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不動産担保融資一口メモ

不動産ローン・融資 の返済方法と返済額④(バルーン返済)

不動産ローン・融資 における返済方法にはいくつか種類があります。
ローンの資金使途、お客様の返済プラン、月々の返済可能額に応じて無理をせず、できれば余裕をもって決めることが大切です。

④バルーン返済
バルーン返済は、「テールヘビー」とも呼ばれ、想定期間に基づいて計算した元利均等返済金額(または元金均等返済金額)を支払い、最終回に残元金を一括で支払う返済方式をいいます。
最終回に残元金を支払うため、支払金額が最後に大きく膨らむ形が「バルーン(風船)」に似ていることからきた名前です。
例えば、不動産融資などにおいて、「元利均等返済」または「元金均等返済」の方式で、返済期間20年の計算で毎月の返済額(元利金)を決定する一方で、金銭消費貸借契約の返済期間は5年とし、最終回にその時点の残元金を一括で返済するケースなどが挙げられます。

特徴・・・元利均等返済でも、元金均等返済でも使われます。
     バルーン返済は、一定期間後に返済資金が準備できる見込みがある顧客が、
     それまでの間に少しずつでも元金を減らしておこうと考える場合などに向いています。
     また、一定期間後に、更新することを前提にバルーン返済を利用する場合もあります。(更新型)

注意点・・・更新型でない場合は、借入期限に残元金を一括返済するため、
       元金返済の原資をしっかり準備する必要があります。
       また、更新型の場合は、更新時の金利の設定、当初の期間の間に返済が遅延した場合、
       担保評価額に変動があった場合など、どのような形で更新がされるのか
               しっかり確認する必要があります。

用途・・・住宅ローン、不動産担保ローン、リフォームローン、ビジネスローン

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