用が積みあがります。クレヒスが積みあがることで、将来的に以下のメリットが受けられるでしょう。

  • 新しいクレジットカードと契約しやすくなる
  • ランクの高いゴールドカードやプラチナカードと契約できる
  • 住宅ローンや自動車ローンを組みやすくなる

クレヒスに対する信用が積みあがっていないと、ローンやクレジットカードの審査に落ちることもあります。しかし、学生でクレジットカードを延滞や滞納せずに利用していると、若いうちからクレヒスに信用が記録されます。

良質な信用情報が積みあがることで、ローンやランクの高いクレジットカードの審査にも通りやすくなるでしょう。

学生向けの特典を受けられる

学生ならではの特典を受けられるのも、クレジットカードの魅力です。学生専用カードや若年層向けカードには、さまざまな特典が用意されています。

  • 学生や若年層限定でポイント還元率アップ
  • レジャー施設や飲食店の割引が受けられる
  • 年会費が無料で利用できる
  • 自動で付帯保険がついてくる

このように、手厚いサービスを年会費無料で受けられるカードが多くあります。学生でポイントを貯めている人や、割引に魅力を感じる人はクレジットカードと契約しても損はないでしょう。

収入なしの学生でクレジットカードの審査に通らないときの3つの解決策

学生でクレジットカードの審査に通らず、悩んでいる人もいるでしょう。しかし、クレジットカード以外にも、便利なカードはあります。

そこで、クレジットカードの審査に通らない学生でも、利用できる3つのカードについて解説します。

  1. 家族カードを利用する
  2. デビットカードを利用する
  3. プリペイドカードを利用する

①家族カードを利用する

審査に通らない学生は、家族カードの検討をしましょう。家族カードであれば、審査の必要がないため、審査に通らない学生でもクレジットカードを利用できます。

家族カードには、以下の特徴があります。

  • 家族カードなら審査が不要である
  • 家族カードは親の口座に紐づけされる
  • カードのポイントは所有者である親のカードに貯まる

家族カードなら審査が不要である

家族カードは、本会員である親の情報をもとに発行されるカードのため、審査不要で利用できます。

そのため、本会員の家族であれば誰でも所有ができます。

家族カードは親の口座に紐づけされる

家族カードは、本会員である親の情報をもとに発行されるカードです。そのため、家族カードを利用した場合は、親に利用情報が共有されます。

そして、口座も親に紐づけされています。学生で親に支払い情報を知られたくない人には、家族カードは向かないでしょう。

しかし、親に情報が知られても問題ない人には、クレジットカードとして利用できるため、メリットがあるでしょう。

カードのポイントは所有者である親のカードに貯まる

家族カードの場合は、利用ポイントは本会員である親に貯まります。そのため、好きなときにポイントを使いたい人は、自分でクレジットカードと契約する必要があります。

家族カードを利用したら、本会員である親にポイントが貯まることは、憶えておきましょう。

②デビットカードを利用する

クレジットカードを作れない学生には、デビットカードがおすすめです。デビットカードとは、支払いをおこなうと口座から直接引き落としされる仕組みのカードです。

そのため、審査の必要がなく、クレジットカードを作れない学生でも利用ができます。そして、クレジットカードに近い感覚で利用できるのも、デビットカードの魅力です。

  • ネットショッピングで利用できる
  • サブスクなどの契約にも利用可能
  • 大手携帯会社では携帯料金の支払いにも利用できる

このように、ネットショッピングやサブスクなどにも利用できます。クレジットカードがなくて、ネットショッピングやサブスクでカードを利用したい学生は、デビットカードを作成すると便利です。

③プリペイドカードを利用する

プリペイドカードは、お金をチャージして利用できるカードのことです。銀行やコンビニなどでお金をカードにチャージすることで、クレジットカードのように利用できます。

プリペイドカードには、以下の2つの種類があります。

  • チャージ型プリペイドカード
  • 使い切り方プリペイドカード

使い切り方とは、Amazonギフト券や図書券のような使える金額が決まっていているタイプです。クレジットカードに近い感覚で使うなら、現金をチャージして使えるチャージ型のプリペイドカードを利用しましょう。

まとめ

今回は、収入がない学生でもクレジットカードが作れるのかを解説しました。学生専用カードや若年層向けカードは、収入を重要視されないため、収入がない学生でも作成が可能です。

しかし、親の信用情報に傷がある人や携帯料金の滞納をしている人などは、審査に通るのは難しいです。

今回のまとめです。

  • 成人年齢の引き下げで18歳の学生でもクレジットカードが作れる
  • 収入がない学生でも作れるおすすめのクレジットカード7選から選ぼう
  • 収入がない学生は年収欄には正直に「0円(収入なし)」と記入する
  • 携帯料金の滞納や親の信用情報に傷がある場合は審査に落ちる可能性が高い
  • クレジットカードを作れいない学生はデビットカードや家族カードがおすすめ

収入がない学生は、上記の手順でクレジットカードを作りましょう。

収入なしの学生がクレジットカードを作る際のよくある質問

Q. 学生でも一般カードの審査には通りますか?
A.

学生でも一般カードの審査に通ります。なぜなら、一般カードの中には年齢18歳以上であれば、誰でも申し込みができるカードが多いからです。

しかし、審査基準の厳しい一般カードの場合は、属性や年収を厳しく見られます。そのため、学生が一般クレジットカードを選ぶ際は、審査に通りやすいといわれるカードを選ぶのがポイントです。

Q. 親の信用情報に傷があるとクレジットカードの審査に落ちますか?
A.

未成年の学生の場合は、カード会社は親の信用情報を確認するため、審査に落ちる可能性が高いです。しかし、カード会社によっては親の同意が必要ないカードも存在するため、親の信用情報に傷があるからといって必ず落ちるとは限りません。

しかし、収入がない未成年の学生は、親の同意を求められることが多いため、審査に不利であることに変わりないでしょう。

Q. バイトを1度もした経験がなくてもクレジットカードの審査に通過できますか??
A.

学生の場合は、バイト経験が審査に影響することはありません。未成年の学生の場合は親の信用情報や収入を確認されます。

そのため、バイトで働いたことがなくても問題ありません。

Q. クレジットカードを何枚も持ちすぎると借入時に印象が悪くなりますか?
A.

クレジットカードを何枚も所有すると、カード会社の印象は悪くなります。クレジットカードを何枚も所有しているということは、多くお金を借りられる状態です。

しかし、学生は収入が少なく返済能力が低いです。そのため、多くお金を借りられる学生は、カード会社からしたらリスクが高いと判断され印象も悪くなります。

Q. 学生のうちに親に内緒で作れるクレジットカードはありますか?
A.

学生でも20歳以上で成人していれば、基本的に親に連絡がいくことはありません。しかし20歳未満の未成年の学生は、親の同意を求められることが多く、親に内緒で作るのは難しくなります。

20歳未満の収入がない学生は、親に内緒でクレジットカードを作るのは難しいといえるでしょう。