カードローン利用経験者150人に聞いた!借入金額と月々の返済金額・返済期間の目安

アイキャッチ

カードローンを利用したいけど、今の年収でどれくらい借りられるのか知りたい
今月の生活費補填に5万円借りたいけど、実際返済にどれくらいかかるのか把握したい

カードローンの利用を考えている方は上記のように「自分の年収ならどれくらい借りられるか」「月々にどれくらい返済することになるのか」といった点が気になるでしょう。

そこで本記事では、実際にアンケートをとった結果に基づいて「カードローン借入金額と返済金額・期間の目安」について解説していきます。

実際にカードローンを利用した人のリアルな声を参考にしたいという方は、ぜひ最後までご覧ください。

この記事でわかること

  1. カードローンの中で1番多く選ばれているのは消費者金融のカードローン
  2. 消費者金融では少額、銀行カードローンでは大きな金額の借入が比較的多い
  3. 借入希望金額が年収の3分の1以下であれば希望通りに借りられるケースが多い
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もくじ

「カードローンでの借入金額と月々の返済金額の目安」アンケート結果

アンケート イメージ

今回実施したアンケートの概要は以下の通りです。

【アンケートテーマ】:カードローン利用者の借入金額と返済金額の目安
調査方法:アンケート&自由回答
有効回答数:150
調査対象:カードローンの利用経験がある男女150人
調査期間:2023年04月15日~2022年04月17日
調査媒体:クラウドワークス
プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000069274.html
アンケート質問
  • どの金融機関のカードローンを選びましたか?
  • (消費者金融or銀行or信販会社)

  • カードローンから借入した金額はいくらですか?
  • (5万円以下〜500万円まで)

  • 月々いくら返済していましたか?
  • (2,000円程度〜3万円以上)

  • 完済にかかった期間はどれくらいでしたか?
  • (1ヶ月以内〜5年以上)

どの金融機関のカードローンが多く選ばれている?

借入金額と返済金額の目安を検証するにあたって、まずはカードローンの種類を以下の3つに分けて利用者の割合を勘定しました。

選ばれている金融機関

金融機関 割合
消費者金融 50.4%
銀行 37.2%
信販会社 12.4%

1番多いのは消費者金融で、銀行や信販会社のカードローンよりも大きな差をつけています。

消費者金融や信販会社のカードローンには、具体的にそれぞれ以下のようなカードローン会社が該当します。

各分類のカードローン例
消費者金融
アコム・プロミス・セントラル(中小)など
銀行カードローン
三井住友銀行カードローン・三菱UFJ銀行「バンクイック」など
信販系
オリックスマネー・オリコクレジット・クレディセゾンなど

カードローン会社の種類によって、多く借入されている金額帯が異なるため、借入を考えている金額にはどのカードローンが適しているか参考にしてみてください。

 

50%以上の人が消費者金融のカードローンを選んでいる

3種類に分けたカードローンのうち、最もよく選ばれているのは消費者金融というデータが得られました。

消費者金融の割合…50.4%

消費者金融は貸金業者が提供しているカードローンとして馴染み深く、銀行や信販会社がカードローンを提供していると知らない人にとっても思いつきやすいでしょう。

また、消費者金融カードローンは手続きが簡単で、Web上からでも手軽に申し込みができることも、消費者金融が選ばれている理由の1つとして考えられます。

  

消費者金融カードローンが選ばれる1番の理由は「審査・融資スピードの速さ」

消費者金融カードローンを選んだ人が、カードローン選びで重視していたポイントについて、以下のような回答が得られました。

消費者金融で重視したポイント

消費者金融カードローンを選ぶ上で重視したポイント
ポイント 割合
審査・融資スピードの速さ 69.1%
有名かどうか 16.0%
評判の良さ 8.5%
周囲へのバレにくさ 4.3%
無利息期間があるか 2.1%

言い換えれば、消費者金融のカードローンを選んだ理由と考えることもできるでしょう。

重視されているポイントとして最も多かったのは「審査・融資スピードの速さ」でした。

消費者金融のカードローンは融資スピードの早さが他のカードローンと比べて優れており、大手であれば最短で25分〜60分程度で借入できる商品も多く存在します。

続いて「有名かどうか(名前を知っている会社かどうか)」というポイントも重視されています。

消費者金融にはアコム・アイフル・プロミスなどの会社が該当しており、テレビCMにも露出しているため、安心感を覚えて借入先に選ぶ方も多いのではないでしょうか。

 

銀行カードローンを利用した人は全体の37.2%

銀行カードローンを利用した人の割合は全体の3割程度でした。

カードローンの種類 割合
消費者金融 50.4%
銀行 37.2%
信販会社 10.4%

銀行カードローンは消費者金融と比べて審査が厳しく、審査時間が長いというデメリットがある一方、金利の低さが大きなメリットです。

そのため「なるべく金利を抑えて借入したい」という人に多く利用されていると考えられます。

また、銀行は金融庁と連携をとっている公的な金融機関であるため、借入に対して不安や後ろめたさを感じにくいという点も理由になっているかもしれません。

  

口座をすでに持っている銀行のカードローンを選ぶ人が多い

銀行カードローンを選んだ人が、カードローン選びで重視していたポイントは以下のような割合で分かれています。

銀行カードローンで重視しているポイント

選んだ理由 割合
口座を持っている銀行がよかった 28.6%
審査・融資スピードの早さ 24.5%
有名かどうか 20.4%
評判の良さ 12.2%
金利の低さ 12.2%

すでに口座を持っている銀行のカードローンが良かった」と回答している人は全体の28.6%で、最も大きな割合を占めていました。

銀行カードローンは、提供元の銀行の口座を持っていなければ利用できない商品もあります。

上記の場合、口座を持っていない銀行のカードローンを利用するには、先に口座を開設してからカードローンに申し込まなければならない場合があります。

口座開設〜カードローン申し込みという2段階の手続きをおこなう手間を省くため、すでに口座を持っている銀行のカードローンが選ばれやすいのだと考えられます。

 

信販系カードローンを利用した人は全体の12%程度

信販会社のカードローンを選んだ人は、最も低く、全体の1割程度しかいませんでした。

信販会社のカードローンとは、具体的にオリックスマネーやオリコクレジット、クレディセゾンマネーカードローンなどの商品が含まれます。

信販系カードローンの利用者が少ないことは、信販会社がカードローンを提供しているという情報自体、認知度がそれほど高くないことが理由でしょう。

ただし、信販系カードローンの中にも魅力的な商品が多く存在するため、借入先の選択肢として検討するのがおすすめです。
アイキャッチ信販系カードローンおすすめ比較!特徴や審査基準についても徹底解説

  

信販系カードローンを選んだ人が重視していたポイントはバラバラ

信販系カードローンを選んだ人が重視していたポイントは以下のように分かれています。

信販系カードローン選びで重視したポイント

選んだ理由 割合
審査・融資スピードの早さ 39.1%
有名かどうか 17.4%
金利の低さ 17.4%
持っているクレカと同じ会社がよかった 8.7%

消費者金融や銀行に比べて、重視しているポイントは人それぞれバラつきが多く見られます。

その中でも最も大きな割合を占めていたのは「審査・融資スピードの早さ」でした。

信販系カードローンの中でも、オリックスマネーなどの商品は最短60分審査で即日融資に対応しているため、審査・融資スピードの早さを求めている人にも適しています。

消費者金融カードローンの借入金額と返済金額・借入人の年収相関

ここからは、消費者金融カードローンを利用した人からのアンケート結果をもとに、以下の点について解説していきます。

解説項目
  • 多かった借入金額・少なかった借入金額
  • 借入金額ごとの年収
  • 借入金額ごとの返済金額・返済期間
全体的な傾向としては、消費者金融では50万円以下の借入が多く、逆に51万円以上の大きな金額はあまり借入されていないという結果が出ています。

借入を考えている金額が50万円以下の方は消費者金融の利用が適しているといえるでしょう。

消費者金融では11万円〜50万円の金額帯の借入が最も多い

消費者金融の借入金額

消費者金融カードローンで借りられている金額帯で1番多いのは「11万円〜50万円」でした。

金額帯 割合
11万円〜50万円 39.8%
6万円〜10万円 22.6%
5万円以下 16.1%
51万円〜100万円 14.0%

知人に借りたり、頑張って貯金して作るにしては大きい金額であるため、カードローンで借入されることが多いのでしょう。

消費者金融で11万円〜50万円程度を借りた人の年収は年収200万円〜400万円程度が多い

消費者金融で11万円〜50万円程度を借りた人の年収は以下のように分かれています

11万円〜50万円の年収

年収 割合
200万円〜400万円 22人
401万円〜800万円 11人
101万〜200万円程度 4人
消費者金融から11万円〜50万円の金額帯を借入した人は、年収201万円〜400万円の人が1番多いようです。

また、11万円〜50万円の金額帯は、希望通りの希望額で借りられたと回答する人がほとんどでした。

消費者金融からの借入は総量規制の対象となるため、例えば50万円の借入を希望する場合は年収が150万円以上である必要があります。

11万円〜50万円という比較的低めの借入金額であれば、総量規制に抵触するケースが少ないため、希望通りに借入できるケースが多いのではないでしょうか。

消費者金融で11万円〜50万円借りた人の返済金額と返済期間の目安

11万円〜50万円の返済目安

月々の返済金額
返済金額 割合
10,000円〜20,000円程度 57.5%
20,000円以上 20.0%
6,500円〜9,000円程度 12.5%
4,500円〜6,000円程度 7.5%
消費者金融で11万円〜50万円借りた人の月々の返済額は「10,000円〜20,000円」が最も多いという結果が得られました。

消費者金融は借入金額ごとに約定金額が決められるケースが多く、11万円〜50万円の借入金額における約定返済額が10,000円〜20,000円になるケースが多かったのだろうと考えられます。

利用者の事情によって月の返済額を臨時で減らすことは可能な場合が多いですが、基本的には10,000円〜20,000円を返済することになると考えておくといいでしょう。

また、消費者金融で11万円〜50万円程度の借入をした人が完済までにかかった期間は、以下のように分かれています。

完済までにかかった期間
期間 割合
1年〜3年程度 14人
7ヶ月〜1年程度 10人
3年以上 4人
1ヶ月〜6ヶ月程度 3人

11万円〜50万円の借入金額を完済するのにかかった期間で最も多かったのは「1年〜3年程度」という回答でした。

利息を無視した単純計算で、1万円の返済を2年間続けると24万円の返済ができるため、返済金額と返済期間に整合性が感じられます。

消費者金融で11万円〜50万円程度の借入を検討している方は、借入から1年〜3年の間、毎月1万円〜2万円程度の返済負担がかかると考えておくといいでしょう。

消費者金融で2番目に多い借入金額帯は「6万円〜10万円」

消費者金融で2番目に多い借入金額帯は「6万円〜10万円程度」でした。

1番多かった金額帯11万円〜50万円と合わせて、消費者金融は中〜少額の借入で多く利用されているといえます。

中〜少額の借入を借りたい場合、外出先ですぐにお金を用意する必要があったり、クレジットカードや公共料金の支払いに間に合わせたりするために早く借りたいというケースが多いでしょう。

上記のようなケースで「早く借りたい」というニーズが、融資スピードが早い消費者金融と相性がいいため、多く利用されているのだと考えられます。

消費者金融で6万円〜10万円借りた人の年収は201万円〜400万円が最も多い

消費者金融で6万円〜10万円借りた人の年収は以下のようにまとめられます。

6万円〜10万円の年収

6万円〜10万円借りた人の年収
年収 割合
201万円〜400万円程度 13人
401万円〜800万円程度 5人
101万円〜200万円程度 3人

最も多かったのは201万円〜400万円でした。

また、消費者金融で6万円〜10万円借りたケースではほとんどの人が「希望通りの金額で借りられた」と回答しています。

先にも解説した総量規制の観点からみても、201万円〜400万円の年収があれば、6〜10万円の返済に十分な収入だと判断されやすいと考えられます。

消費者金融で6万円〜10万円借りた人の返済金額と返済期間の目安

6〜10万円の返済目安

月々の返済金額
返済金額 割合
4,500円〜6,000円程度 31.8%
6,500円〜9,000円程度 27.3%
10,000円以上 27.3%
2,500円〜4,000円程度 9.1%
消費者金融で6万円〜10万円円借りた人の月々の返済額は「4,500円〜6,000円」が最も多いという結果が得られました。

11万円〜50万円の借入金額では月々の約定返済額が4,500円〜6,000円になるケースが多いのでしょう。

当然ですが、6万円〜10万円を借りる場合と比べると月々に返済額がかなり少ないことがわかります。

また、消費者金融で6万円〜10万円程度の借入をした人が完済までにかかった期間は、以下のように分かれています。

完済までにかかった期間
期間 割合
1年〜3年程度 7人
7ヶ月〜1年程度 7人
1ヶ月〜6ヶ月程度 6人
3年以上 1人

6万円〜10万円の借入金額を完済するのにかかった期間は「7ヶ月〜1年程度」と「1年〜3年程度」が同じ人数でで最も多かったです。

消費者金融で6万円〜10万円程度の借入を検討している方は、借入から7ヶ月〜1年半、毎月4,500円ー〜6,000円程度の返済負担がかかると考えておくといいでしょう。

消費者金融では5万円以下の借入も多い

消費者金融での借入金額で3番目に多かったのは、5万円以下でした。

5万円以下の借入は公共料金やクレジットカード支払いなどにお金が足りない場合の補填としても利用されることが多いでしょう。

上記のようなケースでは借入できる早さが重要であるため、消費者金融との相性が良いです。

一時的な資金繰りのために「すぐ借りて、すぐに返す」というようなケースで5万円以下の金額が借入されていそうです。

5万円借りる5万円借りる方法を徹底解説!審査なしで借りる方法はある?

消費者金融で5万円以下を借りた人の年収は100万円以下だったケースもある

消費者金融で5万円以下の借入をした人の年収は、次のように分かれています。

5万円以下を借りた人の年収

注目すべきは、年収「50万円以下」「51万円〜100万円」という人も借入できたケースが存在する点でしょう。

利用者の年収
  • 51万円〜100万円…4人
  • 50万円以下…1人

上記のような年収帯の人は、パート・アルバイト主婦や学生アルバイトの人なども多いでしょう。

5万円以下の金額であれば、年収100万円以下で非正規雇用の方でも借入できる可能性は十分にあるといえます。

消費者金融で5万円以下借りた人の返済金額と返済期間の目安

返済目安

月々の返済金額
返済金額 割合
10,000円以上 44.4%
4,500円〜6,000円 27.8%
2,500円〜4,000円 16.7%
6,500円〜9,000円 11.1%
消費者金融で5万円以下を借りたケースでは、借入金額が小さいにも関わらず10,000円以上返済していた人が多いのが特徴です。

10,000円以上返済していた人は、消費者金融の無利息期間を生かして利息負担を抑えるため、早く返済することを目指していたと考えられます。

一方で、2,500円〜4,000円・4,500円〜6,000円ずつ返済していた人も多くみられます。

5万円以下の借入金額に対する約定金額は2,500円〜6,000円程度になる場合が多いため、上記の返済額が多いのも頷けます。

また、消費者金融で11万円〜50万円程度の借入をした人が完済までにかかった期間は、以下のように分かれています。

完済までにかかった期間
期間 割合
1ヶ月以内 3人
1ヶ月〜6ヶ月程度 11人
7ヶ月〜1年程度 3人

11万円〜50万円の借入金額を完済するのにかかった期間で最も多かったのは「1ヶ月〜6ヶ月」という回答でした。

借入金額が低ければ返済も半年以内に終わることが多いため「返済負担が長く続くのではないか」という心配はないでしょう。

消費者金融で50万円以上の借入は比較的少ない

消費者金融で50万円以上の借入をしている人の割合は、以下のようにまとめられます。

借入金額 割合
51万円〜100万円 14.0%
101万円〜200万円 7.5%
201万円〜500万円 0%

「51万円〜100万円」「101万円〜200万円」の金額帯を合わせても約25%にとどまっており、中〜少額の借入に比べて少ないことがわかります。

50万円以上の比較的大きな金額の借入が少ない理由として、金利が高いという点が挙げられるでしょう。

金利が高いことにより、借入金額が大きくなればなるほど、借入期間が長くなればなるほど支払う利息が大きくなるため、消費者金融での借入に向かないと言えます。

後の項目で解説しますが、51万円以上の大きな金額は消費者金融よりも銀行カードローンでの借入件数が多いです。

消費者金融で50万円以上の借入をした人で年収が200万円以下の人はいなかった

50万円以上の借入をした人の年収は、借入金額が低いケースよりも平均的に高いことがわかります。

51万円〜100万円の年収
101万円〜200万円の年収

50万円以上の借入をした人の中には、年収200万円以下の人はいないという点が特徴です。

借入金額が大きくなるほど、高い返済能力がなければ審査に通過しにくいため、利用者の年収も高くなるのでしょう。

借入を検討している方も、50万円を超える金額を希望する場合は年収200万円以上を目安に考えるといいでしょう。

消費者金融で51万円以上借りた人の返済金額と返済期間の目安

51万円〜100万円の返済めやす
101万円〜200万円の返済目安

消費者金融で51万円以上を借入した場合の返済金額は、2万円以上になるケースが多いです。

101万円〜200万円の借入金額帯では、2万円以上の返済金額が70%という高い割合になっています。

また、借入期間に関しては、51万円〜100万円までの金額帯では1〜3年、101万円〜200万円の借入金額帯では5年以上かかるケースが多くみられます。

借入金額が大きくなればその分借入金額が長くなるのは当然ですが、返済計画が少しずつズレやすい点には注意が必要です。

また、借入期間が長くなれば長くなるほど利息負担も大きくなるため、ボーナスなどの臨時収入があったタイミングで多めに返済していくといいでしょう。

銀行カードローンの借入金額と返済金額・年収との相関関係

ここからは、銀行カードローンを利用した人からのアンケート結果をもとに、以下の点について解説していきます。

解説項目
  • 多かった借入金額・少なかった借入金額
  • 借入金額ごとの年収
  • 借入金額ごとの返済金額・返済期間

銀行カードローンは100万円を超える大口借入が他の金融機関に比べて多い点が特徴です。

借入を希望する金額が100万円を超えるという方は、これから解説する銀行カードローンの借入金額と返済金額・返済期間の目安を参考にしてみてください。

銀行カードローンでも11万円〜50万円の金額帯の借入が最も多い

銀行カードローンの借入金額

消費者金融と同じく、銀行カードローンでも1番多い借入金額帯は11万円〜50万円でした。

金額帯 割合
11万円〜50万円程度 45.1%
51万円〜100万円 13.7%
5万円以下 15.7%
101万円〜200万円 9.8%

ただし、銀行カードローンの方が消費者金融に比べて10万円以下の少額借入の割合が少ないため、11万円〜50万円の借入金額帯に集中しています。

銀行カードローンで11万円〜50万円を借りた人の年収はどれくらいが多い?

銀行カードローンで11万円〜50万円を借りた人の年収は、以下のように分かれています。

銀行で11万円〜50万円借りた人の年収

年収 割合
200万円〜400万円 22人
401万円〜800万円 11人
101万〜200万円程度 4人

多いのは100万円〜200万円・200万円〜400万円の金額帯です。

消費者金融に比べて年収200万円〜400万円の人の割合が大きく、やや高収入の人が多い印象です。

銀行カードローンで11万円〜50万円借りた人の返済金額と返済期間の目安

11万円〜50万円の返済目安

月々の返済金額
返済金額 割合
10,000円〜20,000円 41.2%
20,000円以上 21.5%
4,500円〜6,000円 14.7%
6,500円〜9,000円 11.8%

銀行カードローンも消費者金融と同じく、11万円〜50万円借りた人の月々の返済額は「10,000円〜20,000円」が最も多いという結果が得られました。

一方で、4,000円以下・4,500円〜6,000円の返済額だった人も多いのが特徴的です。

銀行カードローンは消費者金融や信販会社のカードローンに比べて約定金額が小さい商品が多いため、月々の返済額が低いケースも多いのだと考えられます。

銀行カードローンで2番目に多い借入金額は5万円以下

銀行カードローンで2番目に多かった借入金額は5万円以下でした。

5万円以下という金額帯は借入のハードルが低く、返済もすぐに終えられるため、気軽に利用されているのだろうと考えられます。

銀行カードローンで5万円以下を借りた人の年収はどれくらいが多い?

銀行カードローンで5万円以下の借入をした人の年収は、次のように分かれています。

5万円以下の返済目安

5万円以下の借入をした人の年収で1番多いのは201万円〜400万円程度でした。

借入金額に関係なく、銀行カードローンを利用する人は年収が201万円〜400万円程度の人が多いという傾向が見られます。

一方で、年収50万円〜100万円の人も少なからず存在します。

借入金額が低ければ、求められる返済能力も低くなるため、必ずしも200万円〜400万円程度の年収がなくても借入できる可能性があります。

銀行カードローンで5万円以下を借りた人の返済金額と返済期間の目安

銀行カードローンで5万円以下を借りた人の返済金額と返済期間は、以下のようにまとめられます。

返済目安

月々の返済金額
返済金額 割合
2,500円〜4,000円程度 50%
4,500円〜6,000円 16.7%
6,500円〜9,000円 16.7%

銀行カードローンで11万円〜50万円借りた人の月々の返済額は2,500円〜4,000円が最も多いという結果が得られました。

銀行カードローンは消費者金融や信販会社のカードローンに比べて約定金額が小さい商品が多いため、月々の返済額が低いケースも多いのだと考えられます。

銀行カードローンでは50万円〜100万円・101万円〜200万円・200万円〜500万円程度の大口借入件数も多い

費者金融で50万円以上の借入をしている人の割合は、以下のようにまとめられます。

借入金額 割合
51万円〜100万円 13.7%
101万円〜200万円 9.8%
201万円〜500万円 11.8%

消費者金融では51万円以上を借入されている割合が20%程度にとどまっていたことを考えると、銀行カードローンは51万円以上の借入割合が多いといえます。

50万円以上の比較的大きな金額の借入が多い理由として、銀行カードローンは金利が低いという点が挙げられるでしょう。

借入金額が大きくなればなるほど、借入期間が長くなればなるほど、支払う利息を抑えるために金利が低いカードローンを選ぶ重要性が大きくなります。

50万円以上の大きな金額を借りたい場合は、金利が低く計画的な借入に適している銀行のカードローンが選ばれやすいのでしょう。

銀行カードローンで51万円以上の借入をする人は年収も高い



銀行カードローンで高額借入をした人の年収は、上記のように高めであることがわかります。

特に101万円を超えるケースでは、年収401万円〜800万円・800万円以上の人が多かったです。

やはり大口の融資を認められるのは、年収が高く、高い返済能力が認められた人に限るのでしょう。

銀行カードローンで51万円以上借入した場合の返済金額・返済期間の目安



銀行カードローンで51万円以上借入して下場合においては、月々の返済金額が2万円〜5万円のケースが多いようです。

201万円〜500万円の借入金額帯では、月に5万円以上の返済をしていた人最も多いようです。

返済期間については、1年〜3年・3年〜5年の期間が最も多くなっています。

銀行カードローンは金利が低く、大口の借入に適していますが、月々の返済期間は決して軽くないということを覚えておきましょう。

上の図を参考に、51万円〜100万円借りる場合は1〜3万円を1年〜3年、100万円以上を借りる場合は1〜5万円の返済を3年〜5年程度続けることになるという目安で考えておきましょう。

銀行カードローンでは6万円〜10万円程度の借入はあまり見られない

銀行カードローンでは、6万円〜10万円程度の借入はあまり多くないようです。

6万円〜10万円程度の借入金額帯は、消費者金融では1番多い借入金額帯となっています。

そのため、6万円〜10万円程度を借入するには銀行カードローンよりも消費者金融が選ばれていると考えられます。

銀行カードローンでは6万円〜10万円程度を借りた人の年収は51万円〜200万円が多い

銀行カードローンでは6万円〜10万円程度を借りた人は、51万円〜100万円程度・101万円〜200万円程度の人が多かったです。

「銀行カードローンは高収入の人しか借入できない」というイメージが持たれやすいですが、6万円〜10万円程度なら51万円〜100万円程度の年収でも借入できるケースも少なくないです。

銀行カードローンでは6万円〜10万円を借りた場合の返済金額・返済期間の目安

銀行カードローンで6万円〜10万円を借りた人の返済金額と返済期間は、以下のようにまとめられます。

6万円〜10万円の返済目安

月々の返済金額
返済金額 割合
1万円以上 66.7%
2,500円〜4,000円程度 22.2%

銀行カードローンで6万円〜10万円借りた人の月々の返済額は「10,000円〜20,000円」が最も多いという結果が得られました。

一方で、4,000円以下・4,500円〜6,000円の返済額だった人も多いのが特徴的です。

銀行カードローンは消費者金融や信販会社のカードローンに比べて約定金額が小さい商品が多いため、月々の返済額が低いケースも多いのだと考えられます。

信販系カードローンの借入金額と返済金額・年収との相関関係

ここからは、消費者金融カードローンを利用した人からのアンケート結果をもとに、以下の点について解説していきます。

解説項目
  • 多かった借入金額・少なかった借入金額
  • 借入金額ごとの年収
  • 借入金額ごとの返済金額・返済期間

それぞれ順番に見ていきましょう。

信販系カードローンでも1番多く借入されている金額帯は11万円〜50万円

消費者金融と同じく、銀行カードローンでも1番多い借入金額帯は11万円〜50万円でした。

信販系カードローンの借入金額

金額帯 割合
11万円〜50万円程度 33.3%
5万円以内 27.8%
6万円〜10万円 22.2%
50万円以上 16.7%

11万円〜50万円程度の借入は、消費者金融・銀行・信販系カードローンと、種類のカードローンに共通して最も利用者が多い借入金額です。

11万円〜50万円程度の借入金額は、カードローン全体で最も借入されている金額帯と考えられます。

信販系カードローンで11万円〜50万円を借りた人の年収はどれくらいが多い?

信販系カードローンで11万円〜50万円を借りた人の年収は、以下のように分かれています。

年収

上の図のように、信販系カードローンの利用者には、401万円〜800万円の年収の人が多かったです。

カードローンの提供元としてあまり馴染みのない信販会社のカードローンを利用する人は、お金やローン商品のついての知識が豊富で、収入が高い人が多いことが想像されます。

逆に、カードローン利用をあまりしたことがない若年層は消費者金融などのカードローンを利用することが多いこともあり、信販系カードローンの利用者は年収が高いという傾向がみられるのでしょう。

信販系カードローンで11万円〜50万円程度を借りた場合の返済金額・返済期間の目安

返済の目安

月々の返済金額
返済金額 割合
10,000円以上 58.3%
4,500円〜6,000円 16.7%
4,000円以下 16.7%
信販系カードローンで11万円〜50万円借りた人の月々の返済額は「10,000円以上」が最も多いという結果が得られました。

利用者の事情によって月の返済額を臨時で減らすことは可能な場合が多いですが、基本的には10,000円〜20,000円を返済することになると考えておくといいでしょう。

また、信販系カードローンで11万円〜50万円程度の借入をした人が完済前にかかった期間は、以下のように分かれています。

完済までにかかった期間
期間 割合
1年〜3年程度 5人
3年以上 2人
7ヶ月〜1年程度 1人
1ヶ月〜6ヶ月程度 1人

11万円〜50万円の借入金額を完済するのにかかった期間で最も多かったのは「1年〜3年程度」という回答でした。

信販系カードローンは10万円以下の少額借入でも多く利用されている

信販系カードローンで借入されている金額のうち、11万円〜50万円の次に多いのは、10万円以下の金額帯でした。

金額帯 割合
11万円〜50万円程度 33.3%
5万円以内 27.8%
6万円〜10万円 22.2%
50万円以上 16.7%

細かく言えば5万円以下・6万円〜10万円程度の借入金額が、2番目・3番目に多いという結果でした。

信販系カードローンは消費者金融と同じく、金利が高い代わりに審査・融資スピードが早い商品が多いため、手軽かつスピーディに少額を借りたい人に多く利用されていると考えられます。

信販系カードローンで10万円以下を借りた人の年収は51万〜100万円程度が多い

信販系カードローンで10万円以下を借りた人の年収は以下のように分かれています。

6万円の年収
5万円以下借りた人の年収

最も多いのは51万〜100万円程度の年収帯で、他の種類のカードローンと比べて低い年収帯の人が多いという結果でした。

信販系カードローンは借入限度額の下限が1万円〜に設定されていたり、借入も1,000円単位でおこなえる商品が多いため、年収がそれほど多くない方にも利用されているのかもしれません。

信販系カードローンで10万円以下を借りた人の返済金額と返済期間の目安

6〜10万円の年収
5万円いいかの年収

信販系カードローンで10万円以下を借りた人の月々の返済額は「4,500円〜6,000円」が最も多いという結果が得られました。

利用者の事情によって月の返済額を臨時で減らすことは可能な場合が多いですが、基本的には4,500円〜6,000円を返済することになると考えておくといいでしょう。

信販系カードローンで10万円以下の借入をした人が完済するのにかかった期間で最も多かったのは6ヶ月以内または7ヶ月〜1年という回答でした。

また、1ヶ月以内に返済した人がいませんでしたが、これは信販系カードローンに、無利息期間がない商品が多いことが理由として挙げられるでしょう。

信販系カードローンでは51万円以上借入している人の割合は低い

信販系カードローンでは、50万円〜500万円の大口借入をした人の割合は非常に低かったです。

具体的には、51万円〜100万円・101万円〜200万円・201万円〜500万円それぞれの金額帯を借入した人が1人ずつしかいませんでした。

上記のように大きな金額を借りたい場合は、金利が低く計画的な借入に適している銀行のカードローンが選ばれやすいのでしょう。

また、信販系カードローンは借入限度額が消費者金融や銀行と比べて低い商品も少なくありません。

カードローン 借入限度額
JCBカードローンFAITH 500万円
三菱UFJニコスローンカード 500万円
クレディセゾンマネーカード 200万円

借入限度額が低いことも大口借入に信販系カードローンが選ばれない1つの理由ではないでしょうか。

信販系カードローンで51万円以上借りた人の年収

年収
年収

信販系カードローンで51万円〜100万円・101万円〜200万円借りた人の年収は、それぞれ201万円〜400万円程度でした。

ただし、信販系カードローンも消費者金融と同じく、総量規制の対象となるため、借入金額の3倍の年収がなければ借入ができません。

信販系カードローンで51万円以上借りた場合の返済金額・返済期間目安


それぞれ借入金額に該当する回答者が1人ずつしかいないため、あくまで目安として参考にしてみてください。

借入金額 返済金額 返済期間
51万円〜100万円 6,500円〜9,000円 1年〜3年
101万円〜200万円 1万円〜3万円 3年〜5年
信販系カードローンで51万円以上の金額を借りた人の月々の返済額は「10,000円〜20,000円」が最も多いという結果が得られました。

利用者の事情によって月の返済額を臨時で減らすことは可能な場合が多いですが、基本的には10,000円〜20,000円を返済することになると考えておくといいでしょう。

また、信販系カードローンで11万円〜50万円程度の借入をした人が完済までにかかった期間は「1年〜3年程度」という回答をいただきました。

初回借入以降に再度借入をした人は約50%

カードローンで初回借入以降に再度借入をした人は半数程度です。

2回目以降の借入について
  • 2回目以降の借入をした…71人
  • 初回借入以降借入していない…79人

逆に、初回借入以降に借入をしていない人は、お金がピンチになった時だけカードローンに頼り、解決して以降は借入を繰り返すことなく、自身の収入で生活資金をやりくりできているのだと考えられます。

2回目以降の借入は初回借入時よりも小さい金額が多い

2回目以降の借入金額について、初回借入金額と比べて大きかったか、小さかったか、という質問をしてみました。

2回目以降の借入金額
  • 2回目の借入金額の方が大きかった…14人
  • 2回目の借入金額の方が小さかった…38人
  • 同じくらいの金額だった…20人

1番多かったのは、初回借入よりも2回目以降の借入金額が小さかったという回答でした。

1度目は何らかの目的のためにまとまったお金を借りた人が、その後細かい生活費の補填にカードローンを再度利用しているケースが多いのではないかと感あえられます。

1度カードローンを契約しておけば、今後お金に困った時に申し込みをせず、すぐに借入できるため非常に便利です。

まとめ

カードローンでは、5万円以下の金額から500万円まで、幅広い金額の借入に利用されています。

中でも、借入されている金額として最も多かったのは11万円〜50万円程度で、消費者金融・銀行・信販系問わず大きな割合を占めていました。

11万円〜50万円程度の金額を借入する場合、年収や返済金額・返済期間の目安は以下のようにまとめられます。

11万円〜50万円程度借りる場合
  • 年収の目安…200万円〜400万円の人が多い
  • 月々の返済額目安…1万円〜2万円の人が多い
  • 完済までにかかる期間の目安…1年〜3年程度の人が多い

当然、借入金額が大きくなるほど利用者の年収・月々の返済額はどちらも高くなり、借入期間も長くなる傾向にあります。

自身の借りたい金額では、どれくらいの年収。返済金額・返済期間が目安になるのか事前に把握しておけば、返済計画も立てやすいはずなので、ぜひ今一度チェックしてカードローン利用を検討してみてください。

カードローンについてのよくある質問

Q. 1番多く選ばれているのはどの金融機関のカードローンですか?
A.

カードローンを以下の3種類の金融機関に分けると、1番多くの人に選ばれているのは消費者金融のカードローンです。

・消費者金融:50.4%
・銀行カードローン:37.2%
・信販系カードローン:12.4%

Q. カードローンで多く借入されている金額はどれくらいですか?
A.

カードローンで最も多く借入されている金額は、11万円〜50万円程度でした。

消費者金融・銀行・信販系カードローンで共通して最も高い割合を占めています。

Q. 11万円〜50万円程度の借入をすると、返済金額・返済期間はどれくらいになることが多いですか?
A.

11万円〜50万円程度の金額を借入した場合、1番多かった返済金額・返済期間は以下のとおりです。

月々の返済金額:1万円〜2万円
返済期間:1年〜3年程度

Q. 10万円以下の金額を借りる場合は、返済金額・返済期間はどれくらいになることが多いですか?
A.

10万円以下の金額を借入した場合、1番多かった返済金額・返済期間は金融機関ごとに傾向が少し異なります。

消費者金融・信販系カードローンの場合
月々の返済金額:4,500円〜9,000円程度
返済期間:6ヶ月〜1年程度

銀行の場合
月々の返済金額:2,500円〜6,000円程度
返済期間:6ヶ月〜1年程度

Q. 51万円〜100万円程度の借入をすると、返済金額・返済期間はどれくらいになることが多いですか?
A.

51万円〜100万円程度の金額を借入した場合、1番多かった返済金額・返済期間は金融機関ごとに傾向が少し異なります。

消費者金融・信販系カードローンの場合
月々の返済金額:1万円〜2万円以上
返済期間:1年〜3年程度

銀行の場合
月々の返済金額:6,500円〜9,000円程度または1万円〜3万円程度
返済期間:1年〜3年程度