2023年最強メインクレジットカード6選!2枚持ちする時におすすめの組み合わせも紹介

クレジットカード メイン 最強

クレジットカードを発行するとき、下記のようなことを思った人もいるでしょう。

  • ポイント還元率が一番いいクレジットカードはどれ?
  • メインとして使うクレジットカードで一番のおすすめは?
  • クレジットカードは色々種類があるけれど、結局どれを選べば間違いない?

何枚も発行するわけにはいかないクレジットカードですから、最高の1枚を発行したいですよね。

そこで本記事では、ポイント還元率や使い続けるメリットなどの基準ごとに、メイン使い最強のクレジットカードを決めました。

また、カードを2枚組み合わせることで、さらに最強になるクレジットカードを紹介し、以下の内容も解説していきます。

  • クレジットカードの選び方
  • クレジットカード発行時の注意点

この記事を最後まで読むことで、あなたにとって最強のクレジットカードが見つかるでしょう。

もくじ

最強のクレジットカードとは?

最強のクレジットカードとは、ポイント還元率やサービス、あるいはステータスなどを意味する時に使われる言葉だと思います。

しかし、クレジットカードにはそれぞれ特徴があるため、全ての人におすすめできる最強のカードは決めるのが困難です。

最強のクレジットカードを決めるなら、まずはカードの何を重視するかを決める必要があります。

そこで本記事では下記6つの基準で、最強のクレジットカードを選びました。

  1. 若い世代向け
  2. 提携店の多さ
  3. 日常での出番の多さ
  4. ポイント還元率
  5. 使い続けるメリット
  6. 特別なサービスの有無

自分がクレジットカードに何を求めるのか、基準を決めた上で最強のクレジットカードを探していきましょう。

最強のメインクレジットカード6選

当記事で紹介する最強のメインクレジットカードは、以下の6枚です。

  1. JCBカードW
  2. 三井住友カード(NL)
  3. ビューSuicaカード
  4. リクルートカード
  5. エポスカード
  6. セゾンブルーアメックスカード

ちなみに、上記のカードはすべて一般ランクのカードになります。

ゴールドカードなど、上のランクのカードでおすすめを知りたい方は、以下の記事が参考になるでしょう。

ゴールドカード おすすめ【2023年最新】おすすめゴールドカードランキング14選!カードの選び方も解説

若い世代向け最強のJCBカードW

JCBカードWは18歳~39歳まで入会できるクレジットカードです。

JCB-CARD-W

画像引用:JCB-CARD-W

国際ブランド・JCB
年会費永年無料
ポイント還元率1.0~5.5%
ポイントの種類Oki Dokiポイント
ポイントアップ
適用例
・加盟店での利用
・ポイント優待サイト「Oki Doki ランド」経由
ポイント利用例・ギフトカードへの交換
・他社ポイントへの交換
申込可能年齢・18歳以上39歳以下の方(高校生不可/学生可)
・ご本人または配偶者に安定継続収入のある方
付帯サービス・ETC
・家族カード
付帯保険・海外旅行傷害保険
・ショッピングガード保険
電子マネー
タッチ決済
QUICPay
対応スマホ決済・Apple Pay
・Google Pay

また、若い世代から人気のスターバックスやAmazon、セブンイレブンなどがパートナー店になっており、利用時のポイント還元率が2%~5.5%と高い水準でしょう。

その上、年会費は永年無料なので、18歳から発行すれば末永く利用できるメインカードになるかもしれません。

たとえ、スタバなどの提携店を利用しなくても、通常時のポイント還元率も1%以上と高い水準です。

今後、あらゆる場所で買い物をしていく若い世代にとって、まさに最強のメインクレジットカードになるでしょう。

クレジットカード 学生 収入なし収入なしの学生でもクレジットカードは作れる?おすすめカードと合わせて解説

貯めたポイントはJCBプレモカードにチャージするとお得に使える

JCBカードWで貯まるポイントは、JCBが発行しているOki Dokiポイントです。

ちなみに、1,000円ごとの利用で1ptが貯まります。

そのOki Dokiポイントの使い方としては主に、以下の4種類があるでしょう。

  1. Amazonでの買い物に利用(1ptで3.5円)
  2. スタバのスターバックスカードにチャージ(1ptで4円)
  3. JCBカードWでの支払いに利用(1ptで3円)
  4. JCBプレモカード(プリペイドカード)へのチャージ(1ptで5円)

以上のように、Oki Dokiポイントは使い道によって1ptの価値が異なるので、使い方が重要になります。

おすすめとしてはやはり、1ptの価値が高いJCBプレモカードにチャージすることです。

JCBプレモカード

画像引用:JCBプレモカード

プレモカードはAmazonでも利用できるので、OkiDokiポイントのままAmazonで利用するよりも1.5円分お得になります。

プレモカードの発行に800円かかりますが、500円分がチャージされて利用できるので、実質の負担は300円です。それほど高くはないでしょう。

また、使い捨てではなくSuicaのように何度もチャージして使えるので、JCBカードWをメインで使うなら、早めに発行してポイントを有効活用すべきです。

コンビニ・飲食店で最強の「三井住友カード(NL)」

三井住友カード(NL)のNLとは、ナンバーレスの意味です。

国際ブランド 年会費 ポイント還元率 申込資格 付帯サービス
・VISA
・Mastercard
永年無料 0.5% 18歳以上(高校生不可) ・ETCカード
・家族カード
・バーチャルカード
付帯保険 利用可能な電子マネー ポイント利用例 ポイント適用例
海外旅行損害保険:最大2,000万円 ・三井住友カードiD
・Apple Pay
・Google Pay
・WAON
・PiTaPaカード
・街の店舗でスマホ決済
・カード決済に利用
・ANAマイルに交換
・対象の店舗を利用で最大5%還元
・選んだお店でポイント+0.5%
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三井住友カードNLは、以下の対象店舗などでポイントが最大5%還元されます。

  • マクドナルド
  • セブンイレブン
  • ローソン
  • すき家
  • サイゼリヤ
  • ドトール

タッチ決済を利用できればポイント還元率が追加で5%アップするので、最大10%のポイント還元も目指せるでしょう。

コンビニで買い物したり、日々の昼食で大手飲食チェーン店を利用したりする人には、三井住友カード(NL)が最強のクレジットカードになるはずです。

ナンバーレス対応の他、ApplePayやGooglePayにも対応しているので、利便性でも申し分ありません。

家族ポイントサービスで還元率が更にアップ

三井住友カードNLには、「家族ポイント」というサービスがあります。

家族ポイントとは、三井住友カードのwebサービス「Vpass」にて、カード所有者が家族を会員として招待すると、招待された人数分ポイント還元率が上がる仕組みです。

家族ポイントは最大5%までという上限はあるものの、以下の条件が揃えば飲食店で最大15%の還元が狙えるでしょう。

  1. 三井住友カードNLの提携店利用で5%還元
  2. タッチ決済の利用で5%還元
  3. 家族ポイントで5%の還元

また、提携しているマクドナルド、サイゼリヤなどは家族でも利用しやすいですから、一緒に食事をする家族を招待しやすいのも魅力です。

ポイント還元率が高い提携店で飲食店が多いことと、家族ポイントの仕組みは相性がいいので、家族で外食に行くことが多いなら、三井住友カードNLを利用すべきでしょう。

ちなみに、家族ポイントに招待する家族は、三井住友カードのなんらかのクレジットカードを持っていれば登録できます。

ただし、家族カードでは登録できないので注意してください。

都心の普段使いで最強の「ビュー・Suicaカード」

ビュー・Suicaカード(VIEWカード)はJR東日本が発行している、Suica機能付きのクレジットカードです。


ビュー・スイカカード

画像引用::ビューSuicaカード

国際ブランド 年会費 ポイント還元率 ポイントアップ適用例 ポイント利用例
  • VISA
  • MasterCard
  • JCB
524円 0.5%~5% モバイルSuicaで定期券を購入 Suicaへのチャージ
付帯サービス 付帯保険 利用可能な電子マネー 申込資格
  • ETCカード
  • JRE POINT
旅行保険(国内・海外) Suica 日本国内にお住まいで、電話連絡のとれる満18歳以上の方(高校生不可)
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Suicaにも使うごとに貯まる「JREポイント」があり、以下の場面でJREポイントを貯められます。

  • えきねっとでJRの切符を予約決済(3%)
  • モバイルSuicaでグリーン券を購入(3%)
  • モバイルSuicaで定期券を購入(3%)
  • Suica・モバイルSuicaでオートチャージ(1.5%)
  • その他(みどりの窓口、券売機)の利用(0.5%)

もちろんSuicaで買い物をしたり、クレジットカードとして公共料金を支払ったりした際でも、ポイントが貯まります。

つまり、JRを利用した電車での移動が多い都心の方には、普段使いで無理なくポイントが貯まるため、おすすめしたいメインカードです。

また、両親や子供がSuicaを利用しているなら、ビューカードの家族カードを発行することで、家族単位でポイントを貯められます。

年会費は524円ですが、Suicaとして毎日使うなら払う価値はあるでしょう。

貯まったポイントはビューカードのSuicaにチャージして、買い物や交通に利用できるので、使い道には困りません。

他のSuica機能付きカードとの比較

Suica機能付きのクレジットカードは、ビューカードを発行しているJR東日本が提供しているカードと、提携会社が発行しているカードの2種類があります。

具体的には以下の通りです。

カード名 年会費 発行会社 特徴
ビューSuicaカード 524円 JR東日本 定期券の購入が可能
ルミネカード 1,048円
※入会後1年間無料
JR東日本 ルミネ・ニュウマンでの決済がいつでも5%~10%割引
JALカードSuica 2,200円
※入会後1年間無料
JR東日本 JALマイルが貯まる
ビックカメラSuicaカード 524円
※初年度無料
※2年目以降も前年1年間でのクレジットカード利用があれば無料
JR東日本 ビックカメラのポイントが貯まる
イオンSuicaカード 無料
  • 株式会社みずほ銀行
  • 株式会社クレディセゾン
WAONポイントでSuicaにチャージできる
ANA VISA Suicaカード 2,200円
  • 全日本空輸株式会社
  • 三井住友カード株式会社
ANAのマイルが貯まる
みずほマイレージクラブカードセゾンSuica 無料
  • 株式会社みずほ銀行
  • 株式会社クレディセゾン
ポイント有効期限なし

JALやビックカメラなど自分がよく利用する店舗やサービスがあれば、それらのビューカードを作るといいでしょう。

ただ、特に利用する店舗がない方は、通勤や通学に特化したノーマルのビューSuicaカードがおすすめです。

ビューSuicaカードは唯一、定期券機能がついていますし、貯めたポイントで新幹線や特急を割り引いて利用できます。

いずれのビューカードも、JRを利用する機会の多い都心なら、普段使いとして最強のクレジットカードになれるでしょう。

通常時のポイント還元率最強の「リクルートカード」

リクルートカードは、通常時のポイント還元率で1.2%を誇ります。


国際ブランド 年会費 ポイント還元率 申込資格 付帯サービス
・VISA
・MasterCard
・JCB
永年無料 1.2%~4.2% 18歳以上(高校生不可) ETC:無料
※MasterCard・VISAの場合は発行手数料1,100円(税込み)
家族カード:無料
付帯保険 利用可能な電子マネー ポイント利用例 ポイント適用例
・国内旅行損害保険:最大1,000万円
・海外旅行損害保険:最大2,000万円
・ショッピング保険:年間200万円
・ 楽天Edy
・モバイルSuica
・SMART ICOCA
・auなたPontaポイントで携帯料金の支払い可能
・ホットペッパービューティーでリクルートポイントが使える
・貯まったポイントをPontaポイントに交換できる
リクルートと提携しているサービスやお店の利用で最大4.2%還元
横スクロールできます(スマホ)→

1.2%は数字的に低いと思った方もいるかもしれませんが、クレジットカードの通常時のポイント還元率は1%でも高い水準で、提携店以外では還元率が1%未満というカードも多いです。

ですから、どこで使っても還元率1.2%のリクルートカードは、ポイント還元率最強といってもいいでしょう。

また、リクルート系サービスのじゃらんnetでの予約・宿泊をリクルートカードで支払うと最大で11.2%還元されます。

貯まったリクルートポイントはホットペッパーグルメ、ビューティーなどでも利用できるので、日常的にリクルートサービスを利用する人は、更にお得に使えるでしょう。

ポイント還元 クレカおすすめポイント還元率の高いおすすめクレカ25選!還元率1%以上のカードを紹介

貯めたポイントをdポイントかpontaポイントに交換できる

どこでもポイント還元率が高いのがリクルートカードの魅力ですが、貯めたリクルートポイントをドコモのdポイントやauのpontaなど、大手ポイントに交換できるのもおすすめポイントです。

リクルートポイントをカード決済で利用してもいいですが、ポイントを交換してd払いやauPayにチャージして利用する方法もできます。

d払いやauPayは、リクルートポイントよりも使える場面が多いですし、還元率が上がるお得なイベント期間などもありますから、それらのQR決済サービスを利用している方はリクルートカードと組み合わせて使ってもいいでしょう。

また、QR決済が使えない場面では、クレジットカードのリクルートカードを使うなどして、QR決済の弱点を補うこともできます。

ゴールド会員を目指せる最強の無料カード「エポスカード」

エポスカードは使い続ける意味では、最強のクレジットカードです。

エポスカード

画像引用:エポスカード

国際ブランド 年会費 ポイント還元率 ポイントアップ適用例 ポイント利用例
・VISA 永年無料 0.5% ポイントUPサイト経由 ・商品との交換
・他社ポイントやマイルへの変換
・エポスVISAプリペイドカードへの移行
付帯サービス 付帯保険 利用可能な電子マネー 申込資格
・優待サイト「エポトクプラザ」
・一時的な増額サービス
・ETCカード
・バーチャルカード
・本人認証サービス
・エポスVISAプリペイドカード
・海外旅行傷害保険 ・モバイルSuica
・楽天Edy
・日本国内に在住の方
・18歳以上の方(学生可/高校生不可/未成年の場合は親権者同意書が必要)
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エポスカードは、一般カードで年間50万円以上利用すると、翌年から年会費無料のゴールドカードへ招待されます。

メインで使うクレジットカードなら、必然と利用額も増えるので、条件としては難しくないでしょう。

たくさん買い物をしてポイントが増えて満足、という方もいるかもしれませんが、エポスカードならゴールドカードへの招待が届くメリットもあります。

また、ゴールドカードになるメリットは、カードのサービスが下記のようにグレードアップする点です。

  • 空港のラウンジの無料利用
  • エポスポイント有効期限が2年から無制限になる
  • 対象店舗の中から3ショップまでポイント最大3倍にできる

クレジットカードのゴールドカードは年会費が数万円するため、持つことが難しいと思っている人もいるかもしれませんが、エポスカードなら無料で所持できます。

いつかゴールドカードを所持したいと考えている方には、無料で発行できるエポスカードが最強です。

ゴールドカード 年収ゴールドカードは年収どれくらいから持てる?目安とおすすめカードを紹介!

年会費無料なのに海外旅行時の保険が自動付帯している

エポスカードは、ゴールドランクのように海外旅行時の傷害保険が自動付帯している珍しい一般ランクのカードです。

年会費無料かつ、一般ランクの場合は「利用付帯」といって、旅行費用をカードで決済しなければ保険が適用されない傾向にあります。

しかし、エポスカードなら持っているだけで、海外で怪我や病気をした際に自動的に保険が適用されます。

そのため、海外旅行に行く前はエポスカードを発行して、お守りのように所持しておくと安心です。

また、現地通貨のキャッシングもできるので、無料カードとは思えないほど、海外でも活躍できるでしょう。

優待サービスが最強の「セゾンブルーアメックスカード」

ステータスとしてクレジットカードを自慢したい人には、セゾンブルーアメックスカードがおすすめです。

国際ブランド 年会費 ポイント還元率 申込資格 付帯サービス
American Express 3,300円(税込)
※26歳までは無料・26歳以上は初年度無料
0.5%~1.0% 18歳以上で連絡可能な方(高校生不可) ・ETC:無料
・海外用Wi-Fi・携帯電話レンタルサービス
・国内リゾートホテル「休暇村」優待
付帯保険 利用可能な電子マネー ポイント利用例 ポイント適用例
・国内旅行傷害保険:最高3,000万円
・海外旅行傷害保険:最高3,000万円
・ショッピング保険:年間最高100万円
・iD
・QUIC Pay
・Apple Pay
・300点以上の豪華アイテムと交換
・マイルかやほかのポイントと交換
・ギフト券に交換
QUICPayを利用するとポイント還元率が最大3%
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ポイント還元率は0.5%~1%と高くはありませんが、以下のように多様なサービスが準備されています。

  • 月末の金土日は全国のロフトで代金が5%割引
  • 国際線での手荷物配送サービス
  • 世界に拠点があるハーツレンタカーを最大20%割引で利用可能
  • 海外用Wi-Fi・携帯電話を優待料金でレンタル
  • その他、旅行や宿泊に関するサービス

アメックスカードは旅行に関するサービスが豊富な上、海外だとポイントが2倍になるため、旅行が好きな人にはメインカードになるでしょう。

また、アメックスは年会費が比較的高価でブランド的なカードなので、ステータスにもなります。

年会費がネックに感じた方もいるかもしれませんが、、セゾンブルーアメックスは26歳まで年会費が無料で、初年度なら誰でも年会費無料です。

翌年から3,300円の年会費が発生しますが、非日常的なサービスを受けたい方は、検討してみてはいかがでしょうか。

自慢できるクレジットカード自慢できるクレジットカードはこれ!ステータス性の高いおすすめカード8選!

ポイント有効期限なし!一生ポイントを貯められる

セゾンブルーアメックスカードで貯まるポイントは永久不滅ポイントといって、有効期限のないポイントです。

たとえばですが、一生ポイントを貯めることができるので、ポイントの使い道をゆっくり決めたい人や、たくさん貯めてから景品と交換したい人におすすめです。

また、永久不滅ポイントを自動運用してくれるセゾンカードのサービスもあるので、資産運用のように10年、20年と長い年月をかけて増やしていくのもいいでしょう。

もしも、18歳など比較的若くしてカードを取得したなら、年会費が発生する26歳になるまで気長にポイントを貯める使い方もできます。

有効期限のせいで焦ってポイントの使い方に後悔したり、ポイントが消滅してしまったりという経験がある方は、セゾンブルーアメックスカードでのんびりポイントを貯めてみませんか?

メインで使うクレジットカードの選び方

おすすめのクレジットカードが分かっても、結局悩んで決められない。

上記のような人へ、クレジットカードの選び方を解説します。

基本的には、以下のような基準でメインのクレジットカードを選ぶといいでしょう。

  1. 国際ブランドで選ぶ
  2. ポイント還元率で選ぶ
  3. 年会費で選ぶ
  4. 付帯サービスで選ぶ
  5. ポイントの使いやすさで選ぶ
  6. ポイントの有効期限で選ぶ
  7. 上位カードへの招待の有無で選ぶ
  8. 自分の日常生活と一致するカードを選ぶ

「ランキング上位だから」という理由で決めたカードでは、あなたの生活に合っていなくて後悔するかもしれません。

明確な基準を持って、自分でクレジットカードを選びましょう。

国際ブランドで選ぶ

クレジットカードの国際ブランドには、主に以下の種類があります。

  • VISA
  • MasterCard
  • JCB
  • AmericanExpress

どれを選んでも同じと、思われるかもしれませんが、利用者の割合を見ると以下のようにVISAが人気です。

調査対象者のおよそ半分の人がVISAを利用していて、JCBとMasterCardが次いで多い結果でしたが、なぜVISAカードが圧倒的に選ばれているのか。

それは、VISAカードが世界的に見ても、利用できる場所が多いカードだからです。

たとえば、JCBは会員数が世界で1億4千万ですが、VISAカードは世界で34億枚発行されています。

上記のように、世界中に利用者がいるVISAカードならどこでも使える可能性が高いでしょう。

日本国内で考えても、特にこだわりが無ければ国際ブランドはVISAカードにするのが無難です。

ちなみにですが、国際ブランドでVISAを選べるクレジットカードは、以下の5種類があります。

  1. 三井住友カード(NL)
  2. ビューSuicaカード
  3. リクルートカード
  4. ライフカード
  5. エポスカード

発行枚数参考サイト

ポイント還元率で選ぶ

ポイント還元率が高いカードを選びたい人は多いでしょう。

先ほど紹介した最強のクレジットカードでも、ポイント還元率を重視して選びました。

しかし、ポイント還元率が高いクレジットカードを選んでも、利用する機会がないとポイント還元率が高い意味がありません。

そこで、利用機会が多く、ポイント還元率が高いクレジットカードとして代表的な、楽天カードPayPayカードを紹介します。

楽天カード

楽天市場など、楽天サービスを利用する人は、楽天カードが向いているでしょう。

楽天カード

画像引用:楽天カード

国際ブランド 年会費 ポイント還元率 ポイントアップ適用例 ポイント利用例
・VISA
・MasterCard
・JCB
・American Express
永年無料 1.0〜3.0% ・楽天市場での買い物でポイント+2倍
・毎月5と0のつく日は楽天市場のポイント5倍
・楽天市場での支払いに充当
・楽天Edyへのチャージ
・楽天証券で投資に利用
付帯サービス 付帯保険 利用可能な電子マネー 申込資格
・ETCカード(オプション)
・家族カード(オプション)
・楽天ポイントカード機能
・海外旅行傷害保険(最高3,000万円)
・カード盗難保険
楽天Edy 18歳以上の方(高校生不可)
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楽天カードは通常時のポイント還元率も1%と高いですが、楽天市場での買い物や楽天モバイル、楽天トラベルなど関連サービスの利用で還元率が3%~5%にアップするなど、ポイントが貯まりやすい仕組みになっています。

また、貯めた楽天ポイントもマクドナルドなど、以下の全国的な店舗で利用できるので、無駄になりにくいです。

  • ファミリーマート
  • すき家
  • くら寿司
  • ビックカメラ

年会費も無料なので、楽天サービスを作るために発行してサブカードとして利用してもいいかもしれません。

PayPayカード

PayPayカードも楽天カードのように、PayPay関連サービスを利用することでポイントが貯まるクレジットカードです。

PayPayカード(JCB)
paypayカード
年会費 還元率 申込可能年齢 ポイントの種類
永年無料 1%~3% 満18歳以上(高校生除く) PayPayボーナス
付帯保険 付帯サービス 国際ブランド
- タッチ決済可能 Visa、Mastercard、JCB
横スクロールできます→

通常時のポイント還元率が1%のPayPayカードですが、ソフトバンク、Yahoo!系のサービスを利用すると還元率が最大で5%になります。

また、QR決済アプリのPayPayにPayPayカードを登録して後払い決済を行い、規定の条件をクリアすることで、還元率が最大1.5%にアップしますから、使い続けるメリットもあるでしょう。

日常の買い物や支払いをPayPayで済ましている方は、ぜひPayPayカードも発行してポイントを貯めてみませんか?

ちなみにですが、通常時のポイント還元率が1%以上のクレジットカードは、以下のカードがあります。

  1. JCBカードW
  2. リクルートカード

年会費で選ぶ

一般ランクのカードの場合、年会費は無料のカードが多いです。

一方でビューカードやアメックスカードのように、数百円~数千円の年会費が発生するカードもあります。

ただ、使う場面が多いメインカードなら、年会費を払う価値はあるでしょう。

たとえば、ビューカードはSuica機能が搭載されていたり、アメックスカードではポイントが無期限だったり、独自の優待サービスがあります。

自分が年会費を払ってでも利用したいサービスなら、有料カードを選んでもいいですし、特に強く利用したいカードがないなら無料のクレジットカードを選ぶといいでしょう。

年会費が無料のカードだと、以下のカードがおすすめです。

  1. 三井住友カード(NL):国際ブランドが豊富
  2. JCBカードW:通常時のポイント還元率が高い
  3. エポスカード:ゴールドランクへグレードアップを目指せる

付帯サービスで選ぶ

付帯サービスとは、アメックスカードのような優待サービスも含まれますが、保険や補償、ETCカード、家族カードの発行の有無などもです。

たとえば、JCBカードWには以下のような付帯サービスがあります。

  • ETCカードの発行
  • 家族カードの発行
  • 買い物保険
  • 紛失、盗難サポート

クレジットカードごとに保険や補償、優待サービスの内容が異なるので、重視する方はチェックしましょう。

付帯サービスでおすすめできるクレジットカードは、以下のカードです。

  1. エポスカード:海外旅行時の保険が自動適用
  2. ビューカード:国内、海外旅行ともに保険あり
  3. セゾンブルーアメックスカード:優待サービスが豊富

ポイントの使いやすさで選ぶ

受け取ったり、貯めたりしたポイントでも、使い道がなかったら無駄になってしまいます。

そのため、ポイント還元率が高くても、貯まったポイントを実際に使う機会があるか、発行前に考えましょう。

たとえば、ポイントの使い道としては主に以下の選択肢があります。

  • 景品と交換する
  • クレジットカード決済に利用する
  • 電子マネーなどにチャージする
  • 他サービスのポイントと交換する

蒸気を参考に、貯めたポイントの使い道を考えて、クレジットカードを選んでみてください。

ちなみに、以下のクレジットカードはポイントが利用しやすいのでおすすめです。

  1. JCBカードW:交換先が豊富
  2. ビューカード:Suicaにチャージして利用可能

ポイントの有効期限で選ぶ

クレジットカードにとって、ポイントの有効期限は重要です。

せっかく買い物をしてポイントを稼いだとしても、知らない間にポイントが消滅してしまうかもしれません。

そのためポイントの有効期限が長いものを選ぶと、上記のようにポイントが消滅する事態も避けやすいでしょう。

もちろん、予め有効期限を把握しておくことも大事です。

一般ランクだとポイントの有効期限は、獲得月から2年程度がほとんどですが、セゾンブルーアメックスカードは無期限です。

上位カードへの招待の有無で選ぶ

上位カードへの招待とは、ゴールドカードやプラチナカードへの切り替え案内のことです。

先ほど紹介したカードでは、エポスカードが該当します。

クレジットカードを育てたい、いつかランクの高いカードを持ちたい方は、招待制度のあるクレジットカードを選ぶといいでしょう。

ちなみにエポスカード以外だと、イオンカードセレクトがあります。

イオンカードセレクト

イオンカードセレクトは、年間50万円利用するとゴールドランクへの招待が届くでしょう。

国際ブランド 年会費 ポイント還元率 ポイントアップ適用例 ポイント利用例
Visa Mastercard JCB 無料 0.5% イオングループの対象店舗でのカード払い利用で+0.5%
※一部対象外店舗・対象外商品あり
・WAONポイントとして利用
・JALマイルへの交換
・商品との交換
付帯サービス 付帯保険 利用可能な電子マネー 申込資格
家族カード ETCカード ショッピング保険 WAON AEON Pay 18歳以上(高校生を除く)
横スクロールできます→

カードの名前の通り、イオングループでの利用がお得なカードでたとえば、イオンやダイエーで利用するといつでもポイント還元率が2倍になります。

そして、毎月10日はイオンカードWポイントデーで、ポイント2倍、20日・30日は「お客さま感謝デー」の対象店舗で5%割引です。

イオングループが生活圏にある方なら、メインカードとして利用すればゴールドランクを目指せるでしょう。

ちなみに、電子マネーのWAON機能も搭載されているので、貯めたポイントはWAONにチャージして無駄なく利用できます。

自分の日常生活と一致するカードを選ぶ

今まで紹介してきたクレジットカードたちは、それぞれ提携店舗や特定のサービスを利用するとお得になるカードです。

たとえば、Suicaを使わない人がビューカードを持っても、ポイントは貯まりませんし、旅行をしない人がアメックスカードを持っていても、サービスを利用する機会はありません。

ですから、自身が利用する店舗や、暮らし方に合うクレジットカードを選ぶようにしましょう。

ご自身のスマホのキャリアと同じクレジットカードにすることで、毎月の携帯料金の支払いからポイントが還元されることもありますから、身近な部分を見直してカードを決めてもいいかもしれません。

もしも、特に使うサービスなどがなければ、通常時のポイント還元率が高いJCBカードWや、リクルートカードがおすすめです。

2枚持ちでもっと最強になる組み合わせのクレジットカード

組み合わせることでポイント還元率が高くなったり、お得になるカードの組み合わせは以下のクレジットカードがあるでしょう。

  1. 三井住友カード(NL)とJCBカードW
  2. セゾンブルーアメックスカードとエポスカード
  3. リクルートカードとライフカード

1つの案として参考にしてみてください。

提携店の多さを活かしつつ弱点を補える三井住友カード(NL)とJCBカードWの組み合わせ

提携店でのポイント還元率が高い三井住友カード(NL)JCBカードWを組み合わせれば、大手チェーン店などで常に高いポイント還元率が期待できます。


三井住友カードNL JCBカードW
国際ブランド
  • VISA
  • MasterCard
JCB
年会費 永年無料 永年無料
ポイント還元率 0.5%~10% 1.0%~5.5%
ポイントの種類 Vポイント Oki Dokiポイント
ポイントアップ適用例
  • 加盟店での利用
  • タッチ決済利用
  • 加盟店での利用
  • ポイント優待サイト「Oki Doki ランド」経由
ポイント利用例
  • 決済利用
  • SBI証券での資産運用
  • ギフトカードへの交換
  • 他社ポイントへの交換
申込可能年齢 18歳以上(高校生不可)
※20歳未満の方は保護者の同意が必要
  • 18歳以上39歳以下の方(高校生不可/学生可)
  • ご本人または配偶者に安定継続収入のある方
付帯サービス
  • ETC
  • 家族カード
  • バーチャルカード
  • ETC
  • 家族カード
付帯保険 海外旅行傷害保険
  • 海外旅行傷害保険
  • ショッピングガード保険
電子マネー
タッチ決済
  • ID
  • WAON
QUICPay
対応スマホ決済
  • Apple Pay
  • Google Pay
  • 楽天Pay
  • Apple Pay
  • Google Pay

特にセブンやローソンなどのコンビニ、スターバックス、マクドナルドなどを日常的に利用する人の生活スタイルに合っています。

セブンイレブンやスタバではJCBカードWで、ローソンやマクドナルドでは三井住友カード(NL)と、使い分ければ高い還元率でポイントを貯められます。

また、JCBカードWの唯一の弱点といってもいい、国際ブランドをJCBの1つしか選べない部分を、三井住友カード(NL)なら補えます。

三井住友カード(NL)はVISAとMasterCardのどちらかを選べるので、JCBが使えないときでも、三井住友カード(NL)が利用できるでしょう。

ちなみに、三井住友カード(NL)はJCBブランドを選べないので、JCBのカードを持ちたい人にとっても、JCBカードWとの組み合わせはちょうどいいです。

海外旅行に行くならセゾンブルーアメックスカードとエポスカードの組み合わせ

海外旅行時の優待サービスが多いセゾンブルーアメックスカードと、海外旅行時の保険が充実しているエポスカードは、海外旅行時に最強の組み合わせといっていいでしょう。


セゾンブルーアメックスカード エポスカード
国際ブランド AmericanExpress VISA
年会費
  • 3,300円
  • 26歳以上は初年度無料
  • 26歳までは無料
永年無料
ポイント還元率 0.5%~10% 0.5%
ポイントの種類 セゾン永久不滅ポイント エポスポイント
ポイントアップ適用例
  • セゾンポイントモールの利用
  • 海外での利用
「EPOSポイントアップサイト」を経由してネットショッピングを利用
ポイント利用例
  • 決済利用
  • Amazonギフト券と交換
  • ポイント運用
  • ネットショッピング時の決済
  • 商品券、ギフト券と交換
  • 他社ポイントと交換
申込可能年齢 18歳以上のご連絡可能な方
  • 日本国内に在住の方
  • 18歳以上の方(学生可/高校生不可/未成年の場合は親権者同意書が必要)
付帯サービス
  • ETC
  • 家族カード
ETC
付帯保険
  • 海外旅行傷害保険
  • 国内旅行保険
  • ショッピング保険
海外旅行保険
電子マネー
タッチ決済
  • ID
  • QUICPay
  • 楽天Edy
  • QUICPay
  • 楽天Edy
対応スマホ決済
  • Apple Pay
  • Google Pay
  • Apple Pay
  • Google Pay
  • 楽天Pay

セゾンブルーアメックスカードは海外旅行時に、手荷物宅配や現地でのレンタカー、現地情報の案内など豊富なサービスを受けられるので、旅の負担を減らせます。

もちろん旅行傷害保険も付帯していますが、カードで旅行代金を決済しないと適用されない「利用付帯」です。

しかし、保険が「自動付帯」のエポスカードと組み合わせれば、セゾンブルーアメックスカードのデメリットも補えるでしょう。

海外ではポイントが2倍になるセゾンブルーアメックスカードをメインで使って、エポスカードは保険として所持したり、現地通貨を引き出したりする際に利用してもいいかもしれません。

提携店を気にせずポイントを貯めたい人向けのリクルートカードとライフカードの組み合わせ

通常時のポイント還元率が1.2%のリクルートカードと、1%のライフカードの組み合わせは、提携店を気にせずどこでもポイントを貯めたい方におすすめです。


リクルートカード ライフカード
国際ブランド
  • VISA
  • MasterCard
  • JCB
  • VISA
  • MasterCard
  • JCB
年会費 無料 無料
ポイント還元率 1.2%~4.2% 1.0%~2.0%
ポイントの種類 リクルートポイント LIFEサンクスポイント
ポイントアップ適用例 リクルートと提携しているサービスやお店の利用 「L-Mall」経由でのネットショッピング
ポイント利用例
  • 他社ポイントと交換
  • リクルートサービスでの利用
  • 景品と交換
  • 他社ポイントと交換
  • 商品券、ギフト券と交換
申込可能年齢
  • 18歳以上(高校生不可)
  • 本人または配偶者に安定した継続的な収入のある方
18歳以上(高校生不可)
付帯サービス
  • ETC
  • 家族カード
  • ETC
  • 家族カード
付帯保険
  • 海外旅行傷害保険
  • 国内旅行保険
  • ショッピング保険
電子マネー
タッチ決済
  • Suica
  • 楽天Edy
  • ID
  • 楽天Edy
対応スマホ決済
  • Apple Pay
  • Google Pay
  • 楽天Pay
  • Apple Pay
  • Google Pay
  • 楽天Pay

また、ライフカードは初年度のポイント還元率が1.5%で、誕生月は3%になります。

そのため、リクルートカードとの使い分けとしては、以下のように利用するといいでしょう。

  • ライフカード初年度のみメインで使う
  • 誕生月はライフカードをメインで使う
  • ライフカードのステージプログラムが上がった際はライフカードをメインで使う

上記のように、ライフカードは初年度や誕生月などで、一時的に通常時のポイント還元率がリクルートカードを上回るタイミングがあります。

また、ライフカードにはステージプログラム制度といって、年間利用額によって翌年度の還元率が最大2%になるなど、利用頻度によっては高い還元率を維持できるかもしれません。

そして、貯まったポイントはどちらのカードも、pontaやdポイントに交換できるので、各Pay払いなどにチャージすれば無駄になりにくいでしょう。

ライフカードに限れば、ANAマイレージやAmazonギフト券などにも交換できるので、ポイントの使い道も豊富です。

ちなみに、両方とも国際ブランドをJCB・VISA・MasterCardから選べるので、たとえばVISAとMasterCardを選べば、海外も含めて利用しやすい組み合わせにできるでしょう。

クレジットカードを発行するときに注意すること

クレジットカードを発行するときは、以下のように申し込みの段階から注意しましょう。

  1. 多重申し込みをしない
  2. すぐに解約しない
  3. カードの利用目的を決めておく

多重申し込みや、早期の解約はあなたの信用情報に関わってきます。

信用情報が傷つくと発行したいクレジットカードが、所持できないこともありえるので、注意しましょう。

多重申し込みをしない

多重申し込みとは、短期間で複数のクレジットカードを同時に申し込んでいる状況です。

たとえば、1ヶ月間に3枚のクレジットカードを申し込んでいる人は、多重申し込みと判断されるかもしれません。

多重申し込みをする人は、クレジットカードの利用限度額をいっぱいまで使用したり、経済的に困っていたりするなどの印象を、審査側に与える可能性があります。

上記のような理由から、多重申し込みは審査で不利になって落ちてしまうかもしれません。

そして、一度審査に落ちると6ヶ月間は、審査に落ちた事実が情報として保存されると、いわれています。

早く2枚のカードを揃えたくて同時期に申し込んだ結果、審査で不利になって2枚揃うまで更に時間がかかるかもしれません。

クレジットカードを発行する際は、1枚ずつ間隔を空けて申し込むといいでしょう。

すぐに解約しない

契約したクレジットカードをいざ使って微妙に感じても、すぐに解約はしない方がいいしょう。

なぜなら、短期間で解約して発行を繰り返していると、あなたの信用情報が不利になるかもしれないからです。

そのため、解約をするのは発行してから半年~1年後にしましょう。

あなたのクレジットカードの利用履歴をはじめ、解約や発行の履歴も、クレジットカードヒストリーといって、5年ほど保存されているといわれます。

軽率に解約した結果、履歴が5年間も残る可能性があるので、微妙なクレジットカードでも、信用情報のために半年間は持ち続けた方がいいでしょう。

カードの利用目的を決めておく

クレジットカードの利用目的を決めておけば、先ほど解説した短期間での解約も避けられるはずです。

ポイントのために発行したなら、ポイントも有効活用できますし、カードの存在を忘れることもないでしょう。

メインカードにしろ、サブカードにしろ、発行前に利用目的を決めるのは重要になります。

本当に自分に合うクレジットカードなのか、1年間使い続けられるカードなのか、サービスは無駄にならないかなど、よく考えてください。

電子マネーとクレジットカードはどちらがいい?

クレジットカードとは別に、電子マネーサービスがあります。

また、近年ではスマホアプリによるQRコード決済も普及してきました。

上記のサービスと比較した場合、クレジットカードを使い続ける必要はあるでしょうか。

現実を見ると、クレジットカードの利用枚数はゆるやかですが減少傾向です。

一方で、QR決済の利用者数は増加しています。

しかし、結論からいえば、クレジットカードを持って使い続ける価値はあるでしょう。

なぜなら、ここまで見てきたように、クレジットカードは決済をするだけのサービスではないからです。

クレジットカードは決済以外にも価値がある

電子マネーやQRコード決済は、クレジットカードのようにサービスを受けたり、大きな保険や補償があるわけではありません。

クレジットカードだからこそ受けられる割引や、空港ラウンジなどのサービスがあります。

また、一部のカードはステータスとしても示せるでしょう。

利便性で見ても電子マネー機能がついているクレジットカードもありますし、近年ではタッチ決済ができるようになり、利便性は向上しています。

それに、海外やオンライン通販でも決済の主流はクレジットカードですから、誰でも1枚はクレジットカードを所持する必要があるでしょう。

まとめ

クレジットカードはそれぞれに特徴があるため、本記事では以下の基準を設定して、メイン使い最強のクレジットカードを決めました。

  1. 若い世代向け
  2. 提携店の多さ
  3. 日常での出番の多さ
  4. ポイント還元率
  5. 使い続けるメリット
  6. 特別なサービスの有無

そして、以下のカードたちが本記事で選んだ最強のクレジットカードです。

  1. JCBカードW
  2. 三井住友カード(NL)
  3. ビューSuicaカード
  4. リクルートカード
  5. エポスカード
  6. セゾンブルーアメックスカード

また、クレジットカードの中には2枚持つことで、弱点を補ったり、ポイントを有効活用できたりするケースもありました。

たとえば、以下のクレジットカードの組み合わせなどがおすすめになります。

  1. 三井住友カード(NL)とJCBカードW
  2. セゾンブルーアメックスカードとエポスカード
  3. リクルートカードとライフカード

ただ、クレジットカードを2枚持つ場合は、どちらのカードをメインにするかが重要です。

メインカードとして選ぶ基準は、国際ブランド、保険や補償などで考えるといいでしょう。

結論として、最強のクレジットカードはあなたの生活スタイルによって決まるので、自分が利用する店舗やサービス、クレジットカードの使い道を整理して、最強のカードを決めていきましょう。

最強のクレジットカード選びに関するよくある質問

Q. 最強のクレジットカードはどれ?
A.

当記事では以下6つのカードを、最強のクレジットカードとして紹介しています。

  1. JCBカードW
  2. 三井住友カード(NL)
  3. ビューSuicaカード
  4. リクルートカード
  5. エポスカード
  6. セゾンブルーアメックスカード

選んだ理由やカードの詳細はこちらで紹介しています。

Q. クレジットカードでおすすめのメインカードは?
A.

おすすめのメインカードは、あなたのクレジットカードの使用目的によって異なります。
当記事ではメインのクレジットカードの選び方をこちらで紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

Q. クレジットカードのおすすめの組み合わせは?
A.

当記事では以下のクレジットカードの組み合わせをおすすめしています。

  1. 三井住友カード(NL)とJCBカードW
  2. セゾンブルーアメックスカードとエポスカード
  3. リクルートカードとライフカード

選んだ理由やカードの詳細はこちらでご確認ください。

Q. ポイント還元率が高いクレジットカードはどれ?
A.

通常時のポイント還元率が高いクレジットカードは、還元率1.2%のリクルートカードがあります。
リクルートカードの詳細はこちらでご確認ください。

Q. クレジットカードを複数発行するデメリットは?
A.

クレジットカードを複数枚発行すると、「多重申し込み」と思われて信用情報が傷つくなどのデメリットがあります。
当記事では、クレジットカードを申し込む際の注意点を解説しているので、こちらからご確認ください。